セブチ

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    1994年のセブンティーン誌。表紙にNo4・5 2/1って書いてていったい何月號なんだ。と思ったけど、どうもセブンティーン誌は月に2回で、これは2月号かつ4号と5号の合併号という意味らしい。

    しかし2月にもうすでに4冊も5冊も出てるんかいな?と、結局どういうしくみなのかよく分からないのだが、とにかく1993年度の三学期、くしゅくしゅソックス時代も末にさしかかり、来たる1995年のコギャルパラダイムに向けJKの目新しい消費動向、言語感覚、コミュニケーション、貞操観念の希薄などに注目が集まり、くしゅくしゅが巨大化=ルーズソックス化し始めているさなかである。それでいてルーズソックス世代とはやや異なる趣であり、赤くて落ちない口紅や濡れ髪、編み上げのショートブーツが人気だったりとファッションなどは今(2013〜現在くらい)に近いものも多い。

    コギャル雑誌が出てくる前なこともあり、セブンティーン誌はかなり一般的だったらしいのだが、私はレモンの読者だったので読んだことなくモデルもケツメイシと結婚してた石川亜沙美とロハス化した田辺あゆみ以外誰か分からない。むしろ全然世代じゃない鈴木えみ、木村カエラ、榮倉奈々から北川景子が出てくるあたりまでのセブンティーン読んでた。

    JKのヒット商品を100個紹介するページ。満足印良品とはおそらく無印良品をもじっているのであり、当時脱ファンシーいちじるしく舶来品のソニープラザ(現プラザ)と並び無印良品のシンプル雑貨も人気が高まっていたように思う。

    記念すべきエントリーナンバー1「セレブ洗顔フォーム」は牛乳石鹸社が発売していた洗顔で、使ったことはないけど当時見てたお笑い番組「生生生生ダウンタウン」にてきまって流れる「セレブで洗ったら♪パックした後のように♪さっぱりすべすべミルクと卵の♪セレブです♪」て印象深いCMソングはくしゅくしゅ時代の思い出の壱ページだ。わが国ではいつからセレブを洗顔ではなく富める者を意味するようになったのだろうか。

    パッケージがかわいいから、つい買ってしまうのが輸入モノお菓子。『ホールズ』や『オレオ』みたいに日本製があっても、わざわざ輸入のを買っちゃう。形がかわいいグミも輸入モノならではだよね。かわいいパッケージに入っていると、すっごく嬉しいけど、ときどき味に当たりはずれがあるのが困る。

    (「女子高生噂の法則」186ページより)

    プリングルスは確かにこの時期の発売であるが「ソニプラに逝くと絶対買う!」て書かれてるあたり、最初は輸入ものだったのかもしれない。ルーズソックス時代以降のキャラはキティーちゃん(とマイメロ)一極集中するけどくしゅ時代はピングーやミスターフレンドリーなど欧米のキャラや雑貨が人気だったために、プリングルスも当初は日本の菓子にはないそのポップなデザインがJKに支持されたことであろう。私もソニプラ逝くといつも熊のクッキー(たぶんナビスコのテディグラハム)買って一人でボリボリ全部食べたものだった。でもプリングルスみたいな成形ポテトは味も形も人工的すぎていまいち好きになれない。

    JKカテゴリではルーズソックスが出始めた経緯に言及することが多く、過去このスヌーピーソックタッチ↑を取り上げたこともある。高2の「なかなか売ってなくて」というコメントもあるように、JKの靴下短かった時期が長かったせいかルーズソックスが人気爆発するまで白元はソックタッチ製造していなかったのだ。

    くしゅくしゅソックス時代に今売ってるのと同じ形状のリップグロスがすでにあったとは知らなかった。当時、コギャルの源流である日焼け肌の飯島愛ふうギャルはすでにベージュぽい色合いの口紅つけてただろうけど、どっちかというと多くは吉田美和がCMしてたみたいな赤くて落ちないマットな口紅で、リップグロスというのはルーズソックス時代をさかいに急に女たちが真っ赤っかの乾いたクチビル気色悪っ!てことになり流行したという認識であった。

    基本的にルーズソックス時代というのはルーズってなだけあって、赤い口紅にとどまらず、黒髪、ストッキング、パンプス、ロング丈スカート、ウエストインなどフォーマルや大人の女性を感じさせるファッションはすべて禁忌となり、汚らしくてハレンチなぐらいがこなれてて格好良い、そんな不真面目な女を演出するために髪を茶色に脱色して生足とキャミで男たちを誘い我が世の春とばかり傍若無人に振る舞ったのである。きっとこのボディショップって店がおらが村にはなかったので知らなかったのだが、人気爆発し始めた当初のリップグロスはジャー(軟膏の容器みたいなのに入った固形油脂を指や筆で塗布し唇に艶を与える)タイプが多く塗ってもそこまでテカテカにならなかった。

    学校では『ボディショップ』のリップクリームが人気。アプリコットなんて香りもあって、すごくおいしそーなの。くちびるも荒れないし。でも冬になると、なんとなくメンソレータムの薬用リップの方が効くって思って変えちゃうなぁ。口紅は学校ではしないけど、放課後に駅のトイレで口紅を塗ってる。もう、身だしなみってカンジで、ないと不安なんだぁ。

    (「女子高生噂の法則」213ページより)

    ボディショップとやらがなかった田舎にもさすがに資生堂は売ってたし油ギッシュだったのでニキビ用のエルセリエは使っており、写真のパウダーも何回詰め替えたか分からない。とはいえあんな色もついてないてんかふん同然の粉が1500円とは、プチプラコスメ全盛の今見ると高すぎて驚く。

    あと右下にあるカロリーメイトダイエットっていうのも聞いたことあるけど、これ栄養が添加されてるから短期間に食事がわりにできるってことであって、おやつにしちまったら痩せないんじゃなかろうか。この頃のダイエットはダンベルとか杜仲茶とかりんごとか痩せる石けんとかがあり、ディオールのスヴェルトはちょっと後だった気がする。

    毎日リンゴしか食べないリンゴ・ダイエットって、ダイエット初心者が必ずやる方法ね。3日間から1週間、リンゴだけしか食べないの。リンゴじゃなくて、パイナップルとか、グレープフルーツとか、トマトとか、バリエーションがいろいろあるんだけど、成功したっていうコがいないの。たいてい途中で胃がおかしくなったり、ふらふらして倒れちゃったりするんだって。

    (「女子高生噂の法則」207ページより)

    いま、ポイント高いと評判なのがカロリーメイト・ダイエット。クッキータイプのをおやつがわりに食べるの。とくにチョコレート味が人気で、薬局で買いだめしてるコもいるよ。私は缶入りのニューカロリーメイトっていうのが好き。ココアの味がして、1本飲むとお腹がいっぱい、とまではいかないけれど、けっこう満足感があるの。

    (「女子高生噂の法則」207ページより)

    近年ウエストゴムのスカートやカップつきキャミソールなど女の服装がどんどん楽になっていく中で冬の定番商品ともなっていたムートンブーツ、第一次ブームがこの頃だったようで、アグではなくホーキンス、ムートンではなく「シープスキン」と呼んでいることが多い。このブーツ厚底全盛期のルーズソックス時代には見かけなかったように思うが、機能的ながら特徴ありすぎな形状ゆえ流行ったりすたったりを繰り返しているのかもしれぬ。

    スケジュール帳にはもらった名刺を入れておく。名刺を持ってるのはジョーシキだけど、みんな100枚くらい作るみたい。学校名、名前、住所、電話番号を入れてね。

    (「女子高生噂の法則」174ページより)

    おらが村には東急ハンズなどなかったので透明手帳なんて見たことも聞いたこともないけど、イラストレーターがゴチャゴチャと絵やセリフ書きこんだような80年代的ファンシーグッズから、こうした透明手帳とか無印とかみたいなシンプルな文具を自分でアレンジする傾向にはあった。あとエビアン、この当時の水に対する意識では蛇口ひねったら出るのにわざわざ買う、それも異国の地の水とかオシャすぎるし、こんなペットボトルで飲み物飲むこともなかった。

    クッキークリームのアイスは2000年ごろ、ハーゲンダッツのカップが一般的になるにしたがい食べられるようになったものと思っていたが、この時代すでに存在していて、しかも本家オレオを使用した商品も雪印から発売されていたという。確かに私はこのころ金持ちの友達の家でクッキークリームのアイスを初めて食べ、富める者はこんな素敵な物くうとんのかい・・・!と、驚いた記憶があるので、もしかするとあれハーゲンダッツだったのかもしれない。

    いつのまにか韓国産になり今年3月に日本での販売も終了してしまったウイスパーだが、この頃だと第一線で活躍する女たちが静寂の中でドライメッシュシートの素晴らしさ解説するいかにも外資系ぽいCMがよく流れており、ナプキンの代名詞的存在だった。今では普通のくるくる巻いてテープで留める袋はルーズソックス時代に芳本みっちょんが更衣室で「こうやって捨てれるんだよ♪」てやってるロリエのCMで初めて知ったので、てっきり花王さんの技術かと思ってたけどウイスパーが一番早いようだ。

    他社もドライメッシュシートみたいなのが多かったことを考えると、当時はウイスパーがナプキン界をリードしていたものと思われる。吸収体を覆うポリ袋みたいな素材が水吸わないせいか表面サラサラってことになってたけど、すごい通気性悪くてその後不織布のシートを使った安価なナプキンが出てくると全然使わなくなった。

    不織布は使い捨てマスクなんかも出しているユニチャーム社の得意とするところと思われ、真ん中吸収を売りにしていたセンターインも資生堂が手放してからユニチャームが作っているし、タンポンも今はユニチャーム一社だ。くしゅくしゅソックス時代にさまざまなメーカーが競って進化を遂げたのに、いつのまにか3社くらいの独占的な事業になっていたという生理用品メーカーの経緯は、シリアル大手やコンビニ大手とも共通している。

    生理用品はウイスパープラスという超薄型が人気。ウイングつきだと長時間安心というのはホント。でも買うのは恥ずかしいから母親に頼んじゃう。クラスの大半はナプキン派で、タンポンを使っているコって少ないみたい。ナプキンはポーチか布のキンチャクに入れるけど、サンリオの「コップ袋」が便利って知ってるコはまだ少ない。

    (「女子高生噂の法則」170ページより)

    このブログでも言及したことのあるスイスエミー果実頃はなんといっても大きなフルーツが贅沢で嬉しかったものだ。フルーツ入りがめづらしくない今見るとどうか分からないが・・・

    スイスエミーのムースヨーグルトも果実頃と同じくらい好きだった。果実頃はもうとっくに売ってないけど、近年もパルテノという美味なヨーグルトで乳製品界をリードし続けている森永乳業さんにこれからも着いていこうと心に誓った。


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      • 2018.10.14 Sunday
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