佐村河内目当てでここ2か月くらい週刊文春チェックしていたけど、この号は読んでない。
小保方晴子さん乱倫な研究室!!・・・よりも、佐村河内&新垣のHIROSHIMAコンビが皇室のやんごとなき方々まで巻き添えにしていたのかと、一瞬びびった。
4月1日、理化学研究所の会見において、ついにねつ造認定された小保方氏。
STAP細胞を発表したさいはその溢れんばかりの女子力が非常に話題になっていたのだが、やがて彼女はノーベル賞候補有力者から一転、
女佐村河内守としての地位を揺るぎないものにしていくのだった。
STAP細胞の会見が1月28日で、新垣隆の会見によって佐村河内守の悪事が明るみに出たのが2月6日。この2つのニュースは同時期に進行していたこともあって、何かと比較されやすいのである。
もちろん佐村河内系詐欺師として、昨年末のネルソン・マンデラ大統領追悼式典においてかなり適当な手話通訳を務めたタマサンカ・ジャンティ氏も忘れてはならない。
それにくわえて1月から3月まで放送され、何かと物議をかもしていた日テレ系ドラマ「明日、ママがいない」も、三上博史(魔王)が杖をついて歩く姿をはじめ、施設に預けられている女児がピアニストを目指していたり(ピア美)、震災で親を亡くしていたり(ボンビ)と、どことなく設定に佐村河内感が漂っていた。
現代のベートーベンによるイメチェン謝罪会見から5日後、このドラマも視聴率が伸び悩むまま人知れず終了し、佐村河内の季節も去ったかのように思えたが、それと入れ替わるように、今度は山梨大学若山教授による論文取り下げの会見をきっかけとした小保方博士の疑惑が日本を震撼させることになる。
「先生、お食事行きましょ♡」猛アタックで共同研究者の家庭にヒビin乱倫な研究室(週刊文春より)
STAP細胞とやらは、ネズミをオレンジジュースに漬け込むと若返るとかいう研究らしいが、それはさておき小保方氏は佐村河内氏同様、その見た目と苗字が人々に強いインパクトを与えたのである。
おばあちゃんのお下がりだというかっぽう着、濃い目の化粧に巻き髪、そしてひざ上のフレアスカート・・・研究者とは思えぬ可愛らしいいでだちは、きたる「リケジョ」時代の到来を印象づけるのに十分だった。
リケジョっちゅーのはSTAP前からマスコミが流行らせようとしていた「理系なのにイケている美女」であり、小保方氏のグラビアにくわえ、リケジョ特集として複数の素人女の写真を載せている週刊誌もどっかで読んだことがある。
小保方氏に対して、ケバイだの、うさんくさいだのと、冷ややかな目で見る人々もあったが、私はTBS系「ニュースキャスター」で報道を見て普通に喜ばしいニュースなんじゃないかと思っていた。
あの番組は本当に盛り上がっていて、ビートたけしが理研を取材し、民主党政権時に理研の事業を仕分けようとしていた蓮舫が揶揄されていたというのに、まさかこんなことになっちまうとは・・・疑惑が明るみになってからの放送は見られなかったのだが、おそらくあそこまでやったからには何らかの謝罪もあったと思われる。
しかしねつ造だったとしたら、「誰も信じてくれなかった」「やめよう、と思いながらここまできた」「生物細胞学の歴史を愚弄していると言われた」と語っていたときの、興奮したような顔つきはいったい何だったんだよ。
あれで本当に生物細胞学の歴史を愚弄していたとしたら、ちょっとしたオカルトだろう。
しかしSTAP細胞を何ら疑わなかった私も、例のムーミン部屋にはちょっと引っかかっていた。
あの女子アナみたいなコンサバ系ヘアメイクに、ムーミン、かっぽう着、カメさん、princess細胞といったファンシー趣味がちぐはぐな印象を受けたし、くわえてパンクカルチャーで知られる英国のファッションブランド、ヴィヴィアン・ウエストウッドの巨大な指輪とは「不思議ちゃん」の一面をのぞかせるかのような物珍しいセンスである。
一部報道によると小保方氏はヴィヴィアンで全身揃えているのだそうだが・・・やはりその金回りも一部報道にあるようなチャールズ・バカンティおよびケビン・コスナー教授の寵愛あってのものだったのだろうか?
なお小保方氏は理研の会見後、ただちに不服申し立ての意向を表明した。