メロンからぶどうへ

0
    評価:
    DREAMS COME TRUE
    エピックレコードジャパン
    ¥ 1,149
    (1992-11-14)

    昨年クボメイクから発せられたメロンメイク(鮮やかなピンクオレンジ色の口紅やチークを使った化粧)が人気爆発していたそうだが、秋冬はぶどうメイクだったんだそうだ。それらしい用語で検索するとレブロン社の口紅の広告が出てくるので、同社が仕掛けた流行なのかもしれない。

    くしゅくしゅソックス時代まで鮮やかで落ちなさ(ラスティング)重視だった口紅が、ルーズソックス時代以降は「リップ」「グロス」のような薄ずきでツヤ重視に、ベージュやピンクのような彩度を押さえたヌーディーな色あいにとって変わられた。それが2012年ごろ、ふたたび若い娘さんが赤い口紅を塗っているのを見かけるようになったのだが、ここにきて口紅やティントの鮮やかな発色とラスティングにくわえ、ブルーグロスやぶどうリップなど青味がかった色に人気が集まっているようだ。

    上画像のディオールはバブルの頃人気爆発していた色番だという。こういう紫がかったピンクはバブルの代名詞って感じでオバサン臭いと忌避され、ここ20年以上ほどはリップメイクの主流から遠ざかっていた。

    それにしてもこういう角柱の口紅、私も90年代当時持っていたのだが現代の口紅よりも格好良くないか?昔の化粧品で紺色のケースはめずらしくなかったが(今は黒か、リボンやハートをあしらった乙女なデザインが主流)ディオールはコンパクトも六角形でその角張りっぷりがとくに素敵に感じられたものである。

     

    資生堂 レシェンテ (1992) CM(YouTube)

    https://www.youtube.com/watch?v=xcne4WLErIA

    このレシェンテってのは、たぶんくしゅくしゅ時代の資生堂の主力ブランドと思われる。モーヴとは青みの強い紫色とのことだそうだ。

    1992ってことで、牧瀬里穂が稲垣吾郎と共演したドラマ「20歳の約束」でヒューヒューだよ!って言ってた頃である。色的に秋冬のキャンペーンだろう。

     

    資生堂 Reciente レシェエンテ TV-CM 1993(YouTube)

    https://www.youtube.com/watch?v=VkLxMILmoQ0

    こちらは紫色の口紅ではないのだが、翌年の「春うらはらのベイビーリップス」はそのキャンペーンソングが印象的だったこともあり強く記憶に残っている。牧瀬氏は基本カワイイ系だったのに、資生堂のCMでは当然ながら化粧が濃くそのぶん見違えるほど大人っぽかった。

    このCMは可愛らしく春ぽいピンクの口紅をアッピールしているのだが、それとセットでエラ(Uゾーン)に塗るシェーディングと鼻すじ(Tゾーン)に塗るハイライトもセットが売られていた。つまり顔に陰影をつけてシュっと大人っぽくしているのに、口紅がピンクであどけない感じ、それが「うらはら」というわけである。

    くしゅくしゅ時代は濃い色の落ちない口紅をベタ塗りした女の記憶しかないために、今で言うコントアーって奴がこの時代にすでに提案されていたことに驚いた。それに牧瀬里穂の見た目がアリアナグランデすぎて2010年代としか思えない。

     

    資生堂レシェンテCM 90年代 YouTube)

    https://www.youtube.com/watch?v=XDVOclF0eh4

    モーヴ、ベイビーリップスと来て、93年秋の「レシェンテ」モデルは吉田美和。ドリカムファンだったこともあって記憶に残っているが、正直このCMは口裂け女としか思えなかった。

    キャンペーンソングの「go for it!」も日本語でおk。としか思えず、それ以降ドリカムは全く聞いていない。ただこの口裂けメイクこそがくしゅくしゅ時代のイメージなのである。

    ちなみに私このレシェンテというのはよく知らんのだが、昔はあまりドラッグストアーや100均やプチプラコスメっちゅうのがなかったので(あったけど今みたいな人気はなかった)化粧しだした頃は「人を彩るサイエンス」資生堂筆頭にそこそこのメーカー物を使うことが多く、今思うと高いオプチューン、ビバーチェ、PJラピス、エルセリエ、スタイリッシュ・・・といった銘柄をスーパーや稲葉さんの実家みたいな店で買っていた。コギャルにいたっては、化粧品といやブランド物(一説ではディオール、サンローラン、シャネル)が当たり前だったろう。

     

    DREAMS COME TRUE - 太陽が見てる(YouTube)

    https://www.youtube.com/watch?v=dvtpcSXZ4mM

    口紅のCMはいまひとつだったものの、くしゅくしゅ時代における吉田美和はオシャレなお姉さん的存在で女子高生から人気爆発だった。今見ると小松菜奈っぽいとも思う。

    歌詞もブルーのシャツやあの岬より遠くや夕暮れの競技場や雨が降れば川底に沈む橋といった情景があざやかに浮かんでくるようだった。だがドリカムは95年あたりからルーズソックス化が顕著となり、ファンクザピーナッツとかやり出たり髪がひっつめになったり曲も辛気臭くなって苦手になった。

    だがくしゅくしゅ時代にもみじんの違和感もおぼえていなかったわけではなく、この3人やたらニコニコベタベタくっついってっけど言うほど仲良くなさそうだしいったいどういう関係なんだろう。と不思議に思っていた。そのため吉田美和は可愛かったが、後ろの野郎2人についてはあまり深く考えないようにしていた。

     

    オーブCM(YouTube)

    https://www.youtube.com/watch?v=_p3YzoQ8s3o

    これは何年のCMか分からないが、花王「オーブ」のモデル高橋リナもカップにつかない紫色の口裂けメイクでくしゅくしゅ当時のおしゃ顔だった。80年代のアイドルの写真とか見るとおちょぼぐち(ぶりっ子)しているのに、今井美樹からの流れか?もともと口の大きい女がそれが目立つような色の濃いマットな口紅を塗ってガハっと大きく口をあけて笑うのがサバサバで格好良いっていう風潮があった。

    ドリカムの3人編成にいだいていた違和感も、吉田美和の「あたいは恋愛とか抜きで男とスキンシップできるんだよ!」っていう、サバサバアッピールが原因だったのかもしれない。そういえばルーズソックス時代以降にみられるJKのオラオラ感(女らしさダサイ、汚い言葉遣い等)も、口裂けサバサバ女の進化形だった気もする。


    スポンサーサイト

    0
      • 2017.11.15 Wednesday
      • -
      • 00:07
      • -
      • -
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      コメント
      コメントする








         
      この記事のトラックバックURL
      トラックバック

      profile

      calendar

      S M T W T F S
         1234
      567891011
      12131415161718
      19202122232425
      2627282930  
      << November 2017 >>

      selected entries

      categories

      archives

      recent comment

      recent trackback

      search this site.

      links

      others

      mobile

      qrcode

      PR

       

       

       

       

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM