昭和50年代の洗髪事情

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    結婚と愛を見つける雑誌ai(アイ)1977年6月号より

    リンスの必要性は“なんとなく”が多いのよ。

    生まれてはじめてリンスをしたとき、リンスはシャンプーみたいに泡立つものだと思っていた。いくらマッサージしても泡立たないのでてっきり不良品だと思い込み、店へ文句を言いに行こうとした

    リンスの効果について前に恋人からいろいろ聞かされたけど、僕はその気にならないなあ。気休めなんじゃないの」なんて、見かけによらず認識不足ね。そんなことないのヨ。

    洗髪もあまりしないけど、みっともないから週3回と書いといてくださいよ

    やや太めで、ロングヘアがちょっとむさくるしい感じ。でも洗髪は週3〜4回とまめなのだ。

    「週2回はふろ屋で、あとは月に1回トルコへ行くから、そこで。頼むと洗ってくれますョ。ていねいに」
    女の子とシャンプーにまつわるエピソードは?の質問に、トルコでのタワシ洗いの感触が忘れられない、との答え。
    何かしらね、タワシ洗いって・・・ユニークな人。

    花王 中森明菜 S58年春頃 CM(YouTube)
    https://www.youtube.com/watch?v=KTnruW5Zrm0

    「信じられる?ティーンの2人に1人は、毎日シャンプーしてるって」

    昭和の主要なシャンプーブランドといえば、花王「フェザー」(1955年)ライオン「エメロン」(1965年)資生堂「バスボン」(1974年)あたりか。「フェザー」は現在も「エッセンシャル」として生きながらえている。
    おそらく戦前には普通の白い石鹸で洗っていたのが高度経済成長期あたりから粉末シャンプーが出てきて、やがて今のようなクリーム状になり、70年代にはリンスも使え!ってな空気になってきた。当時のリンスはトリートメントと違い、お湯に溶かしてゆすぐという使い方であったようだ。
    アイドル時代の中森明菜が言っているように約30年前の時点では、オシャレに敏感なティーンでさえ2人に1人しか毎日シャンプーしていないのだから、平均的には週1、2回ってとこだったんだろう。
    そのくせヘアリキッドやらポマードやらチックやらと今よりキツい整髪料つけていたんだから、その臭さと汚さは想像にあまりある。しかしいっぽうで本来はそんなに洗わなくてよかったはずの髪も、化粧品会社が「毎日シャンプーしないと不潔である」と、きれい好きの日本人を洗脳した部分も大きいのではなかろうか?

    拾い物

    国産シャンプーの草分け「フェザー」の粉末時代。1950年代か?
    当時のピチピチギャルが、今どきシャンプー使わない男なんて遅れてるんだよ!とでも言いたげな広告。

    1977年。「ペアでつかうと、しなやかいっぱい」と、当時のピチピチギャル(山口百恵)がリンスの必要性をアピール。

    ピチピチギャル2人連れが、しなやか!しなやか!とリンスの習慣をゴリ押し。

    「今、2人に1人の割合でトリートメントが使われています」と、「ティーンの2人に1人は毎日シャンプーしてるって!」(by中森明菜)と全く同じ手法で、需要をでっち上げるためにトリートメント使わない奴が遅れているかのように誘導。
    シャンプー使わないとヤバイ。リンス使わないとヤバイ。トリートメント使わないとヤバイ。毎日シャンプーしないとヤバイ。・・・とエスカレートしたあげく、80年代後半には「朝シャン」の習慣が何者かによってゴリ押されている。

    胎内記憶なんていらねぇ

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      今月21日から26日にかけて小学館のサイトであろう「NEWSポストセブン」に、「胎内記憶」に関する記事が複数アップされているのに気づいた。

      母親の胎内にいた時の記憶を持つ子は約3割との調査結果出る (8月21日 NEWSポストセブン) 
      http://www.news-postseven.com/archives/20140821_272482.html


      映画『かみさまとのやくそく』で胎内記憶が題材になった理由(8月22日 NEWSポストセブン) 
      http://www.news-postseven.com/archives/20140822_272516.html 


      生まれる前に雲の上でどのママにするか選んでた記憶持つ子も(8月24日 NEWSポストセブン) 
      http://www.news-postseven.com/archives/20140824_272807.html


      話題の胎内記憶 胎児は脳でなく体で記憶しているとの見解 (8月25日 NEWSポストセブン)
      http://www.news-postseven.com/archives/20140825_272715.html

      過去生記憶を持つ子供たち 生まれ変わりは存在すると専門家(8月26日 NEWSポストセブン)
      http://www.news-postseven.com/archives/20140826_272744.html 


      どれも胎内記憶研究の第一人者の産婦人科医・池川明氏の主張を基にしているため内容が似通っているのだが、ようするにこれは女性セブン9月4日号の記事を小出しにしているということなのだろうか。
      幼い子供にだけ残っているというこの「胎内記憶」は、もうかれこれ2011年ごろよりステマしている。やはり同じく2010年代初頭にゴリ押されだした「幸せなお産」「おっぱい体操」「ふんどし女子」と絶対同じシリーズだろ。と思うのだが、このまま池川学説も既成事実化していくのかもしれない。
      何というか、これらのブームはマスコミが流行らせようとしてんのがうざい。ってだけではなく、助産師や母性礼賛といったニューエイジ特有の怪しいノリもチラついており、そこが個人的に気になるポイントなのである。
      全部読むと長いので要約しておこう。


      胎内記憶の映画「かみさまとのやくそく」が大盛況
      監督の荻久保則男氏は前世に興味があって調べていた時胎内記憶に行きついた
      同映画に登場する産婦人科医、池川明氏は胎内記憶研究の第一人者
      池川氏が胎内記憶研究に着手したのは1999年
      2002年から翌年にかけ、長野県諏訪市と塩尻市で千人規模の調査を実施し3割の子供に胎内記憶があると判明
      記憶を持つのは2〜4歳の子供に多く内容は「暗くてあたたかかった」「水の中に浮かんでいた」など
      母体に子宮筋腫があることを知っていた子供もいた
      胎内より前の「中間生記憶」「過去性記憶」を持つ子供もいる
      中間生記憶とは前世の終了時から受精までの記憶のこと「雲の上からどのママにするか友達と選んでいた」など
      子供が母親を選んできたという内容が共通している
      過去生記憶の専門は超心理学の専門家、大門正幸氏
      過去生記憶は7歳くらいまでには忘れてしまう
      生まれ変わりのようなメカニズムが存在すると考えたほうが自然
      前世に事故など衝撃的な死のトラウマがあると、過去生記憶が次の生に持ち越されやすい
       


      「かみさまとのやくそく」、受付で「女性セブン」と言うと100円値引いてくれるそうだが、結局上の記事は広告だったのか?そういえば、最近も胎内記憶説にもとずいたとおぼしき「うまれてきてくれてありがとう」というお子様向けの絵本を見つけたのを今思い出した。
      amazonによると、『「ぼくは、ママをさがしているの。かみさまが、『うまれていいよ』っていってくれたから・・」クマくんやぶたくん、ほかの動物たちはみんなママと一緒です。ぼくのママは、どこにいるの?「あなたは、世界でたった一人のかけがえのない存在。うまれてきてくれて、ありがとう。」絵本を通じて、親から子へメッセージを伝えることで、子どもの自己肯定感を育み、かけがえのない命の誕生を親子で喜びあう絵本。』だそうである。
      池川明がらみではないものの、2011年出版ということで胎内記憶ゴリ押し期と完全に一致しているのは偶然ではないはずだ。amazonでは感動レビューの嵐だが、私はどこがおもしろいのかちっとも分からなかった。
      熊や豚の母親が子供に「生まれてきてくれてありがとう」って言っているだけで、これといってストーリーがあるわけでもない。お子様向けの書物にストーリーを求めるほうがヤボってもんだろうか。
      「生まれてきてくれてありがとう」って言い回しからして、まだ来世が決まってない魂時代に自ら好き好んで胎内にやってきたって設定(輪廻転生=キリストの教えや科学など大きいくくりでの西洋否定)を想像力豊かなお子様がたに刷り込ませようとするアクエリアン野郎のエゴだろ。って思う私がすさんでるだけなんだろうか。

      最近食べた物メドレー

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        中華料理で韓国冷麺頼んだら、これが出てきた。
        盛りつけを見た瞬間イヤな予感がしたが、やはり冷やし中華だった。テンション急降下。

        ずっと閉まっていたすき家が久しぶりに営業していた。
        むしょうにネバネバした物が食べたかったので山かけオクラ牛丼に納豆をトッピングしてネバネバ祭開催したものの思ったほどおいしくなく、食べているあいだ何がいけなかったのだろう。と自分を責め続けた。
        バイトは夕食時4〜5人で回していた。かっては24時間営業だったが、夜中は閉めることになったらしい。

        たぶんカビ入りナゲットも食べていると思うのだが、懲りずにマクドナルドの豆腐ナゲット。
        生姜味のソースが甘くて、あまり好きな感じではなかった。ただ哺乳類好きの私にとって肉を使わないメニューは大歓迎。

        そこそこ有名な芸能人がやっているつけ麺の店にて。半分写りこんでいる左のツユは、見た目も味もモロ味噌汁だった。
        まあ麺がいっぱい入っているからお得だろうと思っていたら、みるみる乾いていく麺の下からとてつもない上げ底(ザル)が出てきてびびった。
        冷たい状態で食べる必然性も全く感じられず、つけ麺処女だった私を戸惑わせた一品。

        ラーメン横綱の鉄板チャーハン。
        確かこれに卵を流しいれて熱い奴をハフハフ行く仕様だったかと。また食べたい。

        歯ごたえのある食品LOVE。
        寿司の仕上げはやっぱりスイーツとばかりにミルクレープ食べたら、けっこう回っていたらしく口に入れた瞬間そのぬるさに「ウグッ・・」てなった。

        女たちの政治利用

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          朝日元ソウル特派員が告発「慰安婦狩り嘘なのは常識だった」(女性自身 8月22日)
          http://news.livedoor.com/article/detail/9172359/

          朝日新聞は5日と6日付の朝刊で、「慰安婦問題を考える」という特集記事を2回に分けて掲載した。「誤報の検証」である。このなかで、韓国・済州島での“慰安婦狩り”を証言した著述業の故吉田清治氏の証言を虚偽だと判断し、すべての記事を取り消した。
          朝日の検証記事で《当時、虚偽の証言を見抜けませんでした》と書いているが、そんなはずはないと話すのが、かつて吉田氏を取材したこともある元朝日新聞ソウル特派員のジャーナリスト・前川惠司氏だ。
          「川崎支局にいた’80年ごろ、初めて吉田氏と会いました。印象としてはヌルッとした人だなと。彼は炭鉱などへ労働者を送り込む労務報国会にいて、朝鮮で畑仕事をしている人たちを無理やりトラックに乗せて連れ去る“徴用工狩り”をしていたと証言しました。でも、そのときは“慰安婦狩り”についてはまったく触れていなかったのです」(前川氏・以下同)
          ・・・



          90年代初頭から、韓国の主な反日ネタであった慰安婦問題。今月、その火付け役である朝日新聞が「強制連行」についてねつ造を認めたというのである。
          ありもしない事件ならば、最初から論争する必要などなかったろうに。こういう事実を知るたび、領土問題や韓国の国民性そのものよりも左翼(北朝鮮)に都合のよい思想や歴史観が反日の源泉であり、日韓友好の足を引っ張ってんじゃねぇかという疑いはますます強くなるばかりだ。

          女たちの戦争と平和資料館
          http://wam-peace.org/


          慰安婦問題はあまり詳しくないのでこの問題の概要をネットで調べてみると、上のサイトが出てきた。
          まずこの「女たち」っていうのが無理だ。先日紹介した「クロワッサン症候群」でも「女たちは・・・」「女たちが・・・」と女たち連発だったのだが、おそらく60代以上が使用するフェミ用語なのだと思う。
          ちなみに左翼界では「女たち」意外に「おんな」とひらがなで書く例も多いようだ。
          まあそれはそうと、この「女たちの戦争と平和資料館」。初耳だったので「そんな館があるんだ〜・・」と、何も考えずにグーグル地図で位置を確認しようと住所をコピって検索したところ、同様の行為をした先人によってすでにその怪しさが告発されていた。

          東京都新宿区西早稲田2丁目3-18とは一体なんでしょうか。(Yahoo!知恵袋 2013年4月1日)
          http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13104923183

          この上記の住所で検索をかけますと、同じ住所で

          ◆在日韓国基督総会全国青年協議会◆在日本大韓基督教会◆在日韓国人問題研究所◆在日韓国基督総会全国青年協議会◆在日外国人の人権委員会 ◆ホンダを許さない!吉本緊急集会事務局◆歴史歪曲を許さない!アジア連帯緊急集会事務局◆戦時性暴力問題連絡協議会◆外登法問題と取り組む全国キリスト教連◆キリスト教アジア資料センター◆難民・移住労働者問題キリスト教連絡会◆平和を実現するキリスト者ネット◆外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク日本キリスト教協議会 ◆宗教法人日本バプテスト同盟◆国際協力NGOセンター◆日本キリスト教海外医療協力会◆アジアキリスト教教育基金◆財団法人日本クリスチャンアカデミー ◆宗教法人日本バプテスト同盟◆外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク日本キリスト教協議会◆石原やめろネットワーク ◆河本を守る市民の会 ◆片山やめろネットワーク ◆女たちの戦争と平和資料館

          と これだけの団体が現れます。  


          キリストとか石原とか難民とかいろいろネタ繰り広げてるけど、中の人みんな同じかーい。
          在日がどうのと言っている左翼風味の団体が教会だった例は、前にも見たことがある。まあ基本的に韓国人=キリスト教ではあるのだが、政治的にはいろいろ派閥がありそうな感じだ。
          「女たちの戦争と平和資料館」は、朝日新聞出身のジャーナリスト松井やよりの死後にその遺志を引き継ぐ目的で設立されたとのことである。松井やよりの著作のタイトルが「女たちのアジア」「女たちがつくるアジア」「アジアの女たち」「あしたを拓く女たち」「地球をめぐる女たちの反戦の声」と、これまた「女たち」連発なのは偶然ではあるまい。

          お帰りなさい

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            評価:
            KARA
            ユニバーサル ミュージック
            ¥ 1,711
            (2014-08-27)

            4人体制になったKARAが、新曲「マンマミーア!」で復活。

            あいかわらずの股上の深さである。
            韓国版はもう発売されたのか、YouTubeに歌番組に出演したさいの動画も上がっていた。
            新メンバー加入が先月で、復帰は秋ごろかと勝手に思っていたらもう韓国版と日本版が出るとは早いもんだ。
            最近、K-POPの日本版ビデオは手抜きっぽくなっていたが、今回はビデオの衣装が日韓で異なっておるし、復帰第一弾とあってかかなりの気合が感じられる。
            もしかすると、K-POPは再び(2年ぶり)日本にすり寄ってきてるのかもしれない。
            今回の「マンマミーア!」珍しく日本版の歌詞がナチュラルだし、ノリノリでKARAっぽい曲なのでおおむね評価は良いようだ。にしても、今回は髪型と新メンバーの影響で、何かみんな同じ顔に見えてしょうがない。

            元KARA・ジヨン改め 女優・知英 日本からアジア進出も(中日スポーツ)
            http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2014082102000195.html


            脱退メンバーのジヨンは、堀北真希の事務所で女優は確定だそうだ。
            このご時世なので「祖国にお帰りください」と言われておるが、「韓国は馬鹿だけどジヨンは日本人受けするナチュラル美女だし親日で日本語も上手」とかばうファンも少なくない。
            でも、ジヨンってそんなに日本語うまかったっけ?どちらかというとKARAの中ではスンヨンがペラペラだったが、独島ショックのブランクで下手になってたし、いずれにせよネイティブレベルではなかったはず〜。
            女優っていったいどういう役柄なのか・・・ジヨン改め知英の今後に興味あり。

            ジュゴンたん現る

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              緊迫の沖縄・辺野古沖にジュゴンの姿(8月18日 日刊スポーツ)
              http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20140818-1352622.html 

              米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古の東方約5キロの沖合で17日、人魚伝説のモデルとされ、絶滅の恐れが極めて高いジュゴンとみられる海獣の姿を共同通信記者がヘリコプターで上空から確認した。辺野古の生態系に詳しい日本自然保護協会の安部真理子さんは「ジュゴンで間違いないだろう」と語った。ジュゴンが泳ぐ海域からわずか数キロの辺野古沿岸部は、対照的に緊迫した雰囲気。この日は、海底ボーリング調査に使う台船を海上に設置し、海底調査に着手した。


              「辺野古 ジュゴン」を検索バーに入れると先回りして「辺野古 ジュゴン いない」「辺野古 ジュゴン 」って表示されるように、世間的にはほぼ基地反対派のでっち上げ扱いで、私も「そう言われてみれば確かにいないかもな〜・・」と、8割がたジュゴンいない派に傾きつつあったのだが、そんな疑惑を晴らすためか満を持して共同通信社のカメラの前にジュゴンたんが姿を見せたのである。
              ごらんの画像だけだと、他の場所で撮れた写真を小保方しているのでは?と思われるかもしれんが、私が見たテレビではジュゴン泳いでたしまわりの景色も映ってたので、さすがに偽造と考えるには手が込みすぎであろう。
              震災で原子力発電所が爆発&メルトダウンした時も、それまで原発が事故を起こすなど想像だにしなかった私は「反原発派の警告って本当だったのか」と驚いたものだが、そのときほどの衝撃度とは比べものにならないにしろ、ジュゴンが本当にいたというのはふだん左翼の主張を全くあてにしていない私にとってやや意外な感じなのである。
              最近辺野古でブイを設置すると反対派がカヌーに乗って抗議していたが、同様の光景は山口県の上関原発反対運動でも見られた。左翼がカヌーとかカヤックが好きなのはただの船というだけでなく、そのルーツが先住民だからだと思われる。
              カメラに映った生き物をジュゴンと認定した日本自然保護協会は、一時期左翼のステマ機関と化していた環境省が「温暖化」「CO2削減」に変わって新たにゴリ押そうとしていた「生物多様性」にもかんでいたが、ある時期が来るとK-POP同様あっさりエコだのなんだのいう話題を聞かなくなったので、いったい何だったのかよく分からなかった。
              生物多様性というのは生態系の多様さを訴える概念で、過去には高尾山のトンネル反対運動にも応用されていた。リアルタイムでは見ていないが、長崎県の諫早湾埋め立てもたぶん貴重な生態系(ムツゴロウとか)をアピって工事に反対ってパターンだったかと。
              私が思うところ、これらは経済や便利のためにかけがえのない自然を壊してしまうことへの生態学的見地からの異議申し立てであると同時に、辺野古の場合は日本とアメリカの同盟関係にムカついた憲法9条ハァハァな感じの政治運動でもある。

              盛者必衰

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                90年代初頭における女子高生の靴下に対する意識の変化に興味を抱いてきた当ブログであるが、ここでコギャル全盛期にあれだけ我が世の春を謳歌したルーズソックスがいつごろ少数民族に転じたかを私の書斎にあった2000年代半ばの「セブンティーン」誌(集英社)の写真を中心に検証していきたい。

                1997年

                「ホットドッグプレス」の街角スナップ。
                この頃の女子高生は、ギャルだろうが何だろうがとにかくルーズソックス一色で他の選択肢はないも同然だった。

                2001年

                小学館「プチセブン」(セブンティーンの競合誌?)より。
                この頃はまだまだルーズソックス健在。浜崎あゆみがギャル文化を牽引していた。

                2002年

                2002年になると、紺のハイソックスが追い上げてきた。

                ギャルはルーズで、清楚系はハイソ、という棲み分けが存在していたのだろうか。

                このときのSTモ(セブンティーンモデル)は古参に田中美保がいるようだが、鈴木えみや徳澤直子、谷口紗耶香など、茶髪のギャルっぽい美少女がメインだった。

                一般人は4人中3人がルーズソックス。(わかりにくいが、右上の女の子は普通の白ソックスである)

                これは私の書斎ではなくネットでの拾いもんだが、木村カエラもSTモデルだった。
                原宿系だった木村氏もこの頃はまだルーズである。
                見ての通り体型がちんちくりんで、服装も短パンみたいなのばかりで脚を絶対に出さないのが印象的だった。世間的にはハーフだからスタイル良いと思われているらしく、「木村カエラは太い」と言って驚かれたことがある。

                2003年

                この頃からメキメキ頭角を現しだす榮倉奈々の健康的でロリっぽいルックスは、汚らしさ一歩手前のギャルモデルがメインだったセブンティーン誌に新風を吹き込んだであろう。
                同誌のメインスポンサーなのか?やたら出てくる「イーストボーイ」とかいうブランド。夏制服の着こなしはルーズソックスとハイソックスが4対1でまだまだルーズ優勢である。

                リアル制服を再現したと思われるページ。榮倉奈々はルーズ派だった。

                だがハイソックス派は着実に勢力を伸ばしていた。
                ここで紹介されているSTモ9人のうちルーズ5人、ハイソ4人とかろうじてルーズ優勢ながらその人口比はほぼ半々にまで迫っている。

                読み物コーナーは基本的に色じかけのハウツーを紹介するような記事が多い。

                2004年

                おしゃれな新年、ご披露しよっ☆と、当時中学生だった水原希子がSTモデルに加入。同じ号でメイクページにも出ているが、この後素行不良ですぐにいなくなったという噂だ。
                まだまだ小学生の面影の残る幼い顔立ちで、足元はもちろんハイソックスである。

                香水で色じかけしよう、と呼びかける広告。STモの中でも優等生ぽい池田あゆみはハイソックス派だ。
                ハーフブームになったせいか、この後「池田カトリーナ」「カトリーナ」「アユミカトリーナ」などに何度か改名しているが、見た目的には外国の血が入っていると分からないタイプの顔である。

                もうこの頃になると一般人も完全にハイソックスに移行しているようだ。
                とはいえスカートのほうはというとあいかわらずの短さで、「スカートひざ下10cm」が罰ゲームとして紹介されている。しかしよく考えたら、制服ってもともとこのくらいの丈だろう。

                2005年

                2005年の資料がないので、かわりに当時放送されていたドラマ「ドラゴン桜」をYouTubeで見てみたところ、白ギャルのサエコはルーズソックスながら、黒ギャルのガッキーはハイソックスだった。
                マンガが原作のようなので、実写化にいたるタイムラグからルーズソックスが紛れ込んだ可能性も否定できない。

                2006年

                06年になるとハイソックス一色。これが男のコの好きなスタイルだ♡
                これでも「ポップティーン」「egg」などのギャル雑誌を見てみないことには確定できないが、標準的なJKからすればルーズソックスはほぼ絶滅したとみてさしつかえなかろう。

                ギャルっぽいモデルがなりをひそめ、方向性は完全に榮倉奈々タイプの黒髪美少女にシフトしている。
                もうこのときすでにギャル文化は没落の道に向かっていたようだ。

                この時点では白い靴下まで、ハイソックスに移行している。白ハイソってあり?
                実はルーズソックス全盛期に謎の白ハイソで登校していたダサ子の私から言わせてもらうと、あれは紺や黒と違って足太効果が絶大だし、そもそも自分以外で履いてる人見たことないんだが・・・

                総合すると2001〜02年はハイソ勢力が存在していたものの依然として王道はルーズ、03年からハイソが追い上げ、05年頃にルーズソックスが政権の座をあけ渡したって感じではなかろうか。そう考えればルーズの歴史は、ちょうど10年ってとこである。
                2005年に16歳で計算して、1989年すなわち平成生まれ以降をハイソ世代ということにしておこう。

                ルーズソックスの時代は終わったの?(2007年4月 yahoo知恵袋)
                http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211246412

                去年まで高校生でした。 私の高校には一人もルーズソックスはいませんでした。
                みな黒or紺色の靴下でした。
                白の靴下もいませんでしたね。。
                中学一年のとき、確か身体測定の日にルーズソックスをはいてきた子がいましたが、没収され怒られていました。。。
                ルーズソックスは水虫になりやすいと聞きましたし、良い傾向なのではないでしょうか。  


                未婚の母

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                  モデル・安井レイ、妊娠報告 未婚の母に(朝日新聞デジタル 8月16日)
                  http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2041054.html?iref=comtop_list_andw_f01


                  「JELLY」誌のモデル、安井レイが妊娠を発表した。この人はたびたび同誌の単独表紙にもなっている看板モデルで、私が持っている8月号もやはり安井レイが表紙を飾っている。
                  最近にわかにギャルについて興味を抱いている私だが、その前から安井レイは可愛いと思って目をつけており、どっかでこの人が彼氏のことを話している記事か何かを見たこともあった。子供はやはりその彼氏との間にできたようである。
                  驚くべきは、交際が6年にわたっているにもかかわらず結婚しないということだ。安井氏が21歳ということを考えると、相手もまだ若いから・・・ということも考えられなくはないが、しかしいくらなんでも学生ではないだろうし、その真相はなぞに包まれている。
                  さらに妊娠7か月というのだから、もっと驚いた。8月号では季節柄、ヘソ出しているし、ビキニ着てるし、あいかわらずガリガリお腹ペッタンコで、これを見たらまさか誰も妊婦だと思わないだろうよ。

                  まぁどのような事情があれとにかく安井氏には元気なお子さんを生んでいただくとして、それよりこのニュースの「未婚の母」ってフレーズに奥さま全盛期である昭和40〜50年代のワイドショーを感じてしまうのは私だけだろうか。
                  この言葉には「シングルマザー」という今風の味気ない横文字とは違い、誰が父親かも分からない子供なんてフシダラな女。という旧モラル側の差別的なニュアンスと同時に、男や結婚制度に依存しない、自立した女性像としてもてはやすウーマンリブ世代の羨望も含まれているように感ずる。どっちにせよスキャンダラスで仰々しい響きに、私は以前から違和感を抱いていた。
                  とくに加藤登紀子という左翼の歌手が若い頃、政治犯か何かで逮捕されていた恋人とのあいだに子供ができたことを知ったとき、未婚の母になる決意もした。とかいう話をたびたびテレビでしているのだが、そういうのを見ると「この世代って、未婚の母が格好良かったんだろうな〜」と、引いてみてしまう。
                  結局、加藤登紀子は夫が逮捕されているあいだに婚姻届けを出したらしいのだが、それもまた獄中結婚っとドラマチックにたたみかけるのがよりいっそうの萎えポイントだ。特に私は学生運動や加藤登紀子一家の政治思想(有機野菜とか反原発で有名)に疑問を抱いているため、違和感はなおさらである。
                  できちゃった結婚をしたり、離婚をしてシングルマザーになることは、今じゃ特別ありふれた話ではない。もちろんそういう男女を計画性がないとして批判する人もあろうが、昔はもっと風当たりが厳しかったんだろうと思う。
                  藤圭子が自殺したさい、宇多田の親父と同棲していたのを「同棲なんておかしなことはやめなさい」ってな感じで、レポーターからやけに上から目線で説教されている映像が流れていたが、ほんの30何年か前まで同棲ごときでそこまで言われていたという時代背景があったのだから、奥さま以外の生き方がいい意味でも悪い意味でも特別視されるのは、いたしかたなかったのかもしれない。
                  左翼方面に影響された40〜60代の女性に、未婚や離婚をステイタスと見ているようなノリがあるんじゃないかといううっすらした疑惑は、松原惇子著「クロワッサン症候群」(1988年)を読んだときにいっそう強くなった。
                  クロワッサンという雑誌、今ではほっこりみたいな感じになっているが、おそらく80年代初頭は結婚や子育てはダサくて東京のワケありキャリアウーマンがおシャンティ、とマガジンハウスらしく都会的かつ浮世離れした女性像をフィーチャリングしていたようだ。
                  そんな「ありふれた奥さまなどくだらねー」の煽りを本気にしてしまった一般の女が婚期を逃して迷走している、という現実をえがき出した「クロワッサン症候群」。その中でもクロワッサン御用達文化人としてやはり加藤登紀子の名前があげられている。
                   

                  百恵ちゃんや聖子ちゃんはスターである。
                  ・・・しかし、リストを見てもらえばおわかりの通りクロワッサン御用達文化人には、とりたててスターはいない。それどころか、はっきりいって中年おばはんばかりである。

                  市川房枝、犬養智子、桐島洋子、澤地久枝、加藤登紀子、吉行和子、向田邦子。
                  クロワッサン御用文化人には、大きな共通点があった。
                  まず第一に若くないということ。読者よりも軽く20歳くらい年上である。はっきりいっておばさんたちである。1人として、20代から30代にかけての女盛りの女はいない。
                  ・・・
                  第二に、当然のことながら全員キャリアウーマンである。女優をやめて主婦業に専念している浜美枝さんはまちがってもでてこない。
                  ・・・
                  御用達文化人の第三の共通点。それは、普通の結婚をしていないということである。これは非常に大きな要素だ。
                  ・・・
                  桐島洋子さんは未婚の母。ちょっと時代がずれれば、過去を隠していなければマスコミに登場できない立場の人である。澤地久枝さんは一度結婚し離婚しているし、犬養智子さんも20年つれそった亭主と別れている。吉行和子さんも20代に一度結婚しているが離婚。向田邦子さんと市川房枝さんは筋がね入りの独身。加藤登紀子さんだけが、正式に結婚し子供ももっているが、獄中の男と結婚したという点がいわゆる普通の結婚ではないと評価され、御用達に選ばれたようだ。
                  御用達文化人が実生活で「新しい女」「自立する女」「結婚しない女」をしている、ということが、女たちにとって、説得力をもってせまってきたのはいうまでもないことである。

                  御用文化人の顔を思いうかべればわかるが、全員知的な女である。
                  ・・・
                  知的な女には、ふしぎなことに美人はいない。本当はいるのだけど、「クロワッサン」は知的で美人な有名人を嫌った。その証拠に山本陽子さんや吉永小百合さんは、「自立している女」で東京人で知的であるにもかかわらず御用達のメンバーにいれてもらえなかった。
                  美人は一般の知的女たちは好きでないのだ。なぜなら、自分とあまりにもかけはなれすぎていて、生きる指針の手頃な偶像にはなりえないからである。
                  ・・・
                  もし、加藤登紀子さんが大原麗子のような顔だちをしていたら、女たちは絶対、彼女を快く受け入れはしなかったはずだ。東大卒、美人なんて、聞くだけでうんざりする。知的と評価されるどころか、「嫌味な女」としか思われないだろう。
                  加藤登紀子さんの顔が美人じゃなかったから、偶像になれたのだ。


                  あの人も若かった

                  0
                    ルーズソックス前夜の靴下事情について、興味深い記述を発見した。

                    中高時代のソックス
                    http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=138&id=1933321


                    これは「1976年生まれ」というmixiコミュニティのトピックなので、書いている人はみな同い年(現在37〜38歳)であろう。あと一歩で女子高生ブームに乗れなかった、くしゅくしゅソックス世代である。
                    くしゅくしゅソックスとはルーズソックスの前身。それまで主流だった三つ折りをやめて、サイズの大きいメンズソックスなどをくしゅくしゅとたるませてはき出したのがこの1976年生まれなのだ。
                    上に出ている情報をまとめると
                     
                    中学のソックスはくるぶし丈で足首くらいの靴下を折って履く。
                    悪ければ悪いほど短い。短すぎて靴の中で脱げることもあった。
                    中3の終わりごろ〜高校に入ってからくしゅくしゅ。
                    くしゅくしゅの銘柄はラルフ、FILA、チャンピオンなど。
                    高2〜3年でスポーツブランドのソックスが流行。ジャージも人気に。
                    文具屋で埃かぶったソックタッチを買った。

                    証言の一部には、高校の終わりごろにスーパールーズが出てきたというのもある。
                    1976年生まれが高校卒業するのは、遅くて1995年の3月だ。その時点でスーパールーズって本当にあったんだろうか。
                    少なくとも私は1995年度に入るまで、今イメージするところのルーズソックスって見たことなかったし、出始めは丈がそんなに長くなかったように記憶しているのだが。
                    だが中学時代は短いほどイケてたのが、中学の終わりごろから高校に入るくらいにかけてくしゅくしゅ化したというのは一致しており、そのターニングポイントは1992年であると推測される。
                    ちなみに私は1980年生まれでルーズソックス第一世代なのだが(私個人は履いていなかった)、95年以降は靴下の体積とイケイケ度合いが比例しており、くるぶし丈を履いているアニメオタクの女子はコギャルから差別されていたほどだ。
                    上に2000年代に入ってスニーカーソックスが出てきたとき、中学の短い靴下を思い出して懐かしかったという書き込みがあるのだが、学校用ではないにしろ私も「今はこの丈もアリなのか・・・」と、けっこうビックリした覚えがある。

                    97年11月のホットドッグプレスより。この頃がちょうど90年代コギャルファッションの完成形であろう。
                    妙に丈の長い上着やベルベットっぽい素材、キャミソール型のワンピースが当時っぽい。
                    現代のギャルと違いパステルカラーやフリフリワンピースなどのガーリー要素は皆無で、黒や真紅など恐ろしげな色調をベースにしている。総じてヒップハンガー(腰ばき)およびスリットでヘソ、太ももを露出した、セクシー系の辛口ファッションだ。
                    にしても、ズボンがけっこう太いなー。今見ると。

                    またこの頃のアイメイクはせいぜいアイプチとマスカラ程度で、本格的なデカ目礼賛は浜崎あゆみの登場を待たなければならなかっただろう。メイクのポイントは、細眉とペンシルでふちどったベージュ系リップである。
                    足はとにかく生足(冬でも)に厚底のブーツかサンダルで、ストッキングとパンプスは人気がなかった。
                    ちなみに素人のスナップは古臭いわりに、同じ雑誌に載っている吉川ひなのや榎本加奈子など芸能人はそうでもないのが不思議だ。

                    おまけコーナー

                    古雑誌をめくりながら当時のギャルファッションを検証していると、何やらどこかで見たことある美少女が。

                    モデルの名前を見ると、やはり先日セクハラやじで有名になった元アイドルの都議「塩村文夏」だった。
                    ウィキペディア情報で照合したところ、このとき19歳でスーパージョッキーの熱湯コマーシャルとか出ていたらしい。

                    渋谷デートをシミュレーション。
                    アイドルとしては鳴かず飛ばずだったが、コギャル全盛期にこの清純キャラは男のハートをわしずかんだに違いない。

                    トンガってるね

                    0
                      原宿系も80年代づいてるのか〜。と思わせられたのが、今出ている「CUTIE」誌。
                      表紙を飾る能年玲奈氏の前衛的なコスチュームと巨大カセットテープにびびって、思わず手にとってしまった。
                      80年代といっても中をチラ見した感じでは、渋谷と原宿の融合と言われるネオギャルの服装がどこか平成初期を感じさせるのに対して、CUTIEは昭和50年代における竹の子族的レトロ感を前面に出しており、同じ奇抜ファッション回帰でもややテイストが違うとみられる。
                      表紙に描かれているラジカセや文化屋雑貨店特集は、まさしく古き良き原宿のリスペクトなのであろう。
                      原宿系のメイクはギャルのように口紅や眉毛を濃くするとは限らず、どちらかというとチーク(ほお紅)にポイントをおく傾向があるようだ。入れる位置と色もかなり特徴的である。
                      CUTIEといえば原宿系のファッション誌として90年代にはすでに千秋や篠原ともえに代表される不思議ちゃんイメージが確立されていたものの、2000年代以降はかなり大衆路線に走っていたと思う。
                      けっこう前に「Zipper」やきゃりーぱみゅぱみゅみたいなファッションを「JJ」「CanCam」の赤文字系女子大生雑誌に対して「青文字系」と呼ぶ、といった情報を耳にしたことあるが、そのときも青文字系にCUTIEはカテゴライズされていなかった。
                      しかし、先ほど見たCUTIEは完全に原宿系である。ホームページを見ると、先月リニューアルしたばかりなのだそうだ。
                      90年代が個性的すぎた反動から2000年代はモテが重視され、巻き髪やデカ目メイクなどが発達する傾向にあったが、最近はまたその反動でキメキメの「盛り」よりも、むしろ盛りすぎずに脱力系のダサアイテムやナチュラルメイクを取り入れる「抜け」が平成生まれの間では最先端・・・ってことになってきているらしい。
                      そんな時代の流れに合わせてCUTIEは変態しているのだろう。


                      2010年11月号

                      2011年1月号・4月号・5月号・6月号・9月号・10月号

                      2012年1月号・3月号・5月号・7月号・9月号・12月号

                      2013年2月号・6月号・8月号・9月号・11月号

                      2014年3月号・4月号


                      リニューアル前は「可愛い」「ガーリー」「おしゃ」がテーマなので、おそらくフリフリの安物ワンピースなどが紹介されていたのだろうが、とにかく2010年以降の表紙を並べてみるとAKBのファンクラブ会報かと見まがうほどである。
                      うざすぎるぜAKB。しかもこの傾向は「CUTIE」に限った話ではない。
                      私は数年前まで「美人百花」なる大人可愛い(=アラサー若作り)雑誌をたまに買って読んでいたのだが、これも小嶋陽菜やら芹那がモデルとして出てきたので完全に読まなくなってしまった。AKBが嫌でテレビ見なくなったのに、モデルやグラビアにまで出てくるのだから不愉快きわまりない。
                      先日、篠田麻里子の怪しいブランドがつぶれて話題になっていたが、こやつも「MORE」誌のモデルだったのだ。
                      ちかごろ赤文字系では、AKBだけでなくモーニング娘の残党やE-girlsとかいうのもあてがわれている。いくらでもいるであろうモデルを使わずに、「女子にも人気」とかいうクソどうでもいい既成事実を作るために大人の事情で三流アイドルをグイグイねじ込んでくるのはよしてくれって感じだ。

                      CUTIEもこのまま個性派路線を突っ走り、AKBほかアイドル集団の利権に毒されたメディアの風潮からぜひとも脱してほしいものである。

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