DAYONEその後
評価:
木暮晋也,小泉今日子,DR.CHEEK,菊地成孔,かせきさいだぁ,中森泰弘,ハラミドリ,エリー・グリーンウィッチ,HICKSVILLE,朝本浩文 エピックレコードジャパン --- (1996-08-21) |
市井由理、約20年ぶりに公の場 キレキレのラップを披露(9月3日 Yahoo!ニュース)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170903-00000546-sanspo-ent
「DA.YO.NE」などのヒット曲で知られるEAST END×YURIの市井由理(44)が3日、男性4人組ヒップホップグループ、MAGiC BOYZの初アルバム「第一次成長期〜Baby to Boy〜」の発売イベントに登場。約20年ぶりに公の場に姿を見せた。
市井は「DA.YO.NE」でNHK紅白歌合戦に出場するなど、女性ヒップホップアーティストのパイオニア的存在。絶頂期の1997年に英国への留学を機に芸能活動を休止していた。
市井が参加したのは、マジボの新曲「パーリーしようよ」。マジボの4人から「ヒップホップのレジェンドから学びたい」とオファーされ、「私がデビューした頃と同じ年代の子たち。やってみようと思った」と活動再開の理由を説明した。
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【MAGiC BOYZ×YURI】パーリーしようよ【MV】(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=WOmTcrk5bDY
高校生3MCトーマ・リュウト・マヒロ、小学生1DJジョーからなるHIPHOPグループ MAGiC BOYZ
「パーリーしようよ」は、PES (RIP SLYME)プロデュースの楽曲で、いつまでも仲間と一緒にいたい・パーティーしていたいという、楽しい時間が終わってしまう少し切ない気持ちを夏の終わりに重ねて表現した、MAGiC BOYZ と同世代も市井由理と同世代も共通で、誰もが共感できる、ちょっぴりエモーショナルな楽曲。
ミュージックビデオは、新進気鋭の映像監督かとうみさとが手掛け、MAGiC BOYZメンバーのひと夏の思い出がぎっしり詰まった見所満載の映像に仕上がっており、彼らを優しく見守るような、市井由理20年ぶりの歌唱シーンも必見。
EAST ENDプラスYURIというグループは、イーストエンドという男2人か3人組に元東京パフォーマンスドールの市井由理を迎え、ジョージベンソンをサンプリングした「DAYONE」というチャラい感じのラップで人気を博した。市井と親交のあるRIP SLYMEのPESが作詞作曲とあるように、ルーズ・ハイソのハイブリッド世代の人気グループだったリップスライムはイーストエンドの流れをくんでおり、現在大塚愛の夫であるSUやライムスターの宇多丸がDAYONEのミュージックビデオに出演しているし、市井氏もいっとき猿の絵のついた服屋のNIGO(現在牧瀬里穂の夫)と夫婦関係にあり、去年くらいにリップスライムの人がやってるラジオにイーストエンドのGAKU MCが出演していたのも聞いた。
DAYONEが発売されたのはくしゅくしゅ時代末期の1994年の夏で、同じ東京パフォーマンスドール出身の篠原涼子による小室ソング「恋(いと)しさとせつなさと心強さと」とほぼ同時期、私の記憶によればいづれもいきなり人気が出たのではなく、ジワジワとクチコミで売り上げを伸ばしていったように思う。くしゅくしゅソックス時代はアイドルがパッとしない時代だったこともあって東京パフォーマンスドールにはヒットがなかったのだが、市井・篠原両氏だけでなく、穴井由子をバラエティでよく見かけるようになったり、大阪パフォーマンスドールのメンバーが今田耕司、東野幸治とともにDAYONEの大阪弁バージョン「SOYANA」を発表したこともあって東京パフォーマンスドールも一瞬だけ注目された。
しかしルーズソックス時代に入るとロックバンドが復権、J-POPは街じゅう、欲望、仲間たち、本当の自分・・・みたいな、孤独や激しい衝動をテーマとした歌に人気が集中し、DAYONE以降もいい感じやな感じ、MAICCAなどくしゅくしゅ時代の軽薄さから脱却できなかったEAST ENDは、脱B級化著しいルーズソックス時代の荒波は生き残れなかった。また篠原涼子も小室さんが朋ちゃんにハマりだしたせいかかなり早い時期に小室ファミリーから外れたために恋しさ〜以降のヒットはなく、ルーズソックス時代にはごっつええ感じくらいでしか見かけなかったし、忌野清志郎とのデュエットで裸同然になったりキッスしまくるなどやけっぱちのように思えた。
篠原涼子がその後女優でブレイクしたいっぽう、市井由理はNIGOとも離婚して本当に何をしているか分からなかったのだが、くしゅくしゅ時代再来のあおりでこのたび20年ぶりに公の場に姿を見せたのだという。EAST ENDはというと、ラップ担当のGAKUがミスチルの桜井和寿と親交が深く、小林武史がやっていたap bankっていうロハスな運動にも取り込まれてキャンドルナイトの歌なんかも歌っていたし、10年ぐらい前東京FMでロハスな人ばっかり出てくるラジオもやっててその番組で冷えとり服部みれいを知った。
https://www.amazon.co.jp/dp/4902256398
GAKU-MCの本にキャンドルナイトと関係のあるセヴァンスズキやマエキタミヤコの名前もあった。この本が出ているA-Worksって会社のもとになってるのがナカムラミツルの胎内記憶の絵本とか出してる「本を読まない人の出版社サンクチュアリ出版」。
よくあるご質問(サンクチュアリ出版)
http://www.sanctuarybooks.jp/q_a/q_a_sonota.php
“A-Works”と“サンクチュアリ出版”の違いは?サンクチュアリ出版は、現・A-Works代表の高橋歩が、「自分の本を出して世の中に広めたい」という理由で1995年に立ち上げた会社です。しかし1998年、高橋歩が世界一周冒険旅行に旅立つのをきっかけに、サンクチュアリ出版は当時営業部長だった鶴巻謙介に譲り渡されました。そのままサンクチュアリ出版は存続。一方、2003年に「書籍だけではなく、様々な作品を自由に生み出していきたい」という高橋歩の新たな想いからA-Worksという別の会社が誕生しました。
<A-Works>と<サンクチュアリ出版>はどちらも独立した会社であり、A-Works刊行物の営業・販売面をサンクチュアリ出版が代行している、という良きビジネスパートナーです。
*A-Works→http://www.a-works.gr.jp/
- 2017.09.03 Sunday
- 音楽
- 22:13
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