妊活!大島美幸

0
    評価:
    ---
    TCエンタテインメント
    ¥ 14,364
    (2011-09-09)

    先ほど何かのサイトで、太い3人組のお笑いグループ「森三中」大島美幸と、その夫で構成作家の鈴木おさむについて書かれたらしい芸能ニュースの見出しを見かけて読んでいた。
    なんでも、鈴木おさむが妻をモデルにした恋愛小説を書いたそうなのだが、それによると大島美幸は学生時代いじめられていた影響もあって、人生の目標に「復讐」を掲げており、昔のいじめっ子の自宅に会いに行って謝らせたりもしているのだとか。
    鈴木氏は、そんな妻がおもしろくて小説にしようと思った、と語っており、結局このニュースは新刊「美幸」の宣伝なのだった。
    うーむ。いじめっ子の家に行って・・・といった行為の是非はともかくとして、それって笑えるのか?
    私は、やはり吉本興業所属で、いじめられっ子体験をよく語っていた楽しんごが、暴行事件でニュースになったのを思い出していた。あんなフニャフニャのオカマみたいな奴が、人が変わったように男の頬を引っぱたき、薄気味悪く包丁片手に追い回す秘蔵映像「恐ろしんご」もまあ、おもしろいといえば、おもしろかったかもしれないが。
    それはそうと、鈴木氏は以前にも「ブスの瞳に恋をしてる」だとかいう、これまた妻をモデルにした本?ドラマ?か何か、やっていなかったっけ。世間って、そんなにこの夫婦に興味あるんだろうか。
    私はというと、バラエティ番組をあまり見ないこともあって、この夫妻がどのようなお笑いをやっているのか、実はよく知らない。
    ただ前述の「ブスの瞳」うんぬんといった作品、森三中が出演している携帯会社の広告、また大島・鈴木夫妻の出演していた酢のCMなど、森三中および鈴木おさむの名前はここ10年ほどでよく見聞きしている。
    先ほども、大島美幸についてネット・サーフィングしていると、現在森三中の出演している新しいCMの動画を見ることができた。それは産休の村上知子を除いた大島美幸と黒沢かずこの2人で「モーニング娘。」に加入し、「モリ娘。」として活動するといったauのCMである。
    そのCMに出演していたつんくの声がやけにカスレていて、こんな森進一みたいな声だったっけ?!というのにまず驚いたが、モーニング娘。に加入します、「モリ娘。」始まります、と言っているそばから、大島美幸は「妊活」(妊娠活動という意味)のため休業すると発表したのだ。
    じゃ、森三中は黒沢1人だけになるということか?「モリ娘。」はどうなる?どうでもいいけど。
    ともかく大島美幸は子作り、具体的には不妊治療のためにテレビからしばらく遠ざかるということになったらしい。
    そう。大島美幸は妊娠しづらい体質のようで、以前に流産したこともあるのだ。
    そもそも私が大島美幸夫妻に狂気を感じはじめたのは、TBSで放送されていた鈴木おさむ脚本、堀北真希主演のドラマ「生まれる。」がきっかけだった。
    全部の回を見たわけではないし記憶も薄れているのだが、タイトルが示すように妊娠出産がテーマとなっており、大島美幸もゲスト出演していた番組である。
    堀北真希の親が三宅裕司と田中美佐子で、三宅裕司はしょっぱなから死ぬるのだが、その後に田中美佐子の妊娠が発覚し・・・ってなストーリーで、高齢出産の是非を問う(というか、実質的には高齢出産推奨)のがドラマの主たる趣旨のようであった。
    堀北氏は当初、障害児の生まれる可能性を示唆して高齢出産には反対していたのだが、ダウン症の子供と交流したり、「胎内記憶」の絵本を読むうちに「別に障害児が生まれても良いか。ダウン症って愛嬌があって可愛いし」みたいなノリになってきて、母親を応援するに至ったのである。
    なんか今考えると、予防接種慎重論「ちお」誌にも通じる不愉快さ、具体的には子供の障害を心配すること自体が、まるで性格悪い差別主義者だと言いかねないような、ゆがんだ人権意識を感じてしまうドラマだった。
    じっさい、毛利子来的キャラの「正しくて良い奴」役の怪しげな産婦人科医を大杉漣が演じていた。そのモデルはおそらく「胎内記憶」を主張する池川明医師か鮫島浩二医師であり、私の見方では最終的に後者ではないかという結論にいたった。
    胎内記憶とは、生まれる前の記憶のことである。この記憶は成長するにつれなくなってゆくのだが子供のうちはまだ覚えているのだそうだ。
    多くの幼児が話すところによると、生まれる前は空の上にいて、どの人にしようかなー。と、神と一緒に親を選んでいるのだそうで、何か良さそうな妊婦を見つけると、腹の中にスポッと入り、しばらく胎内を満喫するとのこと。
    それだけ聞くと、魂とやらの存在を主張するファンタジーだと思うが、今胎内記憶について検索すると、なんと精子時代の記憶がある子供もいるという記事まであって、さすがに驚いた。
    まあ、そら、生きとし生けるもの、全員精子出身だとは思うが、「おかあさんのおなかのなか」にいた頃はともかく、親父の玉袋の中を泳ぎ回っていた記憶(玉内記憶)はキモすぎる。
    じつはこのドラマ「生まれる。」の前にも、同名の「うまれる」というドキュメンタリー映画があり、確か大島美幸の流産を経てその作品を見た鈴木おさむが感動してドラマを作った・・・ってな経緯だったと思う。
    映画は見ていないが、日本テレビ「ニュースゼロ」にて「うまれる」が紹介されたとき、インタビューを受けた坊やが「お空の上からお母さんを選んで・・・」とか言っていたのは見たことがある。
    これら胎内記憶がゴリ押されていたのは今から3,4年前の話で、この頃水谷ゆうという小学生フォーク歌手も「スタードラフト会議」出演をきっかけに、「空の上から優しそうなお母さんを選んだ」とかなんとか歌った「いっぱい大好き」でユニバーサルからデビューしていた。
    水谷氏はこのCDを出した後、公には全く活動していないようで、最初から胎内記憶をPRするためのプロジェクトだったのではないか、という疑いも捨てきれない。
    やがて月日は流れ、この胎内記憶ブームを私は完全に忘れていたのだが、先日書店で、いんやくりお著「自分をえらんで生まれてきたよ」なる本が平積みされているのを見て思わず手にとった。
    これはいんやくりお君という病弱な坊やが胎内記憶について口述したものを、母親が記録した本だ。
    しかし・・・りお君が8歳のときの言葉として「アメリカの大統領が平和のために戦争すると言っているが、はたして本当なのか聞いてみたい」とかいう、左翼風味な反戦ポエムが書かれているのを見たときは、それ本当にりお君言うたんか?!と、それまで抱いていた胎内記憶への不信感が大爆発した。
    かりに本当に言ったとしても、子供が言ったからって、何だっていうんだ。その無垢さゆえ、真実を見極められるかのような能力が子供に備わっているとでも言わんばかりに、自分たちの主張を代弁させているだけじゃないのか〜。
    加えて来月には、左翼風味な映画館アップリンクで「かみさまとのやくそく 〜胎内記憶を語る子どもたち〜」も上映される。
    そんな矢先の大島美幸の妊活休業。もちろん健やかなお子さんを産んでいただくにこしたことはないが、うさんくさい胎内記憶ブーム創出ならごめんだぜ。

    スポンサーサイト

    0
      • 2019.11.19 Tuesday
      • -
      • 23:15
      • -
      • -
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      コメント
      コメントする








         
      この記事のトラックバックURL
      トラックバック

      profile

      calendar

      S M T W T F S
           12
      3456789
      10111213141516
      17181920212223
      24252627282930
      << November 2019 >>

      selected entries

      categories

      archives

      recent comment

      recent trackback

      search this site.

      links

      others

      mobile

      qrcode

      PR

       

       

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM