竹やり禁止

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    今年すごい暑いし雨も全然降らないけども17日から3日ほどは一瞬だけ爽やかな気候になり、いちおう秋が近づいてる気がした。その後ふたたび熱くなって30度超えたものの、心なし風がサラリとしてて屋外もお盆前ほどは苦しくない。

    東京の週間天気によれば8月末までは30度超えと予報されているが、今年は梅雨がほとんどなく夏が前倒し気味かつもう十分暑かったので、アイスバケツチャレンジやポケモンGOの時がそうだったように9月になればさっさと涼しくなって夏の騒ぎも瞬時に忘れられるパターンと予想する。オリンピック打ち水論争もまたしかり、人々の関心も今だけだろうからまだ暑いうちに記事をしたためとこうと心に誓った。

    10年以上前からロハスと小池百合子がやってたはずの打ち水が今年に入って急に論争になった経緯としては、この酷暑のなか去年の希望の党だなんだで没落した小池都知事がオリンピックも打ち水で乗り切ろうよ的なことを言い、戦時中のような愚行としてインターネット中心に批判を集めたものと認識している。それが竹やりと形容されているあたり、江戸など伝統を美化するのが右翼だというニュアンスが多分にふくまれているのだろう。

    しかしそれは誤解で江戸好き=左翼って認識が早く人々に広まることを願ってやまない。でないと、江戸って右翼的なんだー。って勘違いして本当に江戸を褒め称えだす奴が出てくるのでややこしいことになっちまうっていうかアベの嫁がロハス野郎とつるんでいることもあってもうすでになりつつある。

    なんで小池百合子が前から打ち水をやってたかというと、ニューエイジおよび脱原発の人々が創出してた2000年代初頭におけるロハスブームのさい環境大臣を務めており、それ以降エコを売りにするようになったからだろう。服とかが緑色なのはよく知られたところかと思うが、Twitterのアカウントも「エコユリ」となっている。

    打ち水がヒートアイランドに効果的であるかのように宣伝されだした頃、小池百合子は都知事ではなく環境大臣、オリンピックはまだ招致してなくて愛・地球博を目前にしていた。もともとは真夏の昼が一番電力消費多いから江戸のスローライフにならって原子力発電所減らそうって方向性だったはずで、江戸賛美は右翼。小池百合子は右翼。オリンピックは右翼。てな思い込みによって打ち水やモッタイナイが戦時中の竹やりとか欲しがりませんと結びつけられたりするのを見ると、ロハスブームも遠い昔なのだと思わずにいられない。
     

    「祝10周年の打ち水大作戦はどうやってはじまったの?」を仕掛け人・池田正昭さんに聞いてみた [ソーシャルアクション元年への旅](2013年8月9日 greenz)

    https://greenz.jp/2013/08/09/uchimizu02/

    真田 打ち水大作戦を思いついた背景を聞かせてくれませんか?

    池田 ひとつは渋谷川を再生させようという「渋谷川ルネッサンス」というプロジェクトがあります。そのとき僕はすでに「アースデイマネー」という地域通貨をはじめていたのですが、この地域通貨というものは、なにかを達成するための手段であって、目的には成り得ません。なので、地域通貨の流通させることが必然となるような目的としてのプロジェクトが必要になり、それがどぶ川のような渋谷川の再生だったわけです。

    真田 どうして渋谷川だったんですか?

    池田 『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明監督が『ラブ&ポップ』という実写映画を撮ったこと、真田さんならご存知ですよね。その頃、僕は村上隆さんとよく一緒に仕事をしていたのですが、彼が『ラブ&ポップ』をベタ褒めして「ぜひ観るべきだ」とやたらと勧めてきて。

    それで観てみたのですが、なにが一番印象に残ったかって、これがもう秀逸なエンディングロールなんですよ。エンディングは、女子高生4人が「あの素晴しい愛をもう一度」を歌いながらドブ川を歩いているシーンなんです。このドブ川はどこだろうと思いました。ずっと渋谷の話だったから、渋谷なのかなと。

    それで、調べてみたら、そのドブ川が渋谷川だってことがすぐにわかったんです。渋谷で立ち上げたアースデイマネーのプロジェクトには東急電鉄の方が関わってくれていて、そのひとから「渋谷川はいまでこそすっかり汚れてしまっていますが、本当は“春の小川”のモデルとなった川だったんですよ」と教えていただいたんです。これはかなり衝撃的でしたね。それまで知らなかったんですけど。

    この汚くなった渋谷川を春の小川として再生する、そのための地域通貨をアースデイマネーにしよう……。ヒラめいたんです。それで、春の小川を再生する活動を支援したり、活動している団体を見つけるためにさっそく動き出しました。

    しかし調べてみると、そんなことしている団体は一切なかったんです。困ったなぁと思っていたのですが、そんなときに目に留まったのがNPO法人渋谷川ルネッサンスの代表をしている尾田榮章(おだひであき)さんだったんです。本来なら私がやらなくてはいけないけれども、実際には地域通貨のほうをやらなくてはならないので、渋谷川の再生をやれる人はいないのかなと探していたんですね。

    尾田さんは世界水フォーラムの事務局長として活躍していて、元建設省の河川局長の立場でありながらすごく大胆なことを言うような方でした。とある雑誌では「都市は春の小川の再生のようなことをやらなくちゃいかん」と熱く語っておられました。私はすぐこの人だと思いました。渋谷川の再生プロジェクトをやるのはこの人しかいない、と。

    真田 そういう流れだったんですか。

    池田 ええ。それで会いに行ったら、「おもしろい、やろう!」と二つ返事。それで、とんとん拍子にNPO法人渋谷川ルネッサンスが立ち上がることになりました。と同時に、僕も世界水フォーラムに関わるようになり、結果として世界水フォーラムが母体となって、打ち水大作戦本部がつくられることになったのです。

    真田 それが2003年頃だったと。

    池田 そうですね。そして私は打ち水大作戦終了後のレポートに、打ち水大作戦の成功の理由をひとつあげるならばそれは“近隣コミュニティの再生”だと記しました。

    この近隣コミュニティの再生とは、まさに第三回の世界水フォーラムの閣僚宣言で出てきた考え方とぴったり重なっていたんです。「世界の水問題の解決のためには、近隣コミュニティの再生こそが鍵である」それが世界水フォーラムの閣僚宣言の締めの言葉だったんです。

    真田 そうなんですか。

    池田 そう。そしてそれをまさに体現したのが打ち水大作戦でした。2003年の打ち水が終わったとき、参加してくれたひとりの女性が、「近所の人と挨拶をして、またみんながひとつになれました」と教えてくれました。“また”ひとつになれたという部分が大きいかなって思っています。

     

    打ち水が気温を下げる説を既成事実化したイベント「打ち水大作戦」においては、当初地域通貨「アースデイマネー」の存在があり、仕掛け人の元博報堂・池田正昭はミヒャエル・エンデ著「モモ」を題材としたNHKのロハス番組「エンデの遺言」にも出演していた。そしてアースデイマネーを流通させるためのプロジェクトとして渋谷川の再生を目的とする「渋谷川ルネッサンス」が発足し、その再生事業に世界水フォーラムが関わってきて、このアースデイマネーと世界水フォーラムにより近隣コミュニティの再生を目的に打ち水大作戦本部が作られた・・・と、上記引用には書いている。

    もともとこの渋谷川が暗渠化されたのは1964年の東京オリンピックであった。なお打ち水大作戦の元となったアースデイマネーはカフェスローでも使うことができたようだが、確かアースデイマネーはほとんど流通してなかったので今やってるかどうかは分からない。

     

    https://www.amazon.co.jp/dp/4140806672/

     

    カフェスローに集う 〜地域通貨マーケット〜

    http://www.cafeslow.com/event/market.html

    「地域通貨」とは、

    『国家が発行する”円””ドル”などの法定通貨とは別に、地域やコミュニティの中で独自に作られ、使われる通貨システムのこと。商店街、NPO、地方自治体などが運営主体となることが多い。法律等で規格が整備されているわけではないので、各地の地域通貨ごとに形状もシステムも様々だが、流通するなかで利子が発生せず一切の利潤を生まない点が地域通貨の最大の特徴といわれる。 』

    と、このように書くと大変難しいものに思いますが、
    カフェスローのマーケットで使われる「ナマケ」「アースデイマネー」は、クーポン感覚で誰でも気軽に使えるシンプルなタイプの地域通貨。
    商品代金の10%から使用可能です(使える割合は店舗によって異なります。詳しくは各店舗まで)。

    くるくると循環する地域通貨は、地域やコミュニティのなかで人の縁をつなぎ、互いを活かし支えあうための、”道具”としてのお金。

     

    地域通貨ってのもよくわからんけど、今みたいな銀行が明治(渋沢栄一とか)に由来していることを考えると江戸みたいなもんなんだろう。このカフェスローで『半農半X』などのイベントを共催していた、NPO法人トージバの渡邉尚氏と結婚し3人の子どもさんを自宅出産したのがナマケモノ倶楽部の藤岡亜美、また渡邉尚とトージバを運営していたハッタケンタローが隊長を務めていた打ち水大作戦に小池百合子が参加していたのは何日か前の打ち水記事で紹介したとうりである。

     

    鴨川自然王国で農的な暮らしをする歌手のyaeさんをゲストに迎えて(2009年5月17日)

    http://www.bayfm.co.jp/flint/20090517.html

    ●生き方自体が自然ベースのライフスタイルになっているんだなって思うんですけど、yaeさんは種まき大作戦っていうアクションも起こしてらっしゃるそうですね。

    「はい。2007年からスタートしたんですけど、環境に対する運動って世の中で色々起こっていて、東京のほうでも行なっているんですけど、打ち水大作戦っていうのがありまして、打ち水すれば気温も下がるよみたいな。打ち水大作戦の仕掛け人でもある、ハッタケンタローという男が『今度は種まき大作戦っていうのをやろうじゃないか』と。人は食べなきゃ生きていけない。その食をもっとクローズアップさせて、みんなでムーヴメントにして、みんなで楽しんでどんどん広めていこうよ。日本の自給率が4割を切っていてって、ニュースですごくいわれるんですけど、『そのためにどうすればいいのかが分からないんだけど』っていう人たちのために、『こんな方法があるよ』って分かりやすくて楽しくて、もっともっと広まっていくような仕掛けを種まき大作戦でやっています。種まき大作戦の棚田チャレンジとか、はじめる自給とか、米をみんなで作ってみる。米と大豆さえ作れれば、大体の日本の味は作れるだろうみたいな。豆腐ができるし、納豆ができるし、醤油ができるし。そういう意味で大豆を作ろうみたいな話で体験をやるんですけど、一般の人たちがたくさん参加してくださったりして、この間、アースデイで呼びかけたら結構応募があったりして、私のファンクラブでも田植え体験とかやっています」

     

    このYaeと言う歌手は加藤登紀子と獄中結婚した藤本敏夫の娘で、土と平和の祭典ていうロハス大集合の実行委員長でもあった。土と平和の祭典の世話人って記載されてる高野孟はたぶん藤本敏夫と親交があったと思うのだけど気功を紹介してた津村喬(本名 高野威)の兄にあたる人物で雑誌「80年代」にも何か中東の記事書いてた気がする。

     

    https://www.amazon.co.jp/dp/4051052079/

     

    種まき大作戦&土と平和の祭典

    http://www.tanemaki.jp/

    【実行委員長】藤本八恵(Yae)
    【世話人】加藤 登紀子(歌手)/高野 孟(株式会社インサイダー代表取締役兼同誌編集長)/田中 正治(ネットワーク農縁)/藤田 和芳(大地を守る会会長)
    /辻 信一(文化人類学者・環境運動家・明治学院大学国際学部教員)/甲斐 良治(社団法人農山漁村文化協会 編集局次長)/渡邊 義明(株式会社アファス認証センター代表取締役)
    【事務局】特定非営利活動法人 トージバ

     

    というわけで打ち水はロハスなのであり、竹やりではない。これから打ち水を竹やりとか言う奴は竹やりで突つく。


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      • 2018.09.24 Monday
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