体にいい牛乳

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    「牛乳は超危険!」って本当? Google検索最上位に出てくる記事を検証してみた(9月13日 ねとらぼ)

    http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1709/13/news079.html

     

    コーンフレーク全盛期を回想していてふと、私が子供のころ牛乳が体に悪いなんて誰も言ってなかった。と思いだした。自然派などのあいだでは牛乳が悪いのではなく、ロングライフ牛乳が危険で低温殺菌が安全という説だったのだ。

    もしかすると現代の若人は牛乳はモー毒や戦後GHQによる日本人の健康をむしばむための陰謀を知っていても、ロングライフ牛乳危険説は聞いたことなかったりするんだろうか。これ「あぶない化粧品」「原価」みたいなもんで、2000年ごろにはほとんど聞かなくなっていたように思う。

    2000年ごろは日本消費者連盟および三一新書的な消費者運動が廃れ、大企業と闘わないという建前のロハスやニューエイジがマスゴミにゴリおされたため、自然派のイメージはオシャでスイーツな感じに変化した。私がマクロビオティックという食事法を知ったのもその頃であるし、乳製品とか白砂糖が否定されるのもけっきょくマクロビオティックが市民権を得た影響な気がする。(砂糖病=シュガーブルースの著者もマクロビ)

     

    【第15話】反対から創造へ《牛乳編》(大地を守る会)

    http://www.daichi-m.co.jp/history/2606/

     

    【第16話】反対から創造へ ―低温殺菌牛乳の実現!(大地を守る会)

    http://www.daichi-m.co.jp/history/2917/

     

    ロングライフ牛乳危険説、もはや検索してもあんまり出てこないのだけど、唯一第一を守る会のサイトは写真も多くてけっこう詳しい。で前の記事でパスチャライズ牛乳ってのはたまにあるけど低温殺菌の牛乳はあんまり見かけないって書いたが、どうもパスチャライズ牛乳が低温殺菌のことらしい。

    低温殺菌うんぬんと関係ないのはホモジェナイズの方だった。ホモジェナイズは液体の成分を均質化することで、その処理をしていないノンホモ牛乳は上のほうにクリームが溜まるということである。

    だからたぶん、パスチャライズかつノンホモが自然に近く理想的なのである。私はパスチャライズ牛乳全然飲んだことあるのだけど、普通の牛乳と変わらない味とすごく飲みにくいのがあって、後者だけを低温殺菌だと思っていた。

    この違いについて調べてみると、飲みやすいほうは72度15秒(HTST)、飲みにくいのは65度30分の殺菌(LTLT)だった。Wikipediaを読むとやはり厳密には後者のみが低温殺菌牛乳と定義づけられるらしい。

     

    低温殺菌牛乳(Wikipedia)

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8E%E6%B8%A9%E6%AE%BA%E8%8F%8C%E7%89%9B%E4%B9%B3

    殺菌方法

    低温保持殺菌(LTLT法)
        摂氏63〜65度で30分間加熱殺菌する方法(パスチャライズドという。フランスの細菌学者ルイ・パスツールが考案した加熱殺菌法であるパスチャライゼーションが由来)。72度前後で15秒間程度殺菌する方法を含む立場も見られるが、あまり一般的ではない。むしろ、この場合は高温殺菌方法に分類するのが一般的である。
    ・・・

     

    それに対し普通の牛乳は120〜130度で2〜3秒(UHT)、ロングライフ牛乳は130〜150度で1〜3秒となる。ロングライフ牛乳は1976年、雪印の試験製造に始まり、翌77年には明治や森永が販売開始、1985年に法改正され常温保存できるようになった。

    反ロングライフ牛乳運動が盛り上がったのはこの1977から1985年のあいだのようで、ロングライフ牛乳が輸入され国内の酪農を脅かすと言われたり、「要冷蔵」規定の撤廃を阻止すべく厚生省前に座り込んだりや署名活動などが行われたそうだ。そして低温殺菌牛乳もこの頃で、日本初のパスチャライズ牛乳の木次乳業が1978年、大地を守る会は1981年とそれぞれ低温殺菌牛乳を商品化させている。

    というわけで、ロングライフ牛乳も低温殺菌牛乳も約40年ほどしかないようである。低温殺菌牛乳自体がロングライフ牛乳反対運動の中で生み出されていったものなので、もし飲むときはそんな歴史に思いをはせておくれ。

    このロングライフ牛乳反対運動関連と思われる書物には日本消費者連盟編「ほんものの牛乳がのみたい」(1980年)「ロングライフミルクここが問題―つぶすな日本の酪農」(1984年)高松修著「牛乳戦争!―ホンモノの牛乳を飲む法」 (1983年)「怖い牛乳 良い牛乳―お宅の牛乳は安全ですか」(1986年)小寺とき著「おいしくて安全な牛乳のえらび方」(1990年)森まゆみ著「自主独立農民という仕事―佐藤忠吉と「木次乳業」をめぐる人々」(2007年)などがある。やはり反対運動当時の本は日本消費者連盟だった。

    私が「そういえば昔の意識高い系って」と、90年代を回想するとき、必ず出てくるのが三一新書と日本消費者連盟だ。とにかくロハス以前の消費者運動といえば三一新書と日本消費者連盟なのである。

    日本消費者連盟はついこのあいだニュースになってたように「香害」、つまり柔軟剤の人工的なにおいがまるで公害のようだという概念を一部石けんメーカーや週刊金曜日とともに世に広めており、思いっきり商品名特定して大企業相手に○○は危ない!買ってはいけない!ってやってた昔に比べるとネタギレ感が否めないと思った。実際アマゾン検索してみると、最近日本消費者連盟の名前で出たのが「孤立し漂流する社会を生きる私」(2016年)とかいう憲法9条まもろう的な本しかないのだが、それが化粧品や洗剤と何の関係があるのだか表紙見ただけではまったく謎である。

    ちなみに上にロングライフ牛乳反対運動の参考としてurl貼ってる宅配の大地を守る会も左翼系であり、年逝ってる人には歌手の加藤登紀子と獄中結婚した学生運動の人がやってたってのでけっこう有名らしい。大地を守る会は2000年代にロハス化し、ホワイトバンドの人にロゴとかをオシャな感じにされてキャンドルナイトの呼びかけ人とかもやっていたので私にはそっちのイメージが強い。


    打たないで

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      何度かこのブログでも書いているように、10年くらい前の温暖化ゴリ押しはしつっこいことこのうえなかった。暑い日や寒い日はいちいち温暖化が〜と言い出すし、北極と思われる氷が割れたり、小ちゃい氷に乗ったシロクマたんが落ちちゃうよーとばかりにおびえてるという、涼しいところの氷が解けて水位が上がることを暗に示唆していると思われる不吉な映像がさかんに流れお子さんがたにトラウマを植えつけようとしていたのだが、2008年の洞爺湖サミットが終わった頃くらいから急にゴリ押しが終わり、チームマイナス6%とかいう環境省のキャンペーンが鳩山のせいでチャレンジ25(二酸化炭素25%削減)になってから、阿呆らしくなったのか誰もエコとか言わなくなり、二酸化炭素を出さない発電だから温暖化対策とうたわれた原発が事故を起こしてグダグダになり、原発事故で脚光をあびたはずの太陽光発電もなぜか音沙汰がなく、今じゃ気温が高くなっても水害が起こってもマスゴミは温暖化が〜と言わなくなった。

      2003年から2006年まで環境大臣をつとめその後もエコへの行動力を強みにしていた小池百合子もしばらくあの人は今状態でホとひと安心してたのに、都知事候補になった瞬間から露出が急増した。そして下の記事を見て、「この人が都知事になったらまたロハスがゴリ押しされちまう」というかねてからの危惧が現実になったことを知る。

      東京五輪へ小池知事、酷暑のマラソン打ち水で熱対策(7月21日 日刊スポーツ)

      https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1859116.html

      東京都の小池百合子知事(65)は20日、都庁前広場で行われた「打ち水」イベントに参加し、約1100人の来場者と一斉に打ち水を行った。小池氏は触らなくても温度を計測できる放射温度計を使って、地面の温度の変化も計測。「一斉にやることに意味がありますよね。暑さを乗り越えていきましょう」と呼び掛けた。

      3年後の夏に行われる20年東京五輪・パラリンピックについて「暑い中でマラソン選手が走ったりするところは打ち水で解消していくなど、江戸の知恵を生かしていく。みなさんと一緒に進めていきたい」と話した。都主催の同イベントは都内141カ所で実施され、都庁会場にはりゅうちぇる(21)も来場した。

       

      しかしこの打ち水大作戦ってなんなんだろうか。一般に打ち水は朝夕の涼しい時間に舗装されていないところでやるのが効果的といわれてるのだが、江戸時代には存在しなかったと思われるアスファルトに水をまいて昼間のヒートアイランドを解決するかのようにほのめかしているし、むしろヒートアイランドのようにアスファルトが熱し続けられるところに打ち水したら地面の温度は下がるが散布した水はホカホカとスチームになってマラソン選手の蒸し焼きが懸念される。

      そういうケチをつけると、じゃあどうすればいいのかとか、水をもっと大量にまけばいいという人が絶対いるのだが、路面が濡れてると多少危なかったり靴が汚れたりということもあるので、人間が水まかなくちゃいけないという使命を捨て何もしないかせいぜい街路樹でも植えたほうがいいんじゃないだろうか。暑い日に水まいたところと木陰とだったら10割の人が木陰逝くと思うし、打ち水大作戦自体も浴衣や桶、ひしゃくのような装備を重視したり、温度下がってないのに涼しく感じたとか風鈴などで凉を感じるとかを見る限り、実際に温度を下げるよりも江戸の知恵は素晴らしい、人々がつながることで考えるきっかけになるといった精神論ありきな感じなので江戸に思い入れのない私はよくわからなかった。

       

      メイドさん大集合! 千代田区が秋葉原駅前で打ち水イベントを実施!(2008年8月1日 ASCII.jp)

      http://ascii.jp/elem/000/000/156/156088/

      8月2日に神田明神で「NPO法人 秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ」が「打ち水っ娘」を行なうのに先立ち、多くのオフィスと秋葉原などのIT街を抱える千代田区が、JR秋葉原駅電気街口を出たところに位置するダイビル前のロータリーで「千代田区打ち水大作戦2008」を開催した。

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      石川雅己千代田区長が「先月に痛ましい事件がありましたが、江戸しぐさ、伝統の行事の打ち水を通じて、秋葉原を元気付けたい広めたいという、みなさんと一緒に心を込めて打ち水を行います」と挨拶

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      千代田区の打ち水スローガンに「江戸しぐさ」(2ちゃんねる)

      http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1407664758/

      1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/08/10(日) 18:59:18.82 ID:yS1zXgU80 ?PLT(44074) ポイント特典

          熱暑の夏を少しでも涼しくすごそうと、千代田区は8月を「打(う)ち水(みず)月間」とし、おけやひしゃくなどの道具の貸し出しもしている。

          区役所前で1日行われた打ち水では、「打ち水は千代田を冷やす江戸しぐさ」と書かれたのぼりも登場。
          親子連れや浴衣姿の区職員、上智大の学生、秋葉原を拠点に活動するNPO法人リコリタのメンバーらが参加した。ためた雨水をひしゃくでまき、水しぶきを浴びてはしゃぐ子どもたちもいた。

          道具は区役所の環境・温暖化対策課で9月末まで貸し出す。 (鈴木久美子)
          http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20140805/CK2014080502000101.html

       

      これは小池氏が参加している打ち水大作戦ではないのだが、温暖化ブーム時は江戸が循環型社会だからエコで、モッタイナイといった古くからの日本人の精神性がエコとか、買い物袋に風呂敷を使おうといったことがさかんに宣伝されており、小池氏も江戸野菜という在来品種を作っていた。それと同時期に環境CMも制作していた公共広告機構が江戸しぐさを広めるなど温暖化ブームのある部分は江戸万能論にもとずいており、打ち水大作戦もその流れの一部と思われる。

       

      「祝10周年の打ち水大作戦はどうやってはじまったの?」を仕掛け人・池田正昭さんに聞いてみた [ソーシャルアクション元年への旅](2013年8月9日 greenz)

      http://greenz.jp/2013/08/09/uchimizu02/

       

      小池百合子が保守系であるし、最近では江戸しぐさしかり、伝統素敵ってノリが右翼的な愛国心だと解釈されがちだが、少なくとも打ち水大作戦を考えた人が坂本龍一と親交があるし地域通貨とかアースデイとか自然なお産とか言ってるのを見る限り反原発運動とかやってる左翼にありがちなロハスだった。環境以外でも世界記憶遺産にむけ朝鮮通信使は韓流ブームの元祖という歴史観がはばをきかせてるように、左翼における江戸好きはとくに珍しいことではない。

       

      「奥さんのお産」ではなく「私たち夫婦のお産」。お産を語るオッサンの会の活動に迫る(2016年7月11日 DRESS)

      https://p-dress.jp/articles/2037

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      ――産婦人科と助産院はどう違うんですか?

      池田:助産院は助産師さんがいるだけで、医者はいないんです。医療機器もありません。白衣を着たスタッフもおらず、私たちが行った助産院は、助産師さんはみんなおそろいの割烹着を着ていました。

      ――お産には命の危険が伴う場合がありますが、医療機器がないことに関し、不安は感じませんでしたか?

      池田:それが、逆にすごく安心したんですよ。普通の一軒屋なので、まるで実家にいるような、ほっとする空間で。威圧感を与える機器はありません。分娩台もありません。産後の入院中は、とてもおいしい、お袋の味のようなご飯をいただきました。
      もちろんその場に医師はいないので、いわゆるリスクに対する備えは万全ではないかもしれません。帝王切開など異常出産になる場合は助産院では措置ができないので、提携している病院に搬送される形になります。でも、最初から医者任せにしないで、自分たちの自然な力を信じて、産ませてもらうんじゃなくて「自力で産む」ことにトライしてみようというところに新鮮な喜びを覚えました。

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      スメハラvs香害

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        梅雨明けもまじかということで汗の臭いが気になるこの季節、先日こんな110番が設置された。

         

        においの悩みに...「香害110番」設置へ(7月14日 FNN)

        http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00364210.html

        香水や制汗剤、柔軟剤などに含まれる人工の香り。

        こうした香りが原因で、体調不良を訴える人が少なくないとして、日本消費者連盟は、「香害110番」を設置します。

        「近所の人の洗濯物のにおいでベランダに出られない」、「においが原因で電車に乗れない」など、香りに悩んでいる人が増えているそう。

         

        以前マンダムだったか、どこかの化粧品会社が制汗剤売るためであろう、体臭のきつい人を「スメハラ(スメルハラスメント)」と定義していたため、確かにマナーの部分もあろうが体臭ってどんなに手術や対策してもどうにもならず苦しんでいる人もいるのになんでもかんでも豊田真由子様と同じハラスメント枠に入れるとはどうなんだい。と気に食わん奴をなんでもハラにしてしまう最近の風潮に反感をおぼえてるのだが、上記引用記事の香害110番とやらは「香水や柔軟剤や制汗剤のような人工的な香り」と言っているように、制汗剤や化粧品など合成化学物質の臭いはもうたまらぬ。っていう、化粧品会社(制汗剤メーカー)の創出する悪「スメハラ」とはまったく逆のコンセプトなことに留意していただきたい。この110番設置したのは週刊金曜日「買ってはいけない」や各種電磁波や抗がん剤の恐怖、近年ファスティングなどの著書も多い船瀬俊介を輩出し、70年代ごろから三一新書あたりで洗剤や化粧品の危険性をうったえ、少女時代の私をガクブルさせていたってのを最近思い出した日本消費者連盟である。

         

        https://7net.omni7.jp/detail/1100298061

         

        https://www.amazon.co.jp/dp/B000J86L1U/

         

        これら表紙画像を見る限り日本消費者連盟は合成界面活性剤が人体や環境に悪いので洗濯、洗顔には石けんを使いましょう。ってな思想なので「香害110番」はあくまでオシャレでわざとつけている香料由来の「香り」に対しての通報であり、湯シャンしてる人の頭とか、石けんで洗濯してる人の服の臭いなど、花王とか各種大手企業が合成洗剤や消臭効果を持つ合成化学物質で解決してきた自然由来の臭みには塩対応であろう。だからって日本消費者連盟がダウニーの香りまきちらしてる容疑で犯人の逮捕や取り調べしてくれるとも思えないので、集まった通報をもとに洗剤・化粧品メーカーに何らかの申し入れをしていくって運動なのかもしれない。

        しかし上に貼った表紙の画像の古さからふと、検索結果を見る限り日本消費者連盟とか三一新書の本ってもしかして2000年代以降出てないのかな?と思った。2000年代といえばちふれ社もキャンメイクなどと同じいちプチプラ化粧品メーカーと化し、暮らしの手帖もほっこりしたので、人体や環境に悪いもの売って不当に儲けてる大企業どもといった消費生活における左翼的ジャーナリズムが廃れて女子供やロハスにこびる俗物化した時期と考えられる。

        そのいっぽう、2000年代半ばからだったか、ドンキホーテでダウニーを中心に各種アメリカンな柔軟剤や洗剤が日本消費者連盟が問題視する人工的な香りをプンプンとふりまくようになっていた。もしかして、もともと香水や車の芳香剤とかすごそうなドンキホーテの客層が柔軟剤ブームに火をつけたのか?

        このブームを牽引していたのがP&G社で、ダウニーのほかにファブリーズやレノア、ボールドなど消臭+香りつけのヒット製品を2000年代に多数ラインナップしていたため、国内洗剤メーカーはそれに追随する形だった。その前の90年代はティセラというシャンプーがあった以外に化粧品は昭和特有の化粧品臭さ(ダウニーよりきつい)が見直されたのかどっちかというと無香料のほうがトレンドで、P&G社も今ほど除菌とか消臭とか言ってなかったような。

        いっぽうの日本消費者連盟などに見られる、アンチ合成洗剤および石けん至上主義はどうも70年代くらいからの動向のように思う。シャボン玉石けんやパックスナチュロン、ミヨシ石けん、ねば塾といった石けんメーカー各社も日本消費者連盟と同じノリの環境意識がうかがえ、現在もちふれ同様、消費者運動が廃れてなおその商品は数ある洗浄料の選択肢のひとつとして根強い人気を誇っている。

        おそらくもとからあった石けんメーカーが水質汚染などが問題になっていた時代、環境にやさしいっていう石けんの優位性をアッピールしだしたってとこじゃなかろうか。少なくともシャボン玉の「青いお空がほしい」って歌詞や「香害」ってネーミングも大企業が有害物質まきちらしてた頃のなごりにちがいない。


        主食対決

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          先月買った「パンと昭和」って本、ひと月ほど寝かせた末ようやく半分ぐらい読んだ。私がパンと昭和について知りたくなったのは、まず最近影響を受けた真弓定夫先生監修の美健ガイド社マンガシリーズてのが戦後GHQのもたらした欧米化が日本人の健康をおびやかしているという価値観において一貫しており、その例としてあげられているアメリカ式育児法とか牛乳とかのうちの一つにパンがあったのである(下表紙画像参照)。

           

          https://www.amazon.co.jp/dp/4894720094

           

          https://www.amazon.co.jp/dp/4894720582

           

          そのため春先に道徳教科書の検定で愛国心が足りないとしてパンが和菓子に書き換えられたというニュースが、アベ政治のノリは戦中みたいで恐ろしいっと話題沸騰していたのも、いや別にパンと和菓子って対立してないよ?パンと戦ってる和の心は和菓子じゃなくてお米だよ?と、アベ政治許さない扇動に疑問を抱いたということもあった。私調べによれば、パン作ってる業者って戦前は○○屋、戦後は○○製パン所って社名が多く、それとは別に名前の最後に「堂」「舗」「製菓」などの漢字のつくパターンがある。

          そういう屋号のついてるとこは和菓子がルーツと考えられ、また山崎製パンなどパンの会社はしばしば和菓子も作っておりスーパーでもパンのコーナーと一緒にされている。なので和菓子とパンの両方を作ってる会社などいくらでもあるし、あんぱんも銀座木村屋など初期バージョンのは酵母にイーストではなく酒種を使っており、小ぶりでまんじゅうに近かったように記憶している。

          あんぱんだけでなく、カステラや蒸しパンやシベリアなどパンなのか和菓子なのかよく分からない食べ物もある。戦前パンがスイーツ(菓子)だったことを考えると自然な話で、あんこ、砂糖、小麦粉など材料がかぶっていることをふまえても、いち出版社が道徳教科書を書き換えたからといって和菓子を戦争やナショナリズムと結びつけいたづらにパンと対立さすのは日本に根ずいてるパンを在日外国人と同一視し、アベ政治は差別主義で性格悪って感じに無理くり持って逝こうとしてるフシがあり、こうした和菓子ネトウヨ説をロハス野郎ハチミツ赤ちゃんに食べさせてる説とともに此れという根拠が見いだせない限りは否定しなければならぬと心に誓った。

          しかし米となれば話は別である。とにかく日本人は長年米が主食だったんだからパンなんてくってんじゃねー。と、パンをアメリカがもたらした堕落の象徴であるかのようにものすごい敵視しているロハスはけっこういるのだ。

          だから上に貼った美健ガイド社のマンガの画像「ごはんはえらい!」も、ごはんが侍でパンが白人としてえがかれている。これがマクロビオティックになると、米でも白米は精製してるからダメで玄米に限るとかになってくると思うけど、私マクロビよく分からないのでそれはまた今度調べとく。

          で私がこのお米とパンの戦いについて知ったのは、美健ガイドのマンガを読むよりまださかのぼることマスゴミが温暖化ゴリ押してた頃にNHKのFMでやってた大貫妙子司会「懐かしい未来」であった。そもそもこの番組名がロハスおよびNHKによる謎のチベット推しの側面があったと思われるが、それはともかくこの番組のゲストに幕内秀夫が出演していたのを聞いたのが初めてである。

          検索するとそれが2011年6月末の放送だったようで今からちょうど6年前のことらしい。大貫妙子はメトロポリタンミュージアムやシャルウィーダンスなどの曲で有名な歌手だけどしゃべってるの聞いたことなく、この番組確か低い声で電子レンジとか現代文明けっこうディスってて、フワフワした透明感ある歌声とのギャップに驚いた。

          そんな大貫妙子が幕内秀夫の考えに共鳴してラジオに呼んだのだろう。幕内氏は給食に関する著書が多く、その主張するところは、伝統的な粗食を推進でとにかくパン給食などやめて日本人なら米食べよってことである。

           

          https://www.amazon.co.jp/dp/4062724561/

           

          https://www.amazon.co.jp/dp/B01G5EIYL6/

           

          これはパンの記事なのでパンが表紙になった画像を拾ったけども、幕内氏の数ある著書はほとんどがお米の絵や写真の表紙である。マクロビには否定的だったので別に玄米ではないようだ。

          しかし乳がん患者の8割は朝パンを食べているって、乳がん患者の10割が日常的に米も食べているんじゃないか?と思ってしまった。推薦してる宮崎ますみも、病気してるあいだに何かあったのか最近スピリチュアル方面でたまに名前聞く。

          あと今調べてて、幕内氏のプロフィールに帯津三敬病院で食事相談を担当とあるのに気づいたが、この帯津三敬病院の帯津良一名誉院長も幕内氏と同じ年に懐かしい未来に出演していた。帯津良一で本ぐぐったらホリスティック医療とか気とかホメオパシーとか書いてたので、そういえば確かがん患者の治療で代替医療取り入れているのが売りだった気がした。

          ホリスティックとかホーリズムとかいうのはロハスにある基本的な概念で、ホール(全体)っていうのがたぶん科学や還元主義の対義語である。ヒッピーの本のホールアースカタログとかオーガニック食材のホールフーズマーケットとかホール言うし、マクロビみたいに一物全体=皮ごと食べるって思想も関係ありそうだ。

          最近知った例では、GHQ日本解体説の高橋史朗っていう人の本にホリスティック教育とかいう題名が多かった。幕内氏に話し戻すとそういう病院(ホリスティック医療の帯津三敬病院)と関係あるからって特別スピリチュアルなノリは感じないけども、日本人の長く培ってきた伝統が、欧米からもたらされた科学、栄養学よりも重要なんだという点で大貫妙子のようなロハスに熱烈な支持を受けているのだと考えられる。

          幕内氏の主張は確かにー。と思うこともあるのだけど、ラジオを聞いた第一印象としては当時、米とパンが戦ってることを知らなく、むしろ2010年ごろは温暖化や厚生省のゴリ押しの一環でロハス(持続的なライフスタイル)としてマクロビにも脚光が当たってたし、自給率とか生物多様性の見地から稲作を盛り上げようという機運が高かったので、幕内氏が日本人はパンばかりに目をくらみ米をぞんざいに扱ってるみたいなこと言うのに、そうでもなくないか?と違和感を抱いていた。

           

          美健ガイド社「ごはんはえらい!」より

           

          しかしその後幕内氏の話をもとに調べると、戦後のある時期まで日本人が米をバカにしてた時期があったことを知った。それがアメリカ小麦戦略であり、終戦直後の食糧危機から脱してもアメリカの余剰小麦を消費するため給食にパンをゴリ押し主食に米を食べると馬鹿になりパン食べるとめっちゃ頭よくなるという荒唐無稽なステマを展開していたのだ。

          そのもっとも顕著な例が頭脳パンで、頭脳パンは各社から発売されていて私もフジパンの頭脳パンに一時期ハマってたのだが、これら頭脳パンには「頭脳―才能をひきだす処方箋」(1958年) の著者である林髞(たかし)とおぼしき博士の絵もえがかれている。この博士がアメリカ小麦戦略の回し者として、アメリカ式育児スポック博士とともに欧米化で日本人の健康むしばんだ戦犯視されている二大博士だ。

           

          ・・・

          一方で、林は当時の製粉・製パン業界にとって、まさに「救世主」であった。1955年(昭和30)から1958年(昭和33)にかけて米は豊作が続き、小麦の1日1人当たり消費量も1954年(昭和29)をピークに減ってきていたことから、関係者は危機感を募らせていた。このままじり貧になるのを是が非でも避けたい製粉・製パン業界は、林を講演会に駆り出し、「米を食べるとバカになる」というパンフレットを大量に制作して配布したという。こうしてなりふり構わずパンの優位性を人々に訴え続けた業界は、「パン離れ」を一時的な現象にとどめることに成功し、消費は再び増加へと転じた。粉飾推進運動は、米不足により「主食の二本立て」をめざす時代から、米の作柄とはかかわりなく小麦を消費する時代へと、さらなる転換をとげたのである。

          (「パンと昭和」108ページより)

           

          日本人は戦争に負けてからというもの、アメリカの豊かさをありがたがった。ちゃぶ台とか漬物とかイケてないわぁー。となり、食も体を白人のように大きくしてくれる脂肪やたんぱく質を多く摂取し欧米化することが「栄養」だったであろう。

          それが今では栄養が毒とばかりに、ダイエット、デトックス、不食など栄養を取らなかったり出すことこそ健康とさえ考えられるようになった。そうした流れの中で幕内氏の提唱する粗食や和食が評価されているにちがいない。

          米とパンが戦っていることを知らなかったときは、炭水化物大好き野郎として幕内氏の説に対しなぜそこまでパンを敵視?!と疑問を抱いたけど、成程かってアメリカにグイグイ押しつけられたという背景があったというわけである。しかし私(アラフォー)の時代にはすでに欧米化完了しててとくにパンがもてはやされることもなかったし、コッペパンとともに米飯給食もあったのでピンとこなかったのだ。

          それにそもそもパンが主食として米の地位をおどかしているというのがにわかに信じがたい。実際のところパンはあくまで軽食であり、けっきょく朝ごはんやおやつの域から出ていないように思う。

          日常的に食事における主食として食べているのはそれこそ給食くらいで、昼ごはんはどっちかというとうどんやラーメンなど麺類のほうがパンよりも食べそうだし、夜ごはんにいたってはなおさらパンなんて食べないだろう。そういう意味ではパンに焦点を当てるうえでの代替案としては主食ってよりも持ち歩いたり単体で食べることの多いおにぎりのほうがふさわしい気がするし、日本人の主食を米からパンにしようとしたとされるアメリカ小麦戦略は失敗だったのではないか。

          ただ給食の場合だけは別で、おかずなどと一緒にあたかも主食のように出てくるし幕内氏の著書も給食に関するものが多い。これは同じ小麦製品でもスパゲッティーを除いてアジアの料理である麺類に比べパンがいかにもな欧米であること、また給食という、戦後に一般化しまた断れない場で来る日も来る日もパンを食べさされてパン大好きに洗脳されたという筋書きがあるのでパンが主食であるかのようにことさらに名指しされ袋叩きされてしまったのだと私は考えている。

          しかしコッペパンなど給食を作っている製パン所の大半が1940年代後半から50年代と戦後の限られた時期に創業しているのを見て、私は長年アメリカ小麦戦略をGHQの陰謀と思ってたけど、記憶違いでこのたび「パンと昭和」を読んだところ、給食とかアメリカ小麦戦略はGHQより後の高度経済成長期だったらしい。戦後すぐは食糧難で米もなかったし戦中に米の代用食として作っていたパンはまずかったので、輸入小麦粉の白いパンは美味しかった模様。

           

          輸入小麦粉の真っ白いパン配給(NHKアーカイブス)

          http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009100012_00000

          さる1月、アメリカ軍の厚意で輸入された小麦粉が、さっそくパンに作られることになりました

          見ただけでも食欲をそそる、きめの細かい真っ白なパン

          このパンはすでに2月22日から東京都内に配給されております

           

          真っ白なパンの味

          http://www.geocities.jp/shougen60/shougen-list/w-T10-1.html

          終戦の詔勅は訳わからなかった。負けるとは思いもしなかった。言われるままに働いていたわけです。
          食糧事情は全部配給で、隣組に週に1回、魚とか野菜とか豆腐とか配給があった。
          それはお金を払って買うんですが、お米は米穀通帳で配給ですわな。
          1人当たり何合やったか、月のうち三分の一くらいしか米はないんです。あとは代用食ばっかり。
          その代用食の配給はありました。
          小麦、稗、丸麦とか、豆かす、豆を絞ったあとの馬が食べるようなもの。
          農家はよかったけれど。大阪から大和の農家を訪ねて行って、キモノとお米と交換したものですわ。

          ・・・
          戦後結婚した主人の弟は戦死。一番有難かったのは日々の配給で、進駐軍が来てから真っ白な
          粉の配給
          があったこと。それまでサツマイモのツルでこしらえた真っ黒けなパンを食べていた。
          それはちょっと苦みがあって。
          小麦でも丸のままで配給していたのは、人手不足で製粉する手間がかけられなかったんでしょう。
          丸のままの小麦やカチカチに乾燥したトウモロコシを石臼で家でひきましたよ。
          荒い粉にひいてそれを固めてパンに焼いたり、そやから今みたいなパンは見たこともない。
          アメリカさんの援助物資の真っ白なパンの味が忘れられません。何ともいえんおいしかったですわ。


          白い麻薬

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            評価:
            北山 耕平
            太田出版
            ¥ 1,296
            (2001-07-10)

            白砂糖害悪論でほっこりの一例として上げたなかしましほのレシピ、きび砂糖のほかにメープルシロップも使うようで私の中でマクロビ説急浮上中。しかしちっともマクロビをうたってないので、そこんとこどうなんだと気になりだしインタビュー読んでみた。

             

            なかしましほさん 前半「歳をとってもきっと、お菓子のことをやっていると思う」:くらすこと

            http://www.kurasukoto.com/magazine/watashi/8624/

             

            ベトナム料理店で働いていたときに激務で体を壊し、それから体のことを考えたりナチュラル系レストランにうつったとある。そのとき出会った本の北山耕平ってヒッピーみたいな人だし、ナチュラル系ってのもマクロビの意かもしれない。

            でもパイなどなたね油じゃなくバターを使った菓子もあったので、マクロビだったとしてもゆるマクロビってとこだろうか。ちなみにマクロビとはマクロビオティックといい、ほっこりより一段ロハスとかヒッピー方面に進んだ人がやってる代表的な食事法で何か陰陽とか玄米とか言ってるけど理論はよく知らないのであとで調べてみる。

            ニューエイジ系の人って食べ物に限らず、何でも陰陽で分ける風習があるように感ずる。あと体を冷やすとか温めるとか。

            でマクロビ検索したところ白砂糖のほかに動物製品や乳製品があまりよくないとのことで、蜂蜜も蜂という動物を媒介してると書いてるサイトもあった。ただ基本的に蜂蜜はロハス界で特に良いとも悪いとも言われてない印象だ。

            だから砂糖は体に悪いけど蜂蜜は自然派。とか、マーガリンはプラスチックだけどバターなら自然派。ってのはたんなる意識高い系であり、白砂糖やマーガリンはもちろんのこと、蜂蜜バターでさえなく、植物由来の甜菜糖とかなたね油使うのがガチと考える。蜂蜜がロハス野郎に人気爆発してたら、私の中で蜂蜜はロハス野郎。てな偏見が形成されていたと思うし、マクロビじゃないけど美健ガイドの白砂糖害悪マンガの表紙を見ても「砂糖は麻薬!?」「砂糖はも〜いらない」と、砂糖ではなく「白」砂糖って書いてるあたり、砂糖自体じゃなく、きっと白く精製されているってとこが悪なんだろう。

             

            https://www.amazon.co.jp/dp/4817071982

             

            Wikipediaによればマクロビオティックは戦前から存在しているようだが、自然食とか砂糖がやばいに今のような関心が集まったのは70年代くらいかと思う。砂糖害悪論(虫歯とか肥満とかとは別に麻薬として)の草分けはたぶん上のウイリアムダフティ著「砂糖病」で、1994年版の中古本が2万円とかなってるのには驚きのあまりふんがふっふとなった。

            アメリカで出たオリジナル「シュガーブルース」は1975年だそうである。近年も同タイトルでドキュメンタリーが制作されたりと、年々白砂糖は麻薬!?という疑惑が世界的に浮上し、この本の価値もグイグイ上昇したにちがいない。

             

            ネオニコチノイド系農薬で、なぜミツバチが消えるのですか?

            https://www.akikawabokuen.com/qa/qa_009neonicotinoid.html

             

            ロハス界では意外と蜂蜜の存在感ない、みたいに書いてるけど、5,6年前だったかミツバチ減ってるって市民運動↑あったの今思い出した。けっこう大々的にやってたので聞いたことある人もいるんじゃないだろうか。


            スポック元凶説

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              乳児が蜂蜜を食べて死亡したニュースが話題だが、個人的には赤ちゃんが死んだことよりもいつの間にかこの事件がロハスな思想(白砂糖は毒)のせいで蜂蜜が与えられた。という設定になっていることのほうが気になった。ロハス野郎のあいだでそんなに蜂蜜って人気あったっけか。

               

              「はちみつ入り離乳食」で6カ月の男児死亡 クックパッドにはちみつ入りレシピも(4月8日 ニフティニュース)

              https://news.nifty.com/article/item/neta/12189-20161090524/

              「はちみつ」と言えば健康に良い食品として知られ、「オーガニックで健康的な甘味料」として、白砂糖の代用品として用いられることも多い。

              しかし、はちみつを食べたことによる死亡例が報告された。
              ■はちみつ入りジュースで「乳児ボツリヌス症」6ヶ月乳児死亡

              離乳食としてはちみつを与えられた生後6ヶ月の男児が、「乳児ボツリヌス症」により死亡したと東京都が発表。

              男児は、今年1月から市販のジュースにはちみつを混ぜたものを1日2回程度家族から与えられていたのだそう。その後2月16日に咳などの症状を訴え、同20日に病院へ搬送されるも3月30日に死亡し、男児の便や自宅のはちみつからボツリヌス菌が検出された。

              国立感染症研究所によると、乳児ボツリヌス症での死亡例は今回が初めてだという。
              ■ネット上の「はちみつ入り離乳食レシピ」に警告

              ネットでは、今回の悲しい報道を受けて「0歳児にはちみつを与えるな」という注意喚起を促す声が次々とあがっている。

              中でも「加熱すれば大丈夫」と記述されたネット上の記事や、有名レシピサイト等に「はちみつ入りの離乳食レシピ」があがっていることが問題視する声が目立つ。

              ハチミツ入り離乳食のレシピとやらが存在することが信じられずに調べてみたら、まあ、あるわあるわ。引くくらい出てくる。
              なかでも戦慄を覚えたのが「砂糖は人工物だから、自然でオーガニックなハチミツは赤ちゃんでも安心」的な内容のやつ。オーガニックな毒で赤子を殺す気か。

              ― 粟国仁志 (@awaguni_deko8) 2017年4月7日

              ・・・

              有名レシピサイト『クックパッド』で「離乳食 はちみつ」と検索すると、100件以上のレシピがヒットする。

              そのほとんどのレシピには「1歳未満にははちみつを与えないこと」といった記述のある、1歳〜の「離乳食完了期」向けのレシピなのだが、中には「注意書きのない0歳児向けと思われるレシピ」も存在する。

              ・・・

              厚生省が「乳幼児には蜂蜜を食べさせるべきではない」と発表したのは1987年。
              つまり30歳を越えたママの母親はボツリヌス菌の事を知らない場合がある。
              うちの親も知らなかったし「水にはちみつを少し溶かすと赤ちゃん飲んでくれるよ」って悪気無く言ってた。

              — なみぢ (@hinokinyoki) April 8, 2017

              「乳児ボツリヌス症」について世間に公表されたのがわりと最近であることから、知らない世代が存在することも事実のようだ。

              再発防止のため、ネット上の誤った情報や、離乳食について正しい知識を持ってもらうための対策が急がれる。

               

              この事件の親がロハス野郎という裏付けは特になさそうだったし、上記引用を読んでも今回「蜂蜜が乳児に良くないと知らない奴がいるのでは」と思った人が蜂蜜 離乳食でクックパットを検索し、「蜂蜜は自然だから赤ちゃんにも良いよ」って趣旨の離乳食レシピを見つけたことで最終的に「赤ちゃんに蜂蜜やる親は自然派すなわちロハス」と解釈されてしまったのかもしれぬ。でも私個人としてはロハス野郎が白砂糖のかわりに使うのって甜菜糖、きび砂糖、甘酒とかのイメージがあり、蜂蜜が人気だとは聞いたことがない。

               

              とてもくわしいシフォンケーキのレシピ(ほぼ日刊イトイ新聞)

              http://www.1101.com/chiffon/

               

              一例として上げると、ほっこり菓子のイメージが強いなかしましほのレシピも使う砂糖がきび砂糖となっている。上のサイトには「私の好きなコクのある砂糖」とだけ書かれてあり、特に白砂糖が毒だとは書かれていないが、なかしま氏のクッキー教室に参加した方のブログによると「きび砂糖は南の植物なので体を冷やし、甜菜糖は北海道なので冷やしにくい」とマクロビ気味な理論を語ってるらしいしチョコレートもピープルツリーというロハスな奴(フェアトレード)使っているとのことなので、これらをふまえるとコクがあるから〜って風味の見地から選んでるふうに見せかけじつは白砂糖は毒って思ってそうな気がした。

              ちなみにきび砂糖というのは砂糖の一種なのでおそらく精製されていないということであろうが、甜菜糖というのは北海道ってだけあってそもそも原料がサトウキビではない(甜菜という大根)しあまり甘くもないようだ。マクロビのサイトを見たら、きび砂糖のほかには米飴とかメープルシロップを使うこともあるらしい。

              まぁロハス野郎がマクロビ野郎とは限らないので、私があんまりイメージにないだけで蜂蜜ロハス野郎というのもいるのかもしれない。でも甜菜糖ならばあまりなじみがないのでそんなの好きな奴ロハス野郎に決まっとる。という仮説もあるていど可能だが、蜂蜜ってのはロハス野郎に限らず誰でも食べられてるものであるから、蜂蜜を与えただけでロハス野郎の蛮行と認定するのはやや根拠に欠くのではないか。

              それに私が前に当ブログでも紹介した1951年の育児本で「蜂蜜は鉄分やビタミンを含んでいて、赤ちやんによいものです」「乳の中の不足の鉄分を補うことができます」って書いてるし、上記引用サイトにも厚生省が乳幼児に蜂蜜やるなって言い出したの1987年って書いてるから、けっこう最近、スポック博士間違いすぎじゃね?ってきずかれるまで世のお母さまがたは乳児に蜂蜜やってた可能性がある。だからロハス野郎ってより、むしろロハス野郎が目の敵にする戦後アメリカがゴリ押した科学的で民主的な子育て=スポック博士が「いったん抱き癖がついてしまうと、一本立ちになれない依存心の強い性格が芽生えます」みたいなノリで「蜂蜜は赤ちやんにもよいものです」とクソテキトーなこと言いそれが爺や婆の世代にいまだ根ずいてるって線もあるのだよ。

               

              食物アレルギー | むかしはね! いまはね! どうする? 子育てギャップ

              http://oya-ko-mago.ib.craps.co.jp/gap/babyhood/867.html

              昭和の時代のベストセラー『スポック博士の育児書』では、最初の版で、離乳食としてハチミツを推奨していました。

              しかし、昭和52~53(1977〜1978)年、アメリカで生のハチミツを与えた赤ちゃんが多数死亡した「乳児ボツリヌス症事件」をきっかけに、離乳食にハチミツを使うことは厳禁となったのです。この後、『スポック博士の育児書』は内容を改定しました。

              ハチミツにはボツリヌス菌の芽胞(胞子)が含まれていることがあり、乳児に加熱していない生のハチミツを与えると、ボツリヌス菌の毒素が腸管を通して全身に回って、大変危険な症状となるのです。

              日本では昭和61(1986)年頃に輸入ハチミツが原因で乳児ボツリヌス症が発生しました。
              その後、厚生労働省は1才以下の子どもにハチミツを与えないように指導しています。同じ理由で、黒砂糖も1才になるまで与えてはいけません。

              また、『スポック博士の育児書』の初版では、「不足しがちなカルシウムを摂取させるために、乳幼児には毎日牛乳を与えなければいけない」とされていました。
              ところが、牛乳の鉄分は体内での吸収率が悪く、牛乳のたんぱく質やカルシウムは赤ちゃんの未熟な消化器官には負担が大きく、ひどい場合には腸管出血を引き起こすことがその後判明しています。

              平成8(1996)年、厚生省(現・厚生労働省)は『改訂離乳食の基本(新)』で、「1歳以下の乳児には牛乳を与えない」と指導しています。

              じいじ・ばあば世代が子育てしていた頃、当たり前のように赤ちゃんに与えていた卵、牛乳、ハチミツですが、今はあまり早い時期に与えてはいけない食品の筆頭となっています。
              過去の常識にとらわれず、今明らかになっている健康情報をもとに、子どもに何を与えるべきか、しっかり自分で判断する冷静な態度が子育てに携わるすべての人に求められます。

               

              上記引用によると、1970年代後半まずアメリカで赤ちゃんが多数ボツリヌスによる死亡、日本では1986年に同様の事件が起こったとあるので、1987年に厚生省が赤ちゃんに蜂蜜やるな言い出したのもそれを受けてのことだったのだろう。くわえてスポック博士は毎日牛乳を与えるようとも指導していたとのことで、そのニセ科学っぷりには驚きを禁じ得ない。

              民主的や科学的な人のあいだで戦前は性格悪くてオカルト。ってなイメージが固定化されていてちょっとでも戦前やオカルトで日本大好きってノリだと袋叩きしようとするが、戦後ももう72年とか経つので今にして思うと「むしろ戦後のほうが激しく間違ってね?」「GHQの陰謀だったんじゃね?」って疑惑はスポック博士に限った話ではなかろう。だからといって私が昔の生活に帰りたいとか美健ガイド(下画像参照)支持するように思われても困るが。

               

              https://www.amazon.co.jp/dp/4894720078

               

              https://www.amazon.co.jp/dp/4894720566/

               

              https://www.amazon.co.jp/dp/4894720558/

               

              https://www.amazon.co.jp/dp/4894720086/


              スピリチャルな男たち

              0
                評価:
                秋山 佳胤,森 美智代,山田 鷹夫
                マキノ出版
                ¥ 1,404
                (2014-07-15)

                本買うついでにほっこりした本も見てきた。まづはナカムラミツルの胎内記憶。

                 

                https://www.amazon.co.jp/dp/4861130786/

                 

                https://www.amazon.co.jp/dp/4861130794

                 

                これアマゾンでチェックしたときには気づかなかったけど、サンクチュアリ出版から出ている本だった。よく考えるとナカムラミツルのポエムとか胎内記憶ってサンクチュアリっぽい。

                帯か何かには池川先生の推薦文もあった。ナカムラミツル、(大人向けの)絵本、胎内記憶、サンクチュアリ出版と、私の苦手な要素がこれでもかと凝縮された作品群である。

                私はキラキラネームとかどうでも良いタイプにもかかわらず、今日って字に「まいにち」ってルビふってたり、母思(ぼし)手帳とかいうそこかしこに出てくるナカムラ氏特有の当て字はめっちゃ気になってしょうがなく、ナカムラミツルのポエムまじ向いてないと痛感した。しかしそれぞれ2006年、2007年とメディアでゴリ押しされるよりもかなり前に出ていることから胎内記憶史においてはけっこう重要な資料なのではないだろうか。

                 

                https://www.amazon.co.jp/dp/4906817521

                 

                あと冷え取りコーナーにあったこの本、GHQとか天皇とか縄文とか胎内記憶とか私が怪しんでる思想が満載だった。もし買ったら感想文書くね。

                ちゅーか最近不食自慢する人多くないか?サンプラザ中野くんがそうなのは知ってたけど、鶴ちゃんや榎木孝明も不食自慢しているよ。(片岡鶴太郎と榎木孝明の共通点→何かポエムとか絵ー書いてる)

                オレオ一日3袋食べてもガリガリならうらやましいけど、食べなくても生きれるとか別にうらやましくないし何のためにそんなことするのか分からんしそもそも隠れて何か食っとるだろと思った。あとたけーなと思っていた冷え取りの手帳の実物が百科事典レベルでデカすぎてびっくりしたけど検索しても出てこない。

                 

                片岡鶴太郎の生活がまるで「仙人」だと話題 「逆に体に悪い説」も(2016年11月11日 しらべぇ)

                https://sirabee.com/2016/11/11/20161026687/


                うまれた

                0
                  評価:
                  ---
                  マガジンハウス
                  ¥ 2,885
                  (2013-09-26)

                  ふと「この絵本↓生まれる。ってドラマに出てこなかったっけ」と思い・・・

                   

                  https://www.amazon.co.jp/dp/4861132169/

                   

                  調べてみるとまったく別の本だった。いづれも絵本で「あかちゃんからのラブレター」「ママへのちょっと早めのラブレター」とタイトルも似ているし、本が出た時期もナカムラ氏のほうが2011年2月で生まれる。(鈴木おさむ脚本)の方は2011年6月と、ほとんど同じで混同不可避。

                   

                  https://www.amazon.co.jp/dp/4022508906

                   

                  しかも「生まれる。」のオリジナルは「うまれる」って映画で、ドラマとはまた別なのである。ややこしいけど、とにかく赤ちゃんは空の上からママを選んで生まれてくるってことでよろしく頼む。

                   

                  胎内記憶とは - 映画「うまれる」 -

                  http://www.umareru.jp/umareru/memory/

                  ・・・

                  「親を選んで生まれてきた」という子供たちの証言は、育児に悩む母親たちに明るい希望をもたらす一方で、「科学的ではない」という当然の反論の他、赤ちゃんが欲しくて授からない女性には「選ばれていない」という気持ちが出て来てしまったり、戦場に生まれた子、貧困を極める環境に生まれた子、親から虐待を受けている子、障害を持って生まれた子たちなど、胎内記憶の解釈は様々な議論を呼んでいます。

                  それらの批判に対し、池川明氏は、子供が親を選ぶ理由は以下のように主に3つあり、

                  1. 優しそう・楽しそうだから
                  2. 可哀想・困っていそうだから
                  3. 修行になるから、自己犠牲によって人類の発展に役立つから

                  虐待する親を選んで産まれるのは、『子どもをいじめたらいけないということを、命をかけて教え、両親に成長してほしいから』だと語り、障害を持ったある子どもは『難しい課題を自ら背負うことで人類の成長を促している』と解説しています。

                  また、赤ちゃんを望む女性は「私は赤ちゃんに選ばれていない」と傷つく人もいれば、「じゃあ、選ばれるように頑張ろう。より良い女性になれるように毎日を生きよう」という人もおり、胎内記憶は、人それぞれの生きて来た背景や人柄、意識などによって、様々な受け取り方が出来るようです。

                  ・・・

                   

                  だいたい胎内記憶がテレビでいい話として紹介されるときは、胎内記憶の残っている子供が「ママがやさしそうだからえらんだんだよ」って証言していたのだが、3の修行パターン(わざわざ虐待されに生まれてきた)にかんしてはその使命のほどをお子さん本人がコメントしているわけではなく、池川先生の解説にとどまっているのが気になった。そんな使命語られたところでひえーおまえマゾかよ。by美健ガイドという感想しか浮かんでこないが。

                   

                  堀北真希が第1子を出産 心配されていた山本耕史は改心しイクメンに(1月6日 ライブドアニュース)

                  http://news.livedoor.com/article/detail/12502926/

                   

                  そんなドラマ「生まれる。」に主演していた女優堀北真希が、昨年末第一子を出産した。そういえばイクメンという言葉、胎内記憶と同時期にマスゴミが突然ゴリ押し2010年かの左翼系イベント?流行語大賞のトップテンに入ったのだが、そのときイクメンを代表して受賞したつるの剛士は映画うまれるのナレーションも担当している。

                  リアルなつるの氏はネトウヨという話もあるいっぽう、2000年代後半から2010年代初頭にかけお子さんがたに自然の楽しさを教えるいいお父さんキャラでロハス界の広報的役割をになっていた一面もある。まあ美健ガイド社しかり、ロハスだからといって左翼とは限らないのだが・・・

                   

                  『2010 ユーキャン新語・流行語大賞』でトップテンに「イクメン」が選ばれたつるの剛士(2010年12月1日 オリコン

                   

                  http://life.oricon.co.jp/news/photo/82598/10/

                   

                  つるの剛士が”母親は家にいろ”強要の「親学」イベントに参加!「保育園落ちた日本死ね」非難の背景にあるもの(2016年12月7日 リテラ)

                  http://lite-ra.com/2016/12/post-2750.html


                  *にありがちな奴

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                    満島ひかり 出演|東芝ライフスタイルムービー 予告編(YouTube)

                    https://www.youtube.com/watch?v=cD2cx-EIgk8

                    満島ひかりが出演する家電CM。もはや最初の海の映像見た瞬間からほっこりCMって分かった。

                    海辺を自転車で走るシーンはもちろんのこと、訳ありぽい中年女(30〜40代)が海の見える知らない町で店を開くってのも「かもめ食堂」「超熟」以来ほっこりの王道である。店は多くの場合飲食店だが、このCMは美容院のようだ。

                    これは知らない町ではなかったとは思うが、次世代ほっこり界のエース菊池亜希子がかき氷屋を開く映画「海のふた」。確か満島氏は菊池氏の雑誌「マッシュ」にも出ていたかと思う。


                    これはシーチキン食堂の宮崎あおい。パンと違って別にシーチキンに対してほっこりのイメージないし最初からほっこり的には中途半端だなと思っていたけど、回を重ねるにつれ貴乃花とか出だしてあげくに缶の中からゴキブリ出てきた。

                     

                    シーチキンのゴキブリ炎上、「公表しない」宣言が運命を分けた(11月3日 ダイヤモンドオンライン)

                    http://diamond.jp/articles/-/106719


                    吸引用大麻

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                      「大麻を使用していました」 高樹沙耶容疑者が供述(11月14日 朝日新聞)

                      http://www.asahi.com/articles/ASJCG3W45JCGUTIL01D.html

                       

                      先月25日、高樹沙耶がとうとう大麻で仲間たちと逮捕され、最初は使用を否認してたけど昨日あたりから認め出した。この人が大麻で逮捕される直前に話題になっていた町おこし大麻野郎もそうだけど、医療用とかなんとか格好良い理屈こねたところでけっきょくハピふる!が目的にきまっとる。

                      逮捕されたときの報道では男たちとの不気味な共同生活がとりざたされ、あたかも大麻で脳がハピふる!になり、皆で「キメセク」してるんじゃないかくらいの印象を与えていたが、まづヒッピーで大麻吸うくらいの奴はその行為にいたるまでの思想がぶっとんでいることがほとんどと思われ、純粋に大麻による作用だけでハピふる!化したのかは疑問だ。だから大麻に覚せい剤のイメージを重ねていたづらに危険をあおるより、親和性の高いふんどしとか南の島とか先住民とか縄文というところも含めて「あのハピふる!なノリは何なのか」を考えねば、ふたたびマスゴミや環境省によって「スローライフ」「懐かしい未来」などと耳障りの良いゴリ押しを許してしまうだろう。

                      じっさい元環境大臣でもある小池百合子が都知事になって最近また「もったいない」「持続可能」とかいうロハスワードねじ込んできているのが嫌すぎる。しかし同時期にエコをゴリ押しハピふる!でも共演していた小池氏と高樹氏、かたや消えかかっていたのに都知事で返り咲き、かたや大麻でしょっぴかれるとは何とも対照的な熟女2人だ。

                       

                      無我利道場(Wikipedia)

                      https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E6%88%91%E5%88%A9%E9%81%93%E5%A0%B4

                      無我利道場(むがりどうじょう)とは、鹿児島県大島郡宇検村にかつて存在していたヒッピー系コミューン。

                      1973年、東亜燃料工業(現在の東燃ゼネラル石油)による石油備蓄基地を宇検村の技手久島に建設する計画が持ち上がり、村を二分する対立が勃発した。1975年、ヒッピーYがこの問題に関心を持ち、基地反対派のリーダーであったNとHの勧めで村内の集落に入植することになった。そこへ仲間のヒッピー達も入植し共同生活を始め、この共同体(コミューン)を「無我利道場」と命名した。「無我利」という漢字は当て字で、「憤る(むづかる)」を意味する奄美方言の「ムガル・ムガリ」が由来であるが、転用されて「偏屈者」も指す。

                      当初、過疎に悩む同村において数少ない青年グループであり、基地反対の同志であったことから共存していた。1984年に東亜燃料工業が建設計画を断念した後も、無我利道場のメンバーはそのまま住み続けた。

                      1986年になって、無我利道場メンバーの子供が地元学校の制服着用を拒否、また義務教育を拒絶した不登校を始めとして、地域活動への不参加をも宣言したことから、地元住民との関係が徐々に悪化し始めた。1988年には右翼団体松魂塾メンバーが来村し常駐を開始、地元住民も「無我利道場解体村民会」を結成し、「無我利(偏屈者)追い出し」を図った。同年10月30日に松魂塾が無我利道場を襲撃、無我利道場メンバー1人に重傷を負わせた。その頃になると無我利道場問題が全国的に知られるようになった。

                      1989年9月、無我利道場側は胡散臭い団体のイメージを与えているとして「無我利道場」の名称をやめ、実生活も家族ごとの生活に改めるなど地元住民に譲歩し、地域活動へも参加するようにした。しかし不信感は拭えず、反対運動はその後も継続され、デモ活動や民事訴訟が相次いで起こされた。最終的な和解が成立したのは1993年になってからであった。 なお、入植を斡旋したNは現在「琉球民族独立総合研究学会」のメンバーで発起人の一人でもあり、沖縄県と奄美群島を日本から独立させるための運動を行っている。

                      反発の一因

                      無我利道場はヒッピー仲間の他に、左翼活動家との交流があった。その中に神社本庁爆破事件などの爆弾テロ事件を起こした加藤三郎を匿っていた女性もいた。彼女は指名手配の身であり、無我利道場に来た時も身分を隠していたが、これが原因で1983年に無我利道場創設者のYが逮捕された。そして1988年にも日本赤軍絡みの旅券法違反容疑で捜索を受けたことから、無我利道場と極左団体の交友の事実が公にされ、右翼団体の介入も招くことになった。

                       

                       

                      というわけで、南の島移住系ヒッピーの先駆者として無我利道場という固有名詞が出てきたんで検索したんだけども、ウィキペディアはイニシャルばっかりでよく分からなかった。ただこのヒッピーYというのは山田塊也って人かと思う。

                       

                      追 悼  山 田 塊 也(ポ ン)

                      http://amanakuni.net/uchu/36.html

                      著書『アイアム・ヒッピー』の表紙の見開き1ページ目。マントラの渦の中で踊るシヴァがいる。その周りで礼拝、瞑想し、あるいは蠢く善男善女、有象無象、死者の霊たち。  

                      この幻惑的で強烈なサイケデリック・タッチ。ポンの描いた絵の中で、僕の最も好きな一枚だ。これを見ていると、ポンがそこにいることが分かる。ポンとは、その踊るシヴァでもあるのだと。  

                      彼は神を讃えるように堂々と大麻の素晴らしさと経倫を語った。聖と俗、清濁併せ呑み、死と再生―破壊と創造を司る、宇宙の根源力を象徴したような色っぽい姿のシヴァ神は、僕の好みにぴったりだった。  

                      僕がポンと初めて出会ったのは、1974年秋のことだったが、ミルキーウェイ・キャラバンの旅を経て、1976年の3月に、ひょんなことから、宮崎の街で落ち合って、共に奄美大島の宇検村にあるコミューン―無我利道場に向かうことになった。その勢いで僕は大学をドロップ・アウトし、僕の人生はこの時点で永久に変わってしまった。そして春から冬にかけて8ヵ月間、ポンや無我利の仲間と同じ屋根の下で暮らした。  

                      ・・・ 

                      初期の一時期、無我利道場の床の間の一角に、19世紀のインドの覚者、ラーマクリシュナの肖像が掲げられていた。それは一見、このあたり(久志部落)のジイさんとそっくりにも見えるイッた目をした髭面のオッさんだった。当初、何も知らない僕は、なんじゃ、このむさいジイさんはと思ったものだ。その後、そこにあった『不滅の言葉』の冊子を読んで、その存在を知り、僕自身、瞑想の真似事を始めるきっかけとなった。さらにそこからヴィヴェカーナンダ、ラーマナ・マハリシ…といった覚者たちを知るようになる。  

                      ・・・

                      昨年、12月20日付の『麻声民語』で、ポンはこう言っていた。 「…大麻が解放されるまでは死ねないし、死なない。我が国で最初に大麻のことで検察庁に出頭したヒッピーの、これがカルマなのだから、今後ともよろしく―」  

                      それなのに彼は、自分で言う寿命の75歳より2年も早くここから旅立ってしまった。  

                      アセンションの波は、見えない世界でも早まっているのだろうか。  

                      ・・・

                      ポンとはいったい何者であったのか―若い女好きのスケベジジイ、人騒がせなオッチョコチョイ、画家、物書き、過激な運動家、大麻とLSDのマスターであり、伝導者、一介のフリーク(旅人)、瞑想家…と、誰でもが知るように聖から俗まで様々な顔を多面体のように併せ持っていたポンという人は、ある意味尋常とは思えない道を突き進んだ。そしてある光を見い出し、僕たちにそれを示した。 「見つけ出した人間」の強さは、絶対にその真似は他の人間では出来えないということだ。それっぽい者もいないし、引き継げるものでもない。そして独特過ぎてバトンタッチすることもできない。ナナオがそうであったように、その存在とメッセージは、代わりに誰かがバトンタッチできる性質のものではないのだ。

                      ・・・

                       

                      ヒッピーの前にビートニクというムーブメントが出てきたころから幻覚が最先端ということになり、LSDとか薬物を使ってサイケデリック体験していたのだが、ヒッピーの自然・健康志向にともない、これからは天然のハーブ使おうよ。ってなノリになってきたのではなかろうか。そうした「変性意識状態」はいわゆる薬物に限らず、瞑想やヨーガやジョギング(ランナーズハイ)がロハスのように意識高い系としてもてはやされてきたこととも関係ありそうだ。

                       

                      https://www.amazon.co.jp/dp/B00005HC5W

                      内容紹介

                      無意識下の世界へ、ようこそ。

                      ウィリアム・ハート衝撃のデビュー作。鬼才ケン・ラッセルが描く、禁断のドラッグ・トリップ・ムービー。

                      生理学者エディは、記憶から意識の頂点へ遡れる、という自説を証明するため、自らの肉体と精神を実験に捧げた。"先祖の花"と呼ばれるメキシコ・インディアンから手に入れた秘薬は強力な幻覚症状を引き起こす。しかし実験は続く…。彼の探究心はとどまることを知らず、幻覚は、やがて現実の肉体の逆進化を促進し始める。SFXを駆使した幻覚映像が、多くの話題を呼んだ異色作。

                       

                      この「アルタード・ステイツ」(変性意識状態)って36年前の映画見たことないけど、Wikipediaによればジョン・C・リリー博士による感覚遮断実験での変性意識状態をモデルとしたとあり、このジョン・C・リリーはイルカたん素晴らしい説を提唱した脳科学者である。そしてメキシコインディアンの秘薬〜ってのはたぶん、カルロス・カスタネダ「ドン・ファンの教え」でも紹介されたペヨーテ(メスカリン)のことではなかろうか。

                      高樹氏もテレビの仕事でイルカたんや先住民に接したのがきっかけでハピふる!になったはずだ。その証拠にハピふる!のロゴにもイルカたんの絵がえがかれている。↓参照画像


                       

                      高樹沙耶さんインタビュー

                      http://amanakuni.net/Namaenonai-shinbun/Namae131-saya.html

                      ● どうやって海の世界と出会ったんですか?

                      沙 耶:最初の入り口は、仕事で野生のイルカに出会う機会があって、イルカと泳ぎたい、イルカのように泳ぎたいって強く思ったこと。でもすぐに、自分が水中の生きものであるイルカのように泳げるなんておこがましいということに気づいてうちのめされました。やっぱり自分は陸で酸素を吸って生きている人間で、水の中ではダメな生きものなんだ〜って。それでも、こんなに幸せな気持ちを味あわせてくれる彼らに、少しでも近づきたい。どうやったらより深く長く海の中にいられるかなと思っていた頃、ハワイ島でアメリカのフリーダイビングの選手と出会えたんです。その人たちの姿をみて、人間の、生きものとしての可能性に感動した。「こうしたい」と思ったことって、必ず実現出来るんだって。「深く潜りたい」と思ったら、生理学的には無理といわれていた深さを超えて潜ってゆくことが出来る。息も4分半もとめることが出来るようになったし。フリーダイビングは、私自身にそういう生きものとしての可能性を確認させてくれました。  

                      宇宙飛行士が宇宙から地球を見たときに、強烈な一体感を感じるっていうでしょ。 それに近い感覚で、海の深さ30メートル以上にもなると、神の領域になってくる。 そういう領域に自分が行かせてもらって、「みんなつながっている」っていうことが はっきりわかった。理屈じゃなくて、体中の細胞がわ〜っとそれに気づいちゃう感じ。生きてるってなんて素晴らしいんだろう!って。地球という生命体において、自分だけが孤立してるのではない。みんなつながっている。死が近い究極の場所にいると、無意識にそういうことを感じとるんだと思う。  

                      ・・・

                      沙 耶:本当に海に慣れて、息をとめていることが気持ちいいと感じられるようになれば、深さはそれほど関係ない。5メートルの深さでもそれを味わえると思うの。自分の準備次第で。最終的には、例えばヨガの瞑想のように、水の中でなくてもそれを味わえるようになる。でも海の中はやっぱり特別気づきやすい状態でいさせてもらえる。水の中だと、自分の力ではどうにもならないって最初からあきらめてるでしょう。だから謙虚な形で入っていけるんだね。  

                      水の中という、自分が普通に生きているのと全くちがう環境に身をおくことによって、色んなことに気づかされる。例えば呼吸もそう。人間って、ふだん当たり前にあるものって意識できないでしょう。でも水の中に入っていくことによって、自分が空気を吸って生きてる生きものなんだ、呼吸ってすごい!ってあらためて気づいたり。 フリーダイビングの面白さは、そういうたくさんの気づきをくれること。私にとってそれは水中瞑想であり、究極のミソギでもあった。行者さん達が本格的にミソギをする時のように、食事も徹底的に調整して初めて深く潜ってゆけるのね。やっている最中はそこまで考えてなかったけど、フリーダイビングに集中したあの1年で究極のミソギをさせてもらったんだなって。後になってから色んなことが分かってきました。

                      ・・・  

                      30代前半でアボリジニと出会ったときに教わった、先住民の昔ながらの地球における生き方のエッセンスが今の私の核になっています。それと同時に、人類が築いてきた現代のテクノロジーも学んで取り入れいきたい。それらは両方とも、究極の所でつながることができると思うの。地球が崩壊しない限り、私たちは毎日食べものを食べて生き続けてゆくわけだし、その持続ということを考えながら、色んなことをシェアできる場をつくってゆきたい。千葉の白浜に、建設予定の家の設計図がちょうどできたところです。地球に生きる人たちの古くからの知恵と、持続可能なテクノロジーの両方が融合したモデルハウスになったらいいなと。「地球に負担をかけないど、自分たちも楽園」みたいなお家を作って、みんなが集まって歌ったり踊ったり、楽しくシェアしていけたらいいな。

                      ・・・

                       

                      このインタビューも上の山田塊也という無我利道場の「ヒッピーY」を追悼するサイトと同じ引用元だったりするのだが、これを読むとどうもイルカたんとの交流をきっかけとして素潜りを体験し、その素潜りがもたらした強烈なハピふる!=変性意識状態に魅了されたであろうことがうかがえる。また高樹氏と連動していたナマケモノ倶楽部も文化人類学系で、ネイティブインディアンの知恵とかいって「ハチドリのひとしずく」という真意のよくわからない寓話を一時さかんに紹介しており、今では何かの教科書(道徳か?)に載っているらしい。

                      まぁ先進的なヒッピーはそんな感じだが、サイケデリックブームの頃日本ではLSDの代替手段としてか?アンパン(シンナー吸引)が新宿駅前で流行し、しかもそれら若者はヒッピーではなく「フーテン族」と呼ばれていたようである。しかしなんでそんな人出の多いとこでこれ見よがしにシンナーやってたんだろうか。

                       

                      15 - フーテン族 - 1967&1968(YouTube)

                      https://www.youtube.com/watch?v=IEdQgfkqaRU

                      幻想的な絵。

                      どぎつい色彩。

                      今年は、サイケと呼ばれる奇妙な流行が、都会の街をいろどりました。

                      アメリカのヒッピーのあいだで生まれたサイケ調は、海を越えて若者の街・新宿にあらわれ、たちまち氾濫。

                      赤坂にあるクラブでは、幻想的な照明で壁や天井一面に怪しい雰囲気を映し出し、ゴーゴーダンスに熱中する若者で満員です。

                      昭和元禄とも言われた今年の世相の中に浮き沈みしたフーテン。

                      シンナー遊びはこうした無気力な若者だけでなく、全国の青少年のあいだに爆発的に流行しました。

                      シンナー遊びでは呼吸困難になって100人以上が死に、第三の麻薬とか、死の遊びとも言われて、青少年をむしばむ大きな問題になりました。


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