ケータイ小説入門

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    公開当時(2009年)、映画館に見に行こうとまで思っていた「天使の恋」。この作品は、ケータイ小説(携帯電話で読む小説)が原作だそうである。
    個人的にケータイ小説なんぞにはまったく縁がないのだが、女子高生が援助交際する映画だとどこかで聞きかじったとき私の中にちょっとした衝撃が走ったのだ。
    「細眉アムラー時代ならともかく、今さら援助交際はねぇだろう」
    今の女子高生が援助交際してないとは思わないのだが(むしろスマホやアイドルの台頭でロリコン需要が高まっている可能性さえある)、アバズレ&病みが最先端なんて90年代に手垢のつきまくったベタなコギャル像をまだ引きづっているケータイ小説とはいったいなんぞや。
    どうも調べたところ、2000年に「DEEP LOVE」というこれまたエンコーモノが最初にヒットしてから、基本的にそのスタイルを踏襲しているそうだ。読者は女子高生とのことだが、やはりいつの時代も少女たちはセックスとか中絶みたいなワルの世界に憧れてしまうもんなんだろうか?
    ちなみに作者の情報は全然出てこない。私は最初、イケてるピチピチギャルがさえない中年に恋するって設定に、女子高生を援助交際に憧れさせるためロリコンくそ野郎が仕組んだ何かのステマなんじゃないかと不審に思っていた。
    だが実際に見た感じでは、若い女性が考えそうなストーリーである。
    特にここぞという場面で、登場人物がバタッ!と倒れてしまうのはどこか少女マンガ的だ。
    そして倒れた後につきそった人と距離が縮まる、みたいな展開。1回ならまだしも、これが主役を務める佐々木希と谷原章介それぞれに1回ずつわりあてられている。同様に「私、じつはレイプされてたの」と口頭で説明する例も2回出てきて、体弱い自慢と不幸自慢のワンパターンっぷりが目にあまった。
    別に倒れたりレイプされる人がいてもいいが、1回の話に2人もいらんだろう。
    それとも何だ。バタッ!と倒れたり、レイプされたりって、そんなに格好良いんかい?
    だいたい友人たちを巻き込んで組織的に援助交際していたにもかかわらず、谷原章介にひとめぼれしてから全部ほっぽりだした佐々木。陰で「あの子たちは利用してるだけ♪」などと恐ろしいことも口走っており、友人たちのうち誰かがその悪行に不信感を抱いてもよさそうなところ、佐々木のペースに従うだけなのには疑問を感じざるおえない。
    友情だけではない。谷原章介に関しても、写真を見ただけでいきなり好きになり、出会って以降も「ねーえ!あたしのことすきー?!」と、図書館の静寂の中で突然奇声を発するなど自分の想いをゴリ押すのに終始しており、佐々木の美貌がなければただちに撲殺されるレベルの傍若無人ぶりである。
    いっぽうの谷原は戦国武将の話しかできないような日本史オタクであるがために2人の会話はほとんど噛み合っておらず、この人たちのどこに惹かれあう要素があったのか、まったくもって不可解である。
    「かもめ食堂」以来の、ワケわからん映画だ。ほっこり映画におけるていねいな感じのパンやら自家焙煎コーヒーが、ケータイ小説ではエンコーでありレイプってことなのだろう。
    だいたい出会うきっかけになったのが同じ小沢姓だった2人の写真を写真屋が取り違えたって話なのだが、写真屋に現像出しに行くってのがもう90年代なのだ。
    細眉アムラー時代の援助交際映画「ラブ&ポップ」(これは「天使の恋」以上につまらなかった)にも、確か女子高生がカメラで写真を撮る場面があったように記憶している。
    今でいう「自撮り」をし始めたのが、おそらくルーズソックス世代。写ルンですやビッグミニあたりを使ってとにかく自分や仲間を撮影してはせっせと現像に出し、フラッシュ炊きすぎで顔が発光したような写真を油性の蛍光マーカー「ポスカ」でデコるのはありがちだった。
    しかし現代の高校生ならば友人たちとの写真は携帯電話で管理しそうなものだし、カメラで撮ったにしても2009年ならデジカメプリントの機械はそこらじゅうにあるはずである。
    佐々木がタクシーを捕まえる場面で「テレクラ」って書いてるド派手な看板が映りこむのにも脱力だ。
    もうやめようぜ。こんなテレクラやブルセラやパラパラに手を染めている、トラウマを抱えた東京のアバズレ女子高生が最先端っていう20年前の風潮。

    反日から石原へ

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      マッコリの対日輸出は激減、韓日関係緊張は経済面にも影響 中国には「酒韓流」が出現―中国メディア(6月18日 Yahooニュース)
      http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000013-xinhua-cn

      上記サイトによれば、今年1月から5月までのマッコリの対日輸出は前年比4割減にまで落ち込んだそうだ。
      日韓関係の緊張が原因とのことだが、本当にそうだろうか?
      そもそもK-POP同様に「そんなに需要ねーだろ」ってくらい身の丈に合わない流通量だったので、日韓関係がどうだろうとマッコリごときの人気が維持できるわけがなかったろうに。
      突如としてスーパーやディスカウントショップに耳慣れない韓国酒が大量に並びだしたのが、2010年ごろだったか。「グンちゃん」こと、チャン・グンソク出演の「ソウルマッコリ」CMは覚えている人も多いだろう。
      チャングンソクは一時期「美男(イケメン)ですね」をひっさげて日本でゴリゴリっと売り出していたが、相手役に少女時代ユナを起用し北海道でロケするなど、日本の視聴者を相当に意識したであろうポスト冬ソナ「ラブレイン」が大コケしてからめっきり名前を聞かなくなった。
      その「ソウルマッコリ」の発売元だったサントリーは、同時に「鏡月」という焼酎も売り出すのである。

      鏡月自体は以前から日本でも発売されていたのだが、特筆すべきなのはK-POPブーム全盛期の2011年にホームページの文章がえらいことになっていた点である。

      「鏡月」というその名前は韓国/東海(日本海)に隣接した湖「鏡浦湖」(キョンポホ)のほとりにある古い楼閣「鏡浦台」(キョンポデ)で、恋人と酒を酌み交わしながら、そこから見える5つの月を愛でた詩に由来しています。

      戦後のドサクサならぬK-POPブームのドサクサで日本海を「東海」呼ばわりした、この「鏡月」。
      サントリーというよりは、本国の韓国ロッテ(09年に斗山から酒事業を買収)の意向が反映されてのものと思われる。ちなみにネット情報によれば、鏡月の競合であろう焼酎ブランド「ジンロ」もこれまた反日企業とのことだ。
      昨今の日韓関係によってこのような韓国酒もなりをひそめているであろうと、先日酒コーナーをのぞいてみたところ、確かにマッコリやチャミスルは消えたにも等しい扱いだったのだが、なんと鏡月は「ゆず」「アセロラ」などのバリエーションが増えてむしろ増殖していたのである。
      しかもおまけで、石原さとみの箱に入ったグラスがついていた。
      ビンもキレイなので、一瞬、飲んでみようかな?と思ったのだが、原材料を見るとフルーツフレーバーのくせに無果汁だったので、なんか安っぽくて体に悪そうな感じがしてそっと棚に戻した。
      まぁ日頃バーリアルとか飲んでおいて、香料ごときで体に悪いもへったくれもないのだが・・・
      その後、テレビで実際に石原さとみがCMしているのを見かけた。


      「んーすっきりおいしー。あー、今うなじ見てたでしょー。浴衣のうなじちらちら見てぇー。一杯飲んでおちつきたまえー」

      浴衣の石原さとみが縁側で冷えた「ふんわり鏡月」を飲みながら、やや舌足らずな口調で男に話しかけるというシチュエーションで、すでにいろんなバージョンが放送されていたようだ。
      どうもこのCMが、日本人男性のハートをわしずかんでいるらしい。
      石原さとみ。私は久しくドラマとか見ていないのでいまだに力強い眉毛の頃の印象が強いのだが、いつの間にやらずいぶんと洗練され、高島彩や井上真央や綾瀬はるかあたりを足して割ったような優しげな雰囲気になった。
      雑誌でいえば「MORE」ってところだろう。
      キレイになったせいか、ここ1〜2年でかなりブレイクしているような気がしてならない。
      しかし・・・どーもこのCMは嫌だ。檀れいの「金麦」もそうなのだが、カメラの向こうの男にモテ系女優がぶりぶりっと話しかけるという酒のCMで死ぬほど使い古された手法に不快感をおぼえるのである。
      そんな色じかけで日本海など渡してたまるか!といった、日本男児らしい心意気がほしいものだ。
      ちなみに石原さとみはLINEのCMにも起用されていた。

      彼女のさわやかな色気でネトウヨをも手なずけるのは時間の問題か?


      何かが物足りない

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        評価:
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        角川エンタテインメント
        ¥ 6,980
        (2007-08-03)

        吉原遊郭を描いた映画「さくらん」。
        思ったほど悪くなかった。絶対好きじゃない感じがしていたのだが・・・
        土屋アンナ(どう見ても外人)が花魁な時点で明らかにありえないものの、時代考証はもう別に江戸とか詳しくない人でも分かるレベルのガン無視っぷりなので逆に気にならない。
        というか土屋アンナを一度たりとも綺麗だとか可愛いだとか思ったことがないのだが、粗暴ななかにも愛嬌があって、ビジュアル的にも蜷川実花特有の極彩色世界に負けていなかったと思う。
        しかし、それにしてもこの映画は内容がない。
        いちおう吉原は、幕府がお墨付きを与えた格式高い高級遊郭。花魁クラスになれば、相当な教養も求められるはずなのだ。
        それなのになぜ、土屋アンナはいつまでたってもガラ悪いのだろうか。
        別にあれだったらリーズナブルな岡場所でもいいし、誰も病気や心中もしないようなので何なら現代のNo1キャバ嬢でもいいはずだ。
        ただ作中には金魚というモチーフが存在し、金魚鉢の中で逃げられない金魚が、周囲を「お歯黒どぶ」で取り囲まれていた吉原の遊女に重ね合わせられている。
        吉原である必然性を考えるとするとその一点と、あとは衣装の絢爛さくらいだろう。
        だが吉原の外へはけっして出ることのできない女の悲しい運命・・・みたいなのも、全然ない。出入りしてたし。
        とにかくすべてにおいて軽い。
        濡れ場で菅野美穂や木村佳乃がちくびを死守するあたりも、きわめて不自然である。椎名林檎のロック音楽を大音量で流すなどトンガってるわりに、脱ぎっぷりの悪いのがかえって間抜けなのだ。
        そもそも遊女はあまり服を脱がなかったらしいので、無理してちちを出さなくてもよかったのかもしれないぞ?
        amazonでレビューを見た限り、この映画は原作の漫画を台無しにしているといった書き込みがよく見られるので、もともとはちゃんとストーリーがあるのかもしれない。
        にしても最後らへんで土屋が大名に身請けされる(嫁に行って吉原脱出)ってな展開があったのだが、そのような例もなくはなかったようだ。高級といえど貧農出身であろう娼婦が大名に嫁ぐとは、江戸時代における強固な身分社会というイメージがまたしても狂いそうである。
        むろん花魁を嫁にもらうとなると、かなりの補償金は払わなければいけなかったようだが。
        今週26日(木)からはNHKで午後8時より、時代劇「吉原裏同心」も始まるのでそちらもチェックするとしよう。

        劇中に出てくる言葉や制度など
        禿(かむろ)
        妓楼に売られた少女で、花魁の身の回りの雑用をこなす。
        本当は大五郎のような変わった髪型だが、「さくらん」では現代風にアレンジされていた。
        水揚げ
        突き出し(デビュー)の前に、女の扱いに慣れた初老の客で初体験をすませる。
        三つ布団
        花魁は敷布団が3枚重ねになっている。
        間夫(まぶ)
        本命の男。手持ちの文献では「情男(いろ)」となっているが、おそらく同義。
        他の客をおろそかにすると男が登楼禁止になったり、遊女も折檻を受けたりした。
        横兵庫
        巨大に結われた高級遊女の髪型。

        韓国からの通信傍受

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          何をたくらんでいるんだ、韓国国情院?!

          韓国国情院がLINE傍受(FACTA online 2014年7月号)
          http://facta.co.jp/article/201407039.html


          なんでも利用者4億人のうち日本人が5000万人を占める無料通話アプリLINEのメッセージや通話が、韓国に傍受されているというではないか。
          大手マスコミは報じていないうえLINE社長も反論しているので、事実かどうか微妙なニュースなのだが。
          そもそも韓国国情院って何ぞ?と思ったら、拷問でおなじみのKCIAのことらしい。
          事実だとしても目的がよくわからんが、最近あまり南北関係もよろしくないようなので、日本に数多く存在するであろう工作員の摘発にも力が入ってるってことなのかもしれん。

          無料通話、スタンプ、グループトークなどの機能が受け、若年層を中心にかなり普及しているLINE。
          公には昨年の広島リンチ殺人で名をはせたこともあり、利用にあたっては慎重な意見も少なくない。
          LINEは2011年6月にサービスを開始し、同年ベッキーによるCMが放映される。利用者が爆発的に増えたのは、翌2012年ってとこか。
          この頃ならまだゴリ押し中だったK-POPアイドルがステマしてもよさそうなもんだが、LINEにかんしてはなぜか韓国企業ではなく日本企業を装っているフシがある。
          しかし韓国ネイバーの100%子会社を、日本企業と考えるのは無理があるだろう。
          だいたいLINEキャラクターの絵柄(上画像参照)も、やけに線が太かったり汗が水色だったりして、ひとめ見て韓国人が描いたと分かるタッチである。
          ネイバーといや「NAVERまとめ」も有名だが、韓国においては検索エンジンのトップシェアを誇り、同じく韓国企業であるダウムとほぼ独占状態でグーグルのシェアは2%程度しかないのだとか。
          じゃあ地図(グーグルマップ)なんかはどうすんだろうかといえば、やはりこのネイバーとダウムの2強が独自に地図やストリートビューを提供していて、あの天下のグーグルも韓国では苦戦、ヤフーにいたってはすでに韓国から撤退している。
          サイトだけではない。韓国の携帯は基本サムスンやLGの国産使いでiPhoneのシェアは5%くらいしかなく、日本の7割とえらい違いなのである。
          じゃあLINEバリバリやってるかというとそうでもないようで、韓国ではLINEに先がけて「カカオトーク」が幅をきかせていた。カカオも今年じゅうにダウムと合併するのだそうだ。
          ダウムは少女時代がCMやっていたので名前だけは知っているが、日本人にはなじみがなかろう。少なくとも私は使ったことがない。
          日本市場では「LINE」「まとめ」のネイバーが制したといったところか。
          ちなみに今のところ世界的に利用されているメッセンジャーアプリは確か「Kik」「WhatsApp」とかいう、韓国と何の関係もなさそうな銘柄なのだが、韓国ITの相当なガラパゴスっぷりも、日本、そしてアメリカへと確実に海外市場を浸食しつつあるのは間違いない。そしてその波は皇室にも・・・

          愛子さまがLINEを開始 初等科時代の同級生らと連絡取り合う(NEWSポストセブン 6月20日)
          http://www.news-postseven.com/archives/20140620_261872.html 

          愛子さまのコミュニケーションの手助けをしているのが、スマートフォンのアプリ『LINE』なのだという。特に10代の約70%が利用しているともいわれ、若者のコミュニケーションには欠かせないものとなっている。
          「愛子さまは初等科のころからスマホをお持ちになっていて、『LINE』デビューも果たされています。女子だけでなく、学校が別になってしまい、なかなか会えない男子とも『LINE』で連絡を取られているようですよ。仲が良い男子は“昨日、トシ(敬宮)から連絡来た!”とか話してるみたいですからね」(学習院関係者)


          江戸の実力

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            先日ブックオフで買ってきた中江克己著「お江戸の意外な生活事情」。コンパクトな文庫本であるうえに1つ1つのエッセイが短く、バッグにしのばせてちょっとずつ読むのにちょうどよかった。
            江戸の庶民の暮らしを大きく衣・食・住・金・遊・罪・働のテーマに分けて解説しているのだが、私がこれまで読んだ江戸時代の本はセックロスの話題に集中(5冊程度だが)しているため、それ以外の雑学は初めて知ることがほとんどである。
            なぜ江戸といえばセクロスなのか。多くの文献に書かれているところによると、江戸は男余りであったし、昔のことなのでそのくらいしか楽しみがなかった。
            その後明治時代が到来して欧米の列強っぷりに影響されてからというもの、江戸時代(エロ時代)は未開で野蛮でダサッて感じになり、かくして日本人は下品キャラを封印したというわけだ。
            しかし、17世紀デカルト以来の機械論的自然観が行きずまりを見せると、江戸が未開どころかむしろ欧米よりもススんだ「懐かしい未来」だったのではないかと、近年左翼をはじめとするロハス野郎から再評価の動きが高まっている。
            このへん左翼が日本の伝統を評価するわけがないと決め込んでいる人が多いのだが、左翼からすれば江戸のいかがわしい一面は「大和魂」「サムライ」といった右翼が好むところの格好良い武士的日本史観を論破するにはもってこいであるし、そういう意味では男と女の営みだけでなく、男娼や男色なども重要な存在になっているようだ。
            しかしふと、セクロスしていない、平常時の民は何をしていたんだろうという疑問もわいてきたのである。
            そんなわけで読んでみた「お江戸の意外な生活事情」であるが、私の中で形成されていった「江戸=ドスケベで汚らしい未開社会」というイメージに反し、これがなかなか当時にしてはかなり洗練された都市なのだ。
            本書では棒手振(ぼてふり)という行商人についてたびたび言及されているのだが、この棒手振が野菜や魚、納豆といった食材から惣菜や菓子、食べ物ばかりでなく金魚や虫、苗木までとにかく何でも天秤棒に担いで売りに来るらしい。
            私は江戸時代ともなれば日々家しごとに追われ、さぞ質素でていねいな暮らしをしているのかと思いきや、もうこの頃には移動式コンビニのようなシステムが確立され、できあいの惣菜や宅配弁当も普通に食べていたというのだから驚きだ。
            白米も食べていたし、砂糖が普及していたので餅や団子を手軽な価格で楽しめた。子供用にも、揚げ昆布やおこしなど今の貨幣価値にして100円以下の駄菓子も売られていたという。
            すし、天ぷら、イカ焼きといった屋台や居酒屋などの外食も充実していたそうだ。
            1810年代には大食い大会も開催され、酒部門では酒を35リットル飲んだ鯉屋利兵衛(30歳 港区)菓子部門ではまんじゅう50個と薄皮餅30個、羊羹7本を食べた丸屋勘右衛門(56歳 千代田区)、飯部門では68杯飯を食べた三右衛門(41歳 荒川区)、そば部門では63杯食べた山口屋吉兵衛(38歳 台東区)がそれぞれ優勝者となっている。
            江戸の人がそんなに食べれるもんなのか?というのも意外だが、これら優勝者のほかに、60,70代の当時からすると相当に高齢であろう出場者までもが健闘していたのだというからあなどれない。
            食の豊かさだけではなく、本やかわら版などの出版物も豊富で、数学をクイズとして楽しんだり、子供が寺子屋に通ったりといったところからも基礎的な教養の高さがうかがえる。
            もちろん、ここまで栄えていたのは江戸くらいで、地方では日々ひもじく雑穀や野菜を食べていたとは思う。その農村でも長野や新潟の農民は冬の農閑期になると、江戸に出稼ぎに来てつかの間のシティライフを楽しんだようだ。
            こんな感じで、庶民のリアルな消費生活が垣間見える「お江戸の意外な生活事情」。年号や値段が現在の西暦や円で併記されていることもあって、たいへん読みやすかった。

            絶賛再生中

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              北の正恩大将&デニス・ロッドマンに対する名コンビ?

              【YG】PSY『HANGOVER』、3日でYOUTUBE再生数4000万ビュー突破(6月12日 innolife.net)
              http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=7&ai_id=184402


              韓国人の好きな「YouTube再生回数」。
              ここ最近の世界的ヒット曲と照らし合わせると、ファレル・ウィリアムス「Happy」(13年11月21日公開)が約3億回。「Let It Go」(14年1月30日公開)でも約1億回。
              他の人気洋楽もよくて5億回ってところで、3日という短期間なのを考えると4000万回がいかにYouTube離れした超絶回数なのかがおわかりいただけるであろう。
              ちなみにPSYを一躍有名にした「江南スタイル」は、今や20億回再生を突破している。

              「HANGOVER」で検索すると上画像のようなイラストが複数引っかかるのだが、これらがCDのジャケットなのだろうか。ここでも「チャミスル」と「ハイトd」のビンがこれみよがしに描かれている。
              何でも韓国には焼酎をビールやワインで割る「爆弾酒」という文化があるそうで、私も名前だけは聞いたことがあった。ミュージックビデオでは、ハイトジンロ社のチャミスルを同社のハイトdで割っていると見える。
              ウィキペディアによるとこの爆弾酒、儒教(体育会系)文化の韓国で爆弾酒を上司や先輩など目上の者から勧められれば、一気飲みしなくてはいけないルールも存在するらしい。
              そんな野蛮な文化、世界に発信すんなよ。と思ったのは、韓国人も同じようだ。

              PSYの二日酔い新曲ビデオに心配の声 「韓国のイメージ歪曲されるのでは…」 (6月10日 J-CASTニュース)
              http://www.j-cast.com/2014/06/10207275.html?p=all



              歪曲されるおそれがあるのは、韓国文化だけではない。
              このビデオにおいてはなぜか漢字、中華料理、カンフーなど中華圏の文化や、カラオケ(韓国でいうところのノレバン)やコンビニおにぎり、カップラーメンといった、明らかに日本発祥とおぼしき発明品が複数登場して、日中韓がごちゃまぜになっているようだ。

              ↑GS25(LG系のコンビニ)でおにぎりを食すスヌープ・ドッグ氏。
              欧米人からすりゃまちがいなく日中韓の区別なんてつかないと思うのだが、それをいいことに世界にウケそうな日中の文化まで韓国のものだと誤解させようとしてないか?

              なお「ハイトビール」ってのも、もともと大日本麦酒(サッポロ・アサヒ系)が日帝時代、朝鮮向けに設立した「朝鮮麦酒」社が起源だそうである。

              こんな所にまで

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                飲食店で何とはなしに写真週刊誌のゴシップ記事を読んでいると

                ふと目に入ったグラビアページにて、ふんどし一丁で微笑みかけるヌードモデルの姿が。

                「機能性バツグンでハマる女子が急増中!ガールズふんどしはオシャレでムフフ♡」
                まさか、こんなロハスと程遠い雑誌でもふんどしステマが行われていたとは。

                例によって日本ふんどし協会の所業であった。
                女向けふんどしにおける「冷え、むくみ、生理痛がマシになった」という定番のうたい文句に加え「下半身が元気になった」と、写真週刊誌の読者を想定したであろういかがわしい効能が追加されている。
                やがては布ナプキンや冷えとりソックスのように、静かなブームが来るとでもいうのだろうか。

                今、ふんどし女性用が人気らしい(ガールズちゃんねる)
                http://girlschannel.net/topics/102434/

                2. 匿名 2014/03/02(日) 08:17:43
                ふんどしが来るとか言われてるけど、来たためしがない
                4. 匿名 2014/03/02(日) 08:18:04
                ふんどしはやっぱ流行らないと思うなぁ
                6. 匿名 2014/03/02(日) 08:18:25
                ふんどしって定期的にブームって言われてるけど、絶対ないだろ
                7. 匿名 2014/03/02(日) 08:18:35
                使いたくない
                8. 匿名 2014/03/02(日) 08:18:39
                男性用のブラと女性用のふんどし、毎回ブームを作ろうとしてるけど、失敗に終わってる。
                11. 匿名 2014/03/02(日) 08:19:10
                しかし、一体誰が仕掛けているんだろ?
                14. 匿名 2014/03/02(日) 08:19:22
                だからどこで人気なんだよ!
                23. 匿名 2014/03/02(日) 08:20:26
                つけごこち 気持ち悪そう…
                30. 匿名 2014/03/02(日) 08:28:10
                無理でしょう
                32. 匿名 2014/03/02(日) 08:28:28
                人気ねーし
                34. 匿名 2014/03/02(日) 08:30:15
                何年か前にも、言ってなかった?
                36. 匿名 2014/03/02(日) 08:33:48
                絶対流行らん
                38. 匿名 2014/03/02(日) 08:35:28
                いや、流行ってないから。なに流行らせようとしてんの?
                46. 匿名 2014/03/02(日) 09:04:03
                ふんどしを流行らせたい又は、流行っていると思わせたいっていう意図があるのは分かった。
                61. 匿名 2014/03/02(日) 10:55:42
                ぜったい流行ってないでしょ、嘘八百。こんなの見て、へぇ〜流行ってるんだ〜ふんどし、使ってみようかな〜って人いるのかな。だいたいトイレのときどうすんの?ありえない。
                65. 匿名 2014/03/02(日) 12:26:48
                人気とか絶対嘘でしょ笑 この店も半年後には潰れそう。
                75. 匿名 2014/03/03(月) 09:21:04
                ロハス思考の人に好まれてますよね。可愛いにこした事はないけど、それよりもリンパの流れとか、ゴムによる締め付けから解放されたいとかの理由で好まれているようです。欧米化の生活から日本なりの生活に戻したいって人にも愛好家が多いと思います。
                76. 匿名 2014/03/03(月) 09:27:58
                私は持ってないけど、旦那は気に入ってはいてる。麻素材のふんどしは通気性もいいし、洗濯干しやすいし、見た目以外には良い事だらけな気がする。まあ、安くはないから、理解して納得した人じゃないと好まない。


                K-BEERは世界へ?

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                  評価:
                  Snoop Doggy Dogg
                  Priority Records
                  ---
                  (1993-11-23)

                  あなたはもうご覧になっただろうか?PSYがスヌープドッグと共演した話題の新曲「HANGOVER」を。

                  PSY「HANGOVER」韓国の興と米国ヒップホップの絶妙なハイブリッド(6月9日 Kstyle)
                  http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1996587



                  PSY(サイ)は2012年「江南スタイル」の大ヒットによって、その名を世界に知らしめた韓国人歌手である。日本では近年、メディアが韓国芸能界から手を引いているがために、あまり話題にのぼることはないようだが。
                  江南はソウルを流れる漢江(ハンガン)の南に位置する比較的新しく開発されたリッチな地区で、PSYの出身地でもある。そんな江南に住む富裕層のことを歌った「江南スタイル」。
                  もともとPSYは韓国では有名だったしこの歌も流行していたのだが、世界的に広がった経緯としてはおそらくブリトニー・スピアーズなど米国の芸能人がその愉快な「馬ダンス」とやらに魅せられて、TwitterなどにYouTubeのリンクを貼ったのが影響していると思われる。
                  そんなわけでミュージックビデオの再生回数は億レベルになっていた。しかしあの韓国のことなので、本当に自然発生的なブームだったのかどうかは眉にツバをつけて受け止めなければならないだろう。
                  韓国は自国の歌手の人気を裏づけるのにYouTubeの再生回数を重視する傾向があり、それが水増しなんじゃないかという噂は以前からささやかれてきた。世界(欧米)的には無名なはずの少女時代が、いきなりYouTubeの賞をかっさらって買収疑惑が出ていたのも記憶に新しい。
                  それにこの「江南スタイル」、日本でK-POPの音沙汰がなくなるのと時を同じくしてブームになったことから、タイミング的にはゴリ押しの矛先が日本からアメリカに移っただけという印象が強い。少女時代も英語詞の「The Boys」でアメリカ進出し、PSYに先がけてスヌープドッグとの共演(?)を果たしている。
                  もうアメリカで勝負するんだから、日本なんてどうでもよい。今思えば李明博の反日行為も、そんな韓国の場当たり的な姿勢があらわれているかのようだった。

                  TwitterでPSYのミュージックビデオを紹介するブリトニー女史は、不自然なまでにK-POPを持ち上げまくっていたかっての吉本芸人みたいなもんなんだろう。
                  韓国側としては素敵な韓国人男女をゴリ押すにあたり韓国製品のイメージアップをはかりたいという思惑があるようで、日本では降ってわいたようなK-POPブームにともない、あらゆる雑誌に韓国旅行・韓国コスメ特集が組まれ、マッコリや激辛ラーメンが大量に流通し、外食・中食産業においてもプルコギやキムチの新発売を見ない日はなかった。
                  しかし、画像をご覧いただければおわかりのように、PSYのばあい韓国製品をイメージアップできるほど素敵なのか?と言われれば首をかしげざるをえない。
                  その意味ではPSYのミュージックビデオで共演する、ヒョナやガインといった有名K-POPアイドルのほうが実は重要なのではないかというのが私の仮説だ。「HANGOVER」のミュージックビデオも例にもれず、PSYと同じ事務所に所属する「ビッグバン」「2NE1」のメンバーが出演している。

                  というか「HANGOVER」のミュージックビデオは、もはやロケ地の月尾島やジンロ社の「ハイトd」「チャミスル」のステマとしか思えない作りになっている。これらは日本にも輸入されていた酒だ。
                  「HANGOVER」は二日酔いを意味する英語だが、だからといって世界の人々が見ることを前提として作られたであろうビデオに、自国の大衆酒がこんなにラベルを強調してチラチラ映るのは何やらいかにも韓国らしいやり方ではないか。

                  祝!hitomi再婚記念

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                    hitomiデキ婚 3度目の結婚(2014年6月4日 デイリースポーツ)
                    http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/06/04/0007021524.shtml


                    くしゅくしゅソックス世代(1976年1月生まれ)の歌手hitomiがおめでた&再婚だそうで。

                    そういやこんな雑誌持ってたなー。と、書斎からタナツカ(棚からひとつかみ)。

                    小室ファミリー加入前は、本名の古谷仁美名義でサーファー雑誌「Fine」のモデルを務めていた。

                    引き締まったモデル体型が印象的なhitomiだが、この頃(1994年)ははちきれんばかりにムチっている。
                    隣は原千晶。

                    後半はほとんど日サロの広告。

                    hitomiはそうでもないが、サーファーはもうこの頃すでにガングロは当然として茶髪。男もロン毛だ。
                    コギャルの萌芽ここにあり?

                    とりあえず、お幸せに。

                    レッツ・韓グリッシュ

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                      評価:
                      キム・ジンス
                      IBCパブリッシング
                      ¥ 1,944
                      (2014-04-25)

                      きのう買ってきた「1日3分入門英会話」。
                      来たる東京オリンピックに向けて基本的な英会話を勉強しよう。といった感じで、書店がけっこうプッシュしているらしい。ざっと見たところ、英文法や発音などの小難しい解説もなく、ひたすら簡単な英文を大量に羅列したシンプルな構成と情報量に魅力を感じ、1800円+税とけっして安くはないその本を思い切って購入してみた。
                      冒頭は「初対面の挨拶」である。

                      初めて会う人にHow are you? とは言いません。 How do you do? と言いましょう。
                      はじめまして。
                      How do you do?(22ページ)


                      この How do you do? なのだが、ネットで調べてみるとどのサイトにも「基本的に使わない英語」と指摘されている。

                      How do you do?って聞かれたらどう答えるのが正解ですか? (yahoo知恵袋)
                      http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1412224994
                      How do you do? は、現代ではエリザベス女王に 初めてお目にかかるときぐらいにしか使いません(笑)。
                      なので、覚えても使うチャンスはほぼないでしょう。
                      わたしはそれを知らずにこのフレーズを使ったことがあり、 相当に変な顔をされました。

                      しょっぱなから一抹の不安を覚えた私は、思わず著者名を確認した。
                      「著KIM JIN SOO 訳藤田優里子」
                      キム・ジンス?!
                      なんとこの本は韓国人のキム氏が書いた英語本を、おそらく韓国語通訳者であろう藤田氏が訳したという英会話本なのだ。
                      キム氏は韓国の大手出版社で200冊以上の英語教材を編集し、英語熱の高い韓国においてカリスマ的人気を博しているのだという。うーむ。
                      韓国人向けに書かれた英語本を日本語に直すという二度手間がかかっているにもかかわらず、ネイティブのチェックは入っていない可能性も否めない。
                      もともとは2011年に韓国から出版されたようだが・・・もしかして、これって平昌オリンピック向けの英会話本だったんじゃないんだろうか。
                      しかしパッと見、韓国人が書いたことが分かりにくい。「キムジンス」を漢字やカタカナでなく「KIM JIN SOO」とひっそり英語表記で書くあたり、わざとか?とも思えてくる。
                      韓国人と承知のうえでこの本を買った者も「韓国にようこそ Welcome to Korea.」(92ページ)「何号線が唐山に行きますか? Which line goes for Dang-san?」(244ページ)「麻浦駅は何号線に乗ればいいですか? Which line is for Mapo station?」(244ページ)「韓国ウォンを米ドルに換えていただけますか? Could you exchange Korean won into US dollars?」(258ページ)「この手紙を韓国に送りたいのです。 I'd like to mail this letter to South Korea.」(266ページ)「慶州では何を見たいですか? What do you want to see here in Kyung-ju?」(299ページ)「韓国大使館に電話してください。 Please call the Korean embassy.」(306ページ)「韓国の新聞はありますか? Do you have a Korea newspaper?」(316ページ)「大韓航空719便でまいります。 I'm coming in an Korean Airlines, flight number 719.」(333ページ)「はじめまして、チョンさん。 How do you do, Mr. Jung?」(333ページ)「イ・ヒョリのようにカットしてください。 Make me look like Lee, Hyo-ri.」(282ページ)などの英会話本らしからぬキムチ感満載の例文には面食らうに違いない。
                      しかも「イ・ヒョリのようにカットしてください」って、韓国語でよくないか。

                      イ・ヒョリ(シースルー前髪)

                      また「How do you do?」のほかにも「お手洗いはどこですか? Where is the toilet?」(50ページ)「私の趣味は音楽を聴くことです。 My hobby is listening to music.」(154ページ)など怪しげな例文が散見され、あまり安心して読めないクオリティだ。韓国の英語レベルも推して知るべし?
                      あと気になったのが「ハンドルは英語で steering wheel です」「ワンルームは studio apartment です」といった記述である。そう、和製英語は韓国起源だったのだ。
                      ハンドルは百歩ゆずって日帝残滓かもしれんが、ワンルームは戦後だろう。調べてみると日韓でしか使われていない英語はけっこう多いらしい。参考までに。
                       
                      convertible→オープンカー(日)オプンカ(韓)
                      rear view mirror→バックミラー(日)ペンミロ(韓)
                      mechanical pencil→シャープペンシル(日)シャプペン(韓)
                      air conditioner→エアコン(日)エオコン(韓)
                      dress shirt→ワイシャツ(日)ワイショチュ(韓)
                      at one's own pace→マイペース(日)(韓)
                      after-sales service→アフターサービス(日)エプトソビス(韓)
                      stapler→ホチキス(日)(韓)
                      office worker→サラリーマン(日)セロリメン(韓)
                      cheating→カンニング(日)コンニン(韓)
                      wake-up call→モーニングコール(日)モニンコル(韓)
                      blender→ミキサー(日)ミクソ(韓)
                      one-size-fits-all→フリーサイズ(日)プリサイジュ(韓)

                      エリザベス女王に初めてお目にかかるレベルのお上品なあいさつが複数回掲載されているいっぽうで、「ばか!このクソッたれ! You stupid, son of a bitch!」(78ページ)「死にたいのか。You have a death wish.」(80ページ)といった入門レベルの英会話力でそこまで好戦的になる必要ねーだろ的暴言も多数紹介されているのが謎だ。なお「死にたいのか」は韓国語で「チュグルレ?」だ、そうです

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