NUMBER NINE
評価:
T-ARA EMI Records Japan ¥ 1,108 (2013-11-20) |
それにしても、私はYouTubeでティアラの動画をアップロードしたのが「ユニバーサルミュージックジャパン」なのを見てオヤと思った。日本におけるティアラのレコード会社はEMIだったはずである。そう思って同じEMI所属のシャイニーの動画も見ると、やはりユニバーサルになっているのだ。
EMIも竹島問題でK-POPから手を引いたか?と思いきや、ユニバーサルに吸収されたそうな。ユニバーサルといえば、少女時代やKARAも抱えるK-POP最強のレコード会社であり、今のところ日本においては東方神起やYGエンターテイメント(PSY、2NE1、BIGBANG等)の歌手が所属するエイベックスの2強体制が整ったようだ。
「ナンバーナイン」は先がけて発表された韓国語バージョンをすでに聞いていたのだが、当初「こんな歌前にあったよなー」と思っていた。よく考えるとイントロの感じは去年出した「セクシーラブ」に似ているではないか。
基本的にティアラの曲は80年代を思わせる懐かしい曲調が多く、どれも同じような感じなのだ。日本オリジナルは思いきりJ-POPしていたので、「ナンバーナイン」でまた平常運転に戻ったといったところ。カワイイ系もたまには新鮮でよいのだが、やはり韓国人らしいいかがわしさも忘れないでいてほしいものだ。
「ナンバーナイン」は去っていく男に対し、あなたを忘れるなんて無理だよー。と女がすがるようなシチュエーションの曲だ。韓国のバージョンで男は「私のタキシード仮面」と歌われている。セーラームーンの作者に許可とってんのか?
ミュージックビデオでは眉間にシワを寄せ、カーテンに巻きつき、今にも泣き出しそうなティアラのメンバーたち。ナマ足の多いK-POPアイドルには珍しく、薄手の黒タイツをまとった肉感的な美脚に白い肌が透けているのが何ともなまめかしい。
にしても、K-POPのビデオに多いのだが、やたら画面がチカチカ光るので乱視持ちにはキツいものがある。良い子のみんなも、暗い場所で見るときは画面から離れてくれ。
最後にはメンバーがそれぞれ花を食べたり、ろうそくを投げたり、室内で物を燃やして終わる。気でも狂ったか。
そういえば、ティアラには本当に気の狂ったメンバーがいた。一番年下(韓国で言うところのマンネ)のアルムは昨年加入したばかりだったが、早くも脱退している。
アルムが加入したのと同じころ、やはり比較的新しいメンバーだったファヨンがTwitter上で年上メンバーから陰口を叩かれ、それが炎上したことで結果脱退した。
このときもティアラはグループ内でイジメがあるのではないかと韓国内では相当騒がれたのだが、結局ファヨンの代わりを新入りのアルムが埋めるといった形で活動は継続された。
だがそのアルムまでもが短期間で脱退したため、ティアラのイジメ疑惑はより強固なものとなっている。そのうえアルムはインスタグラムで気持ち悪い化粧をした自分の顔をアップロードしたり、ティアラの事務所やメンバーへの恨み節のような、謎の情報発信を続けているがために、今でも話題になっているのだ。
アルムは色白で華奢な、可愛らしい少女だった。それがあんなパッパラパーになっちまうなんて、本当に残念でならない。なんでも韓国には火病ならぬ巫病(ふびょう)なる病があり、アルムもそうだというのだが・・・何だよ巫病って。
結局ファヨンとアルムが担当していたラップはヒョミンの役割となったようだ。まあ、ティアラってのはジヨンとウンジョンに人気が集中しているっちゅー話なので、この2人以外は誰が脱退しようと何とかなるもんなのかもしれない。
- 2013.11.30 Saturday
- 朝鮮半島
- 13:01
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- by 悩み