春画人気爆発

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    女子が春画を見るべき理由。むずかしいこと考えずエロ娯楽として愉しんで!(messy 9月24日)
    http://mess-y.com/archives/22810

    日本で初めてとなる『SHUNGA 春画展』が、ついに開幕しました! 
    東京・目白の永青文庫で12月23日まで開催されます。  
    というニュースを、すでにあちこりの媒体で見てご存知の方も多いでしょう。なぜかテレビではあまり報道されませんでしたが……。実は私、ひと足早く内覧会で拝見したのですが、各種メディアが殺到するなかで、映像メディアはほとんど見られませんでした。そして、この報道の偏りこそ、これまで私たちがナマで春画を鑑賞できなかった理由です。おそらく、テレビで報道するには春画は〈性表現が直接すぎる〉と考えられているのでしょう。この展示は、HPを見ても「18歳情の入場は禁止されています」とあります。テレビではそうしたゾーニングをできないから、ということなのでしょうが、でもそうやってスルーすればするほど、〈いかがわしい〉ものとして春画の価値を貶めてしまっています。  
    実際の春画展をひと目見れば、〈いかがわしい〉で片づけるのはまったくのお門違いだとわかります。美術史上の意義や文化史的位置づけは私のような素人が語るべきことではありませんが、そこをまったく無視して、性器や挿入部にばかりこだわるって、かえって心根がいやらしく見えますよね。
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    テレビで性器や挿入部を映してほしいわけじゃないんです。ただ、春画という、たいへん豊かな文化が日本にあり(そのこと自体は18歳未満の少年少女も知っていていいと思います)、それを体感できる絶好のチャンスがついにやってきたことすら伝えないメディアって何なの、と残念な気持ちになるのです。
    と、のっけから不満を並べてしまいましたが、今回の展覧会を見ての感想をひと言でいうと、たいへんハッピーな体験だった、これに尽きます。
    ・・・
    だって、そこで描かれているのは、私たちもしているセックス。シチュエーションこそ違えど、やっていることは同じです。好きな人と抱き合うって、それだけでもううれしい。それは特別なことでなくはなくて、散らかった部屋で抱き合うときもある。彼が覆いかぶさってきたけれど、明日のことを考えるとせめて髪が乾いてからにしてほしい。って、いってるのに触ってくるから、気持ちよくなっちゃってズルズルと身体を開いてしまう……そんな絵だってあるんです。
    なんて大らかな性文化だろう、と快哉を叫びたくなりました。若い母親が赤ちゃんを抱き、父親がその子をあやす。でも、そのふたりの下半身はしっかりつながっている。これって、いまのママカルチャーのなかでは大炎上必至ですが、江戸っ子なら「1歳にもならねェ赤子に何がわかるってェんだい! ケツの穴の小せェこといいなさんな」というでしょう(適当な江戸っ子言葉でスミマセン)。住文化の影響もあるのでしょうが、のぞいたりのぞかれたりは日常茶飯事。笑いながら抱き合っている男女の絵も多く、セックスとはめくるめくもの、ロマンチックでなければいけないもの、というハードルの高いもののではなく、日常のひとコマだったのだろうと想像がつきました。「あー、私だったらこういうセックスしたいな」「この場面みたいに彼と抱きあいたいな」と思いながら見ると、江戸の男女がぐっと身近に感じられます。
    フェティッシュな視点で見るのもいいでしょう。BLあり、百合あり、触手モノあり……と性嗜好のデパート状態な春画の世界。私は以前から〈美女がエグい坊さんとかジジイとかに犯されている〉という春画が好きです。今回、その手の作品は少なめでしたが、1点ものすごい構図で描かれたものがあって「これはヌケる!」と心のなかでガッツポーズいたしました。絵自体のインパクトもさることながら、裏に広がるストーリーが果てしないのです。
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    1点1点をハッピーな気持ちで鑑賞し、「あー、セックスしたいなぁ」と思いながら会場をあとにしました。大らかな気持ちで、好きな人と笑いながら抱きあいたい。そんな多幸感あふれるセックスをしたくてたまらなくなったのです。それもこれも春画をとおして、かつての日本が性というものを絶対的に肯定していたことが伝わってきたからです。そして、性を表現することもまた尊重されていました。だからこそ当代きっての名のある絵師たちがこぞって描いたわけですが、作る側も見る側も認められているって、なんて気持ちいい! そんなストレスフリーな性の発露を、セックスで、あるいは女性という性で窮屈な思いをしたことのある女性にこそ見てほしいのです。  
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    先日美容院で読んだ女性週刊誌にもこの春画展の記事が載っていた。上に引用した「messy」(乱雑という意味の英語「メッシー」と「メス」をかけたタイトルであろう)は女の本音・・・ってよりはフェミニズムの思想にもとずいて女性の性の解放を説く左翼サイトのように見受けられる。
    私は当ブログで江戸時代が左翼の間で人気爆発中って何回か力説したけど、フェミニズムにおける春画もまたしかりで、基本的に江戸時代および春画礼賛にかんしては左翼のステマだと決めてかかっている。でまずフェミニズムにおける女性の性の解放って何なんだって話からすると、私が見た限りにおいてはまず女性器の解放という印象が強くある。
    これはちんに対してまんが不当に日陰者ポジションなので「子作りにも重要な役割を果たす神聖なまんを差別すんな!」とばかりに、女性器の名前を連呼するといった行動にあらわれる。そして第二に自慰行為の推奨。
    女子のあいだでは自慰トークがもう常識とか、オサレなおもちゃが人気爆発中とか吹かしたりする。流行に敏感な女性に対し、今どき性を恥ずかしいってダッサー!ってメッセージなんだろうが、個人的に自慰トークやおもちゃにかんしてはどんだけ煽ってもこれから先メジャーになることはないと思う。
    フェミニズムが敵視するものとしては、おもに日本男性向けのエッチなコンテンツやそこで氾濫するロリ描写があげられるだろう。女性に対しては専業主婦や赤文字系ゆるふわモテ子なども男への依存として批判しており、総合的に経済や性で男性優位な現状を打破しようという志向がありそうだ。
    また左翼でフェミなので、共産主義が弾圧されてた日帝時代に日本軍のなぐさみものになった(植民地下における朝鮮の)女たち、いわゆる従軍慰安婦もちょっとからんでくる話である。今みたいなフェミ思想が出てきたのは1970年あたりからで、最初はウーマンリブって呼んでたけどなぜか80年代くらいからフェミニズムになった。
    この名称変更にあたっては、ウーマンリブが中ピ連(ピルで避妊したい女性の運動)の影響などでエキセントリックでヒステリックなイメージが定着してたせいで「その頃の女性運動とは違うんだ」と、進化した感じを演出していたのかもしれない。フェミニズム、90年代以降に昭和のノリが一掃された時点であまり脚光を浴びなくなったと思われるが、最近はまたフェミを売りにする人が増えてきたような気もする。
    それにともない江戸時代を理想社会とするステマも、ここ10年くらいでずいぶん増えてきた。春画もやはり朝鮮通信使とか江戸しぐさとかロハスと同じ、左翼による江戸礼賛シリーズの一環じゃないかと思っている。
    上の引用記事がまさに見本のような内容なのだが、江戸は大らかだったけども明治に欧米化してダメになった、戦後は急激にアメリカ化してもっとダメになったって歴史観が鉄板で、明治維新した偉人たとえば吉田松陰はテロリスト、西郷隆盛が朝鮮侵略野郎と位置ずけられたりする。江戸しぐさの批判本では江戸しぐさが右翼の教科書に採用されてるってよりも、そこに引用されてた江戸しぐさ提唱者が憲法改正を唱える安倍晋三(山口県ルーツ)に対して「あんたまだ長州藩なの?」「日本を戦争できる国にしないで!」って批判してた絵のほうが印象に残っている。
    江戸時代はエコで平和な左翼の理想社会だったのだが、薩長みたいな尊王(天皇好き)のクソ武士のせいで愛国心強要する戦争大好き侵略国家に変えられちまったし、国際デビューするにあたって大らかだったエロまでもが封印されてしまった。ということなのだと思う。だから春画なんかは幕末とかに外人に人気爆発してたらしいんだけども、明治にリニューアルした日本が江戸の野蛮をよしとしなかった。
    それを今、明治維新がゴリ押しした天皇や儒教、植民地支配を否定する意図もあって、春画、男色、夜這い、朝鮮通信使など明治に葬り去られた恥ずかしい過去を素晴らしいものとしてえがいている。だからよく右翼が古き良き日本が好きで左翼はそれを否定してるってな説見るたび、左翼=反日イメージからそう連想しただけのように思えるのだ。
    あんだけ安保とか沖縄の基地でモメることからもうかがえるように、左翼による反日の根拠は資本主義のリーダーたるアメリカと手を組んでるとこにある。だから日本だから何でもダメってんじゃなく、徳川なんかは朝鮮にひどいことした豊臣家を滅ぼし国交正常化したイイ奴に相当することから江戸時代はパラダイス視されるだけの価値があるのである。

    私もかって、左翼の江戸好きを不思議に思いそのエコぶりや知恵をいろいろ調べてゆく過程で、確かに江戸ってけっこう素敵かもしれない。と理解を示し出したのだが、春画にかんしてはフェミニズムの批判するところの日本の変態コンテンツの起源としか思えなかった。だいたい浮世絵に描かれてる性行為って多くが遊女と客であって、別にイチャラブしてるわけではなかろう。
    その遊女だってもともとは借金の方に田舎から売られた人身売買の被害者であり、従軍してないだけで慰安婦みたいなもんじゃなかろうか。何で慰安婦問題を今の基準で裁くのに、遊女はオッケーってことになるのかがよく分からない。
    また春画に描かれたシチュエーションをあたかも大らかな性の反映してるかのようにとらえてるけど、おなごがタコに犯されている有名な春画もあるように、浮世絵そのものがリアリズムをガン無視したジャンルである。今日本人のあいだでいくら近親相姦やロリのマンガが人気爆発だからって実際にそのようなプレイやってる人がほとんどいないことを考えると、DNA的に日本人の描くエロなんて全然あてにならないんじゃないかと思うんだが。

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      • 2017.09.15 Friday
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