障害児

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    風疹は抗体保有率の低い30〜40代の男性が多く患っているのだそうだ。今から4年ぐらい前に出たジャパンマシニスト社「新・予防接種に行く前に」(母里啓子)によると、「3日ばしか」とも呼ばれる風疹は患者は8割までが9歳以下の子どもで乳幼児がかかっても風邪のような軽い症状ですむが、大人になってかかると重症化しやすい。

    10歳までには半数が抗体を持つために、風疹患者が本当にワクチンの力で少なく抑えられてるのか疑義を呈す内容となっている。先日クリック募金の人が映画を中止したとかいう三種混合MMRのRも風疹(rubella)で、日本ではくしゅくしゅソックス時代に副反応がすごい問題になって2005年以降は無菌性髄膜炎の関連が疑われたおたふく風邪(mumps)をのぞいた麻疹(measles)とのMRワクチンが認可されたり感染源となりうる男性への接種もすすめられてるが、昔は混合でなく中学2年の女子を対象とした定期接種で母里氏も妊娠を考える女性以外に必要のないワクチンだと断じる。

    風疹は妊娠初期の妊婦への感染によって赤ちゃんに心疾患、難聴、白内障などの障害を引き起こすために女子限定だったのだろう。しかし今回はワクチンや伝染病の話ではなく、風疹の流行を受けて書かれ(リンクされて)た障害者にかんするあるブログ記事についてである。

     

    障害者解放運動への疑問(2010年7月31日 tsujimoto blog)

    http://tsujimoto.asablo.jp/blog/2010/07/31/5260494

    このところ、私的な昔話の記事ばかりを書いています。 今回も、80年代の古い話をします。

    ある知り合いの女性が、結婚して妊娠した時、風疹の検査をしようとしました。 これを聞きつけた、障害者解放運動団体関係の人が 「その検査は子供が障害者かどうかを検査して、時には堕胎する(子供を殺す)こともある、だから障害者を差別するものだ、そんな検査をしてはいけない、障害者を産んだっていいじゃないですか」 と反対しました。

    女性はビックリ仰天。「あの人たちは、自分らでどんどん障害者を産んだらいいんだ!!」 と、プリプリ怒っていました。

    障害者は自分を恥ずかしいと考えるべきではない、とする考え方までは理解できますが、「障害者を産んだっていいじゃないか」という考え方には、私も理解できませんでした。

    ・・・

     

    これ読んで、先日記事にもした胎内記憶やワクチン調べてるとチラチラ出てくる、障害を持って(選んで?)生まれてくる赤ちゃんの存在が頭をよぎった。あゝここでワクチンとつながってくるのか?と。

    前述した「新・予防接種に行く前に」出してるジャパンマシニストって出版社はもともと機械の本出してたのに、なぜかくしゅくしゅ時代から急に野草社「80年代」みたいな教育路線になって現在は雑誌「ちお」に代表される子育てに関する本、内容としては子どもにはそんなにワクチン必要ない。薬必要ない。みたいなのが多い。執筆陣はそれこそ「80年代」の編集委員で歌手カヒミカリィの主治医でもあったたぬき先生こと故・毛利子来など左翼系の医師が中心で、風疹の記述の参照した母里啓子は「インフルエンザワクチンは打たないで」「インフルエンザワクチンはいらない」「医者には聞けないインフルエンザ・ワクチンと薬」「予防接種へ行く前に―受ける子どもの側にたって」「予防接種はだれのため?」「今年はどうする?インフルエンザ―疑問だらけの予防接種と特効薬」「それでも受けますか?予防接種〜知っておきたい副作用と救済のこと」など予防接種の中でもインフルエンザをピンポイントで批判してるイメージがあったけど、この前本屋で真弓先生の近くにあった「もうワクチンはやめなさい」(2017)という本チラ見したらけっこういろんなワクチン否定してて思ってたより強硬派な気がした。

     

    https://www.amazon.co.jp/dp/4575313122

    内容紹介

    うつる病気とワクチンの考え方を説いた『もうワクチンはやめなさい』、待望の増補改訂版。
    予防接種は誰にために打つのか?「ワクチンは絶対安全」ではなく、ワクチンの副作用は感染症より怖いという事実。
    いらないワクチンを断って、今の健康を大事に生きることを、わかりやすく解説した1冊。
    巻末特別対談、近藤誠×母里啓子『「脅しの医療」に対抗するために』収録。
    内容(「BOOK」データベースより)

    予防接種は強制ではありません!感染症の危険が激減した日本では、ワクチンの不利益のほうが大きい!!ワクチンは、人間にとっての異物を体内に入れるという行為です。決して安全なことではないし、その結果の変化はだれにも予測できません。このことは、接種するほうも、受けるほうも、十二分に覚悟の上でワクチンを選択すべきなのです。

     

    同書は近藤誠×母里啓子「「脅しの医療」に対抗するために」なる巻末特別対談が収録されているのだが、近藤誠は「患者よ、がんと闘うな」とがんの放置進めるのですごい有名なお医者さんで、経血コントロールでおなじみ三砂ちづるが聞き手になった「がん患者自立学」て本も真弓先生の近くにあった。近藤医師と三砂氏との関係は三砂氏の夫が近藤医師の本の担当編集者だったか何かで、その夫はがんで亡くなったのを三砂氏は自宅でみとった。てのを同じ年(去年)出た「家で生まれて家で死ぬ」て本でも読んだ。

    家で生まれてって言ってるし共著者の1人にラマーズ法の三森助産院から独立した矢島床子助産師の名前もあるので病院出産に否定的なことも書いてるのだろう。正直内容はほとんど覚えていないのだが、くだんの三砂ちづるのだんなさんは民間療法とかに走ってたわけではなかったはずである。

     

    https://www.amazon.co.jp/dp/4794969570

     

    https://www.amazon.co.jp/dp/4907364075

     

    やや脱線したけどもいづれにせよこれらの本は予防接種や病院出産などを近代医療の過剰と捉えていることで共通しており、その中心的な人物が先ほども名前をあげた山田真である。ただ山田医師は別にスピリチュアル系ではないのでワクチンや子育てについてはともかく自宅出産とかについては何か言ってた記憶はない。

    ただ山田真の娘が障害を持っていることもあって、野草社「80年代」の障害特集でも「就学時健診という名のふりわけ」という記事を書いていた。そのタイトルからもうかがえるように「障害児を普通学校へ・全国連絡会」の世話人となるなど、障害持つお子さんを特別学級ではなく普通の学校に通わす運動にもかかわっている。

     

    就学時健康診断を問う

    http://jinken.my.coocan.jp/sub7-4.htm

    ・・・

    どう見ても機械的に行われるこの就学時健診の場では、いとも簡単に『地域の普通学級に向かない子ども』が選び出され、普通学級が適当と思われる子どもと、そうでない子どもとを振り分ける事が目的と思えます。実際に振り分けの道具として就学時健診が存在していることは確かです。

    もうひとつは、就学時健診が、子どもや親の教育を選ぶ権利を、侵害していることである。学校をどこにするか、どのような教育内容を選び、学べるかは、教育への権利を実現する大切な要件であるはずです。

    ・・・
    一昔前までは、重い「障害」を持った人達は、就学免除とか就学猶予と呼ばれるもので就学の機会もなく家にいるケースが沢山ありました。しかし、1979年にすべての子ども達に教育の機会を与えようとする養護学校義務制がしかれ、多くのそれまで在宅だった「障害」児が何等かの教育を受けられることになりました。「障害」があっても何等かの教育が受けられるのは良かったですが、この養護学校義務制は地域の学校への入学の選択は与えられていなく、「障害」があっても子どもを地域の学校に入れたいという親と教育委員会とのトラブルも年々増え、地域の学校に入学しているケースも年々増えています。
    「障害」児が『「障害」児のために』と用意されている養護学校や特殊学級を選ばず、地域の学校・普通学級を選んだ事には、幾つか理由があります。その一番大きな理由は、「障害」児にとって「健常」児と共に生きていくことが、その後の一生を考えた上で最も当たり前の姿であり、しかも生きていく力を獲得していく上で最善だという理由です。

    ・・・
    僕も約25年間養護学校や施設で、一般社会から隔離された場所で生活してきました。僕がなんとなく「障害」者差別だと感じたのは、高校生の時、年に2回家に帰る機会がありましたが、そんな時、「みんなと一緒に遊んだり、勉強したいのに、どうして僕だけ、こんな生活しか出来ないだろう」「自分の人生なのに、どうして自分の一生を自分で決められないのか」と思った時です。これが僕の「障害」者解放運動の基盤となっていると言っても良いと思います。 この「自分の生き方は自分で決める」「自分自身で納得した人生を」というのは、だれでも「そんな事は当たり前の話だ」と思われるかも知れませんが、「障害」者にとっては決して当たり前の事ではありません。例えば、「障害」者が、家の近くの普通学校へ行きたいと思っても、専門家と言われる人が「養護学校の方がよい」判断すれば、それに従わざるを得ませんし、学校側の都合で就学免除とか就学猶予と言われれば、就学の機会も奪われます。また、施設でも生活時間や規則にしばられ、自分の意見を言うことも出来ない状況です。この事によって「障害」者は大人になっても、往々にして『自分の事は自分で決めれず、自分の意思を持たない・持てない人』として見られていると思います。

    ・・・
    社会で言われている「障害」という強烈な個性も受け入れて、いろいろな子ども達が楽しく過ごせるような場所に学校が変わってきたら、更には社会も変わっていくことができたら、今よりもっとしあわせな子ども達、しあわせな大人たちが増えるはずです。

    就学時健診の問題を考える事は、今の教育制度全体を見直すきっかけにもなると思います。

     

    上は山田医師の文章ではないのだが、障害を持つお子さん普通学級に通わす運動および「就学時健診という名のふりわけ」の参考文献として引用した。障害を持つお子さん普通学級に通わす運動といえば思いつくのがくしゅくしゅソックス時代によく見かけた女優の奥山佳恵が自宅出産で生んだ次男がダウン症で、この子も普通の学校に通っているらしい。

     

    奥山佳恵がダウン症次男の通常学級進学を決意したことに、的外れな批判が殺到。共生社会と合理的配慮、まだまだ周知は足りない(2017年12月27日 WEZZY)

    https://wezz-y.com/archives/51281

    女優でタレントの奥山佳恵さん(43)が、来年小学生となるダウン症の次男(6)の就学先として通常学級を希望していることに対して、ネット上で批判が相次いでいる。

    奥山さんは、2011年9月に次男を出産。2013年3月に自身のブログにて次男が生後間もなくダウン症候群であると判明したことを綴って反響を呼んだ。2015年に家族生活を記した『生きているだけで100点満点!』(ワニブックス)を出版。先日、最終回を迎えた連続ドラマ『コウノドリ』(TBS系)では、第10回と最終回にダウン症児を育てる母親の役として出演している。

    12月18日放送の『news every.』(日本テレビ系)では、来春小学生となる次男の就学先について悩む奥山夫妻に密着したVTRが流された。次男の就学先には3つの選択肢がある。小学校の通常学級か、小学校の特別支援学級か、あるいは特別支援学校か。各自治体の教育委員会は、両親との面談、児童の観察を重ねた上で就学先を検討する。奥山一家が住んでいる地域の場合、26名の専門知識を持った委員が子供を1人1人観察し、この子はどこに就学するのが適切かをみんなで検討することになっているが、最終的には保護者の意見を大切にしていると紹介された。

    当初、夫妻の意見は分かれていた。同世代の友達を作ったほうが次男の財産になる、また障害の有無で入り口を分けることに疑問を覚える奥山さんは、次男を通常学級に進学させることを希望。他方、奥山さんの夫は、次男に必要なのは通常学級よりも、個性を育むための教育ではないかという考えであった。その後、教育委員会からは就学先として特別支援学級を提案されるも、次男の通常学級進学を諦めきれない奥山さんは、夫と次男を伴って、脊髄性筋萎縮症のハンデがありながらも車椅子で通常学級に通った40歳の友人女性宅を訪問。友人女性のほか障害児教育に詳しい面々の話を聞いたことによって、夫も次男の通常学級進学を前向きに考えはじめる……という内容だった。

    ・・・

     

    奥山佳恵がダウン症児を育てる母親役で出演したコウノドリってTBSドラマ見たことないけど、もともと産科をあつかった漫画で胎内記憶映画「うまれる」の豪田トモ監督がこの原作者である鈴ノ木ユウと親交があり来年刊行される「うまれる」第三弾「オネエ産婦人科」って小説のイラストも同じ漫画家さんが担当するのだそうだ。この記事引用文とか多すぎてすごい長くなってきたのでまだ話の途中だけどいったん投稿しておく。

     

    【必読】風疹流行を受けて『コウノドリ』が風疹エピソード回を緊急無料公開 / 風疹が妊婦に与える影響について描いています(10月20日 Pouch)

    https://youpouch.com/2018/10/20/535189/

     

    「コウノドリ」の原作者・鈴ノ木ユウさんとパワーランチ(2016年3月17日 うまれる)

    http://www.umareru.jp/blog/2016/03/post-1756.html

    こんにちは、監督の豪田トモです。

    昨年末、5歳の我が娘を虜にした「コウノドリ」。

    「産婦人科」を舞台にした漫画を原作にしたものでしたが、
    詩草(しぐさ)はドラマもマンガも大ファン☆

    僕らがこういう仕事をしているからなのか、詩草(しぐさ)の「命」や「赤ちゃん」
    に対するビットは異様に高いんですが、

    お互いに、お会いしたい!と思いながら、
    ずーーっとスケジュール調整をしていた、
    漫画「コウノドリ」の著者・鈴ノ木ユウさんと、
    やっとお会いすることができました(^^)。

    以前、『うまれる』の上映と講演に来ていただいて、
    ご挨拶だけはしていたのですが、
    じっくりお話を伺ったのは初めて。

    ・・・


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      • 2019.03.18 Monday
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