歴史修正

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    これまでブログに書いた歴史観に補足や修正をくわえたくなったことは一度や二度ではない。

     

    その1 白砂糖漂白説

     

    白砂糖が体に悪いってホント? 黒糖や三温糖との違いは(10月22日 朝日新聞)

    https://www.asahi.com/articles/ASLBG6K8SLBGULBJ004.html

    インターネットで「白砂糖」を検索すると、ドキッとするような内容が書かれたサイトがいくつも見つかります。「白いのは漂白しているためだ」「食べると骨や歯を溶かす」「子どもがキレやすくなる」……。白砂糖は体に害があるとして、茶色い砂糖を使うべきだと指摘するサイトもあります。白砂糖って、そんなに危険なのでしょうか。調べてみました。

    ・・・

    一方、白砂糖の作り方も途中までは黒砂糖と同じだ。細かく刻んだサトウキビを搾ると汁が出てくる。その汁を石灰と一緒に煮て、要らない成分を取り除く。

    しかし、白砂糖の場合、そこからさらに、濾過(ろか)したり、お湯で洗ったり、活性炭などを使うことで甘み成分のショ糖以外の成分を徹底的に取り除く作業が加わる。そして、遠心分離機にかけて、ショ糖の結晶を取り出す。これが白砂糖だ。白砂糖にはいくつか種類があるが、グラニュー糖が最もショ糖の純度が高く、99.9%以上を占める。

     

    この過程に、ネットで話題になっている「漂白」のような化学処理は見当たらない。さらにわかったのは、ショ糖の結晶は透明無色なのだということ。それでも白く見えるのは、結晶が光を乱反射しているからだという。

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    松田さんに、白砂糖に対する様々な指摘についても聞いた。昔から多く見られるのが「骨や歯を溶かす」というものだ。白砂糖は酸性の食品だから、酸性に傾いた血液を骨のカルシウムで中和するので骨が溶ける、という指摘だ。

    これに対し、松田さんは、骨や歯を溶かすという言説を証明する科学的根拠は明らかでないとした上で「砂糖を多く含む清涼飲料水は加工食品に含まれるリン酸も多く含んでいるものがある。リン酸を多量に摂取すると、カルシウムの吸収が妨げられると考えられている」と話した。

    ・・・

     

    テレビ番組で砂糖黒い方が体にいいのか検証されたのを受けた記事を以前にも見かけ、やはりそのときも上記引用記事同様に白砂糖漂白説が取り上げられていた。白砂糖が危ないって話はともかく、漂白なんて言ってたっけ。との思いをブログにしたためたこともあるのだが、その後読んだ高橋晄正の本にこの漂白説について書かれていたのだ。

    手元にないので記憶だよりなのだがもう30年くらい前だかとにかくけっこう古い本、その当時から何を勘違いしてか三温糖使ってる人というのはいたそうで、上の記事と同じように砂糖なんかどれ使っても変わらないと結論ずけられていたように思う。それよりも昔、砂糖を漂白していたことも実際にあったらしい。って記述があったので驚いた。

    その時点でおじいさん医師に「そういうのもあったらしい」みたいに書かれる伝説上の食べ物「漂白された白砂糖」が現在でも言い伝えられているってのはいったいどういうことなのだろうか。あとロハスは別にはちみつなんか人気ないって書いてたけど、美健ガイドの白砂糖危ない本はどうもはちみつ推奨のようだ。

    また砂糖が骨や歯を溶かす話、これ私が子供のとき砂糖じゃなく炭酸で骨が溶けるって話はすごいよく聞いた。むしろ最近そんなこと言う奴いなくなり炭酸が体にいいみたいなノリになってきているくらいに思っていたのだが、骨はともかく直接食べ物に当たる歯は普通に炭酸とか砂糖(別に茶色とか関係なく)で溶けてるだろう。

    しかしじつは酸っぱい食べ物の方が砂糖や炭酸の比でないくらい歯ー溶ける。私自身が梅ぼしのなめすぎですごい知覚過敏になって酸蝕歯用のシュミテクトとかも使ってたけど全然治らなくあんな好きだった酸っぱい物がいっさい食べれなくなってしまったし何ならもう骨や内臓も溶けてると思う。

     

    その2 スポック博士元凶説

    80年代から自然なお産や添い寝などの昔ながらの育児が再評価されたのは戦後から経済成長や欧米化ありがたがりすぎた反動ってな話を繰り返しており、その歴史観は全然今でも保ってるのだがよくいわれてるふれあい軽視のアメリカ式育児や粉ミルク推奨=スポック博士の育児書って何か違う気がしてきた。前にも書いたけどまだアメリカでもスポックの本出てない戦前か戦時中の婦人雑誌ですでに抱き癖批判や3時間授乳載ってたの見たことあるし、GHQ時代のおむつなし育児の動画で粉ミルクが大写しになってたの見たらそんな思いが強くなってきたのである。

    実際読んだことなかったのでわざわざ図書館まで逝って初版読んできたけど言うほど変なこと書いてない。たとえばアメリカは自立心を尊重するので赤ちゃんをベビーベッドに寝かしたり泣いても抱き上げなかったりとのことだが、スポック博士は自立心がどうってよりも(そういう記述もあるにはあるのだが)お子さん一緒に寝てたら親がちょめちょめしているところ見てトラウマになることを心配してるし、別の部屋で寝ないからといって特に依頼心の強い子になるわけではないとことわってて、戦後すぐの婦人雑誌に比べたらアメリカ式育児ぶりはかなりトーンダウンしている印象さえ受ける。

    赤ちゃんが泣いたらすぐわかるところなら、生まれたときから両親とべつの部屋にねかせてもかまいません。生まれたときは両親とおなじ部屋に寝ていても、六ヵ月ころにはべつの部屋にした方がいいのです。このころになると、どこか具合が悪ければ、自分で気がつくだけの力は出てきているし、そうかといって、どこで寝たいというような考えは、まだ持っていないので、ちょうどいい時期なのです。九ヵ月をすぎるまで、両親とおなじ部屋にねかせているのは、望ましいことではありません。そのころになると、おなじ部屋に寝るのになれてしまって、一人でねるのをいやがったり、こわがるようになったりします。大きくなればなるほど、離すのがむつかしくなるのです。

    もう一つ、おなじ部屋だといけないというのは、こどもが両親の性交を見て、なにも知らないままにびっくりし、恐怖感をおぼえることがあるからです。親は、こどもが寝てさえいたら、なにも心配することはないと、おもうでしょうが、小児精神科医の話では、まさかとおもっていても、つい両親の様子を見てしまい、非常に心を傷めるこどももよくあるということです。

    しかし、べつの部屋にねかせることができないと、必ずいまいったようなことがおこったり、依頼心のつよい子になるというわけではありません。おなじ部屋でも、両親のベッドとの間についたてなり、カーテンをつればいいでしょう。

    「スポック博士の育児書」230ページより

    あの婦人雑誌ブログにも貼ったことあるが、おむつなし育児動画の粉ミルク大写しや産婆廃止とほぼ同じ時代だしよく考えたら美健ガイドの本にもマッカーサー載ってた。よってアメリカ式育児ゴリ押しはあくまでGHQの陰謀ウォーギルトインフォメーションプログラムであって戦後だいぶたって翻訳されたスポック実はそこまででもなかったんじゃないか疑惑が浮上中。スポック博士が暮らしの手帖から出た1966年時点ではもう病院出産やら粉ミルクはけっこう普通だろうし少なくとも前述の婦人雑誌の例から日本の育児(添い寝、おんぶ)オワコンで民主的で科学的なアメリカ式育児が自立心をはぐくむってなノリが戦後すぐから存在したのは間違いない。

     

    抱きぐせって良くないって聞いたけど? 〜松田道雄先生の本から考える〜(2017年4月17日 北極しろくま堂)

    https://www.babywearing.jp/blog/2017/04/17/614

    1-1.抱きぐせが有名になったのは、1960年代後半から

    抱きぐせという言葉は子育て経験のある方なら一度は耳にしたことがあるだろうと思います。
    日本には戦前から存在していた言葉なのですが、それほど知られているわけではなかったようです。そもそも育児書を買って読む層が少なかったようですし、子育ての方法は近所のお姉さん(自分より少し年長の女性)や実母、姑など周りから見聞きしていたのでしょう。
    1967年に暮らしの手帖社から『スポック博士の育児書』という本が出版され、アメリカ式の育児が急激に注目を集めました。スポック博士はその本の中で赤ちゃんも少しずつ自立することが大切だと説き、泣いたら抱き上げることばかりすると「抱きぐせ」がつくから気を付けるようにと主張していました。
    しかし原著を読むと、『抱きぐせ』に該当する単語はありません。日本語のうまい訳が日本人の感性にぴったりでかつ口にしやすい言葉だったのではないでしょうか。
    1-2.抱きぐせ論争

    いずれにしても『抱きぐせ』という言葉は日本で有名になりました。1977年24刷、松田道雄先生の『育児の百科』(岩波書店 / 初版1967年)にも頻繁に『抱きぐせ』という項目が登場します。松田先生は一貫して抱っこを勧めています。1ヶ月から2ヶ月までの章では『抱いたから、かならず抱きぐせがつくものではない。』と記しています。
    一方、内藤寿三郎先生という小児科医も同時代にたくさんの育児書を書いた方として知られていますが、内藤先生は一貫して抱きぐせがつくことを批判しています。『赤ちゃんの甘えで泣いているならば、断固無視して放っておく。そうすれば抱きぐせは治る。』(出産と育児の百科 / 内藤寿三郎監修 / 小学館 / 1972)つまり、内藤先生は抱きぐせは治すべきものとして捉えていたようです。

    ・・・

     

    しかし上の記事読んでびっくりした。内藤寿三郎は内藤寿「七」郎のことかと思うが、同氏は確かラマーズ法「お産の学校」の顧問だったはずで、ネットで見れるゴマブックス「内藤博士の愛の育児書」(1981年)の表紙画像に「十分に甘えさせなかった子は自立が遅れる!抱き癖を心配すると情緒不安定の子に育つ!」って書いてるから一貫して抱き癖を批判していたとは思えない。

    「出産と育児の百科」て本自体は実在するようなので、途中で転向したのだろうか。と、検索してみたところで結局よくわからなかったのだけど、内藤医師没後に出版された「新育児の原理」(2013)amazonの内容紹介には「育児に行き詰まったときに読んでホッとする育児書です。「育児の神様」と呼ばれた著者が赤ちゃんとお母さんに寄り添いながら、あたたかく、そして時には厳しく語りかけた一冊です。例えば、「育児の原理はまなかいに」。これは、赤ちゃんの目を見ることです。優しい気持ちで赤ちゃんを抱き、赤ちゃんを見つめてあげればいいのです。それだけで愛情がつたわり、赤ちゃんの心は安定するのです。(後略)」だそうで、これ本当に赤ちゃんの甘えで泣いているならば、断固無視して放っておく。そうすれば抱きぐせは治る。って書いた人と同じ人なんだろうか。しかも同書の監修はトマス・バーニー著「胎児は見ている」翻訳者である小林登先生で、この内藤・小林両医師に加え「母乳は愛のメッセージ」の山内逸郎先生とかがソニー井深大と足並みそろってたと思う。

     

    その3 ホモ牛乳・石けん洗濯

    ノンホモでパスチャライズの牛乳、また洗濯洗剤に石けんを選ぶといったような風潮が70年代のオバタリアン世代くらいから生協利用者などに受け継がれている文化を以前に書いたことがあるのだが、もともとホモ牛乳が1950年代の画期的な発明でそれまではノンホモが普通だったらしいし、また洗濯機の出初めの頃もやはり合成洗剤がまだ高かったか何かで石けん使ってる時期があったんだそうだ。いわれてみるとホモ牛乳て古いベンチとか牛乳箱に書いてるの見たことある。

    ビタミン入りて書いてるあたり「ほんものの牛乳」じゃなさそうなホモ牛乳。90年代に森永ホモちゃんがデザインされた牛乳プリンが出たとき、そのレトロな見た目もさることながらカスタード味のプリンしか食べたことなかった私には牛乳かんともやや違うそのミルキーな味わいに衝撃を受けた。

     

    その4 ギャル最終世代

    世代別のJKを分類した記事に、1993年生まれはギャル最終世代でありスマホ世代はそのいっこ下からなので訂正してほしいとのコメントが寄せられた。たった1年とはいっても節目の2011〜2012は東日本大震災もあったので、90年代で言うたら94年と95年ばりの大きな転換期だったのかもしれない。

    ルーズソックス世代とかくしゅくしゅソックス世代とか分類してかれこれ4年経ちそのかん若い娘さんがたもだいぶ韓流化・くしゅくしゅ化したかと思うので、訂正をかねて最新版リリースしようと心に誓った。しかしギャル滅亡にくわえ他の人がギャル史振り返ったりが最近多くなってきて、今ひとつ書こうという気にならなく今に至る。

     

    その5 初代ソックタッチ

    前に初代ソックタッチとして貼ったルーズソックス文字の拾い画像はたぶん2代目で、初代は文字のはしっこがクルっと丸まったくしゅくしゅソックス文字だったことが分かり、あゝそういえばこんなのあったな。てなった。カクカクとはまた別に文字のはしっこがクルっと丸まったくしゅくしゅ文字については後日解説しようと心に誓ってるけどさっきも言ったように今ひとつJK記事更新しようという気にならなく今に至る。


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      • 2018.11.13 Tuesday
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