育児漫画

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    ブックオフに今月号のJELLY(ギャル雑誌)買いに行ったら、いろいろ本があったんで何冊か買ってきた。それらはまた読書感想文として読みしだい紹介していこうと思うが、まづはこちらから。

    薬を使わない小児科医・真弓定夫先生が監修した美健ガイドのマンガ。美健ガイドのマンガは種類が多く、牛乳、小麦粉、肉、白砂糖、食品添加物、界面活性剤、ワクチン、テレビなど、豊かさとひきかえに戦後日本人の健康および精神をむしばんできた欧米化=アメリカの陰謀に切り込んでいる。

    私が買ったのはその中の一部にすぎない。「赤ちゃんからのメッセージ」シリーズは2だけが欠けているのが中途半端で残念だが、そのかわり「子供法廷シリーズ5出口のない毒 経皮毒」があった。

    お母さん 作中でユーコリンと呼ばれている。小倉優子?

    お父さん 名前を間寛平太といい、関西弁をしゃべる。間寛平?

    おばあちゃん 泉ピン子?目立った言動はなし。

    ひいおばあちゃん ばってん荒川?ユーコリンに池川先生を紹介。

    ひいおじいちゃん 元公立病院の院長。真弓定夫?

    池川クリニック院長 池川明。胎内記憶を主張する実在の人物。

    池川先生「牛乳は牛の赤ちゃんが飲むもので 人が飲むものではありません」

    和食が望ましいとして美健ガイドの「ごはんはえらい!」(侍のおにぎりと白人のパンがタイマン張る表紙)を妊娠中のユーコリンに勧めるが、美健ガイドには「牛乳はモー毒?」「牛乳はも〜いらない」と牛乳の恐ろしさを説いたマンガも好評発売中だ。

    確かにこの本が言うように、日本において今みたいな食生活の歴史が長くないのは本当であり、戦後アメリカがアメリカの素晴らしさゴリ押しして定着したという側面はあるだろう。そして日本人は日本人らしい食事に回帰すべきという試みも理解できる。

    ただアメリカが日本の文化を破壊するための陰謀だったと解釈することに関しては、まったくついていけない。 1950年前後ならば、まだ近代化こそが豊かさであると信じられていてもおかしくない時代であるし、時代が下った今でさえその恩恵は受けていると思うのだが。

    池川先生といえば胎内記憶。胎内記憶は、空の上から赤ちゃんがお母さんを選んでくる、それを3歳くらいまでの幼児が覚えているといったような話で、2011年ごろにテレビで凄いゴリ押ししてたのでご存じの方も多いかもしれない。

    池川先生「チベット仏教では 1500年前から 知られていて 絵巻になっていたり 日本に伝来している 仏教にもその記述が あるんですよ」

    池川先生「8世紀のチベットの医学書『四部医典』にも受精から誕生までの詳細な経過が描かれていますし・・・」

    テレビ出演し胎内記憶を熱弁する池川先生に、司会の古館伊知郎は「非科学的」「オカルト」とにわかには信じがたい様子である。それにしてもこれを読んでいて、私がやっぱりなと思ったのはチベットとか言い出したとこだ。

    前世療法とか生まれ変わりとか言う奴、チベットから来てるんじゃないか?と思っていて、胎内記憶もまたしかりであった。(ダライラマ→輪廻転生制度)キリスト教世界では生まれ変わりという概念がないために、胎内記憶の存在を主張することで西洋や科学より東洋および精神世界の方が真実なんだということをほのめかしているのではなかろうか。

    「僕はね虐待されに行くの

    「ひえ〜 おまえマゾかよ」

    胎内記憶にオカルトの臭いをかぎとり、お母さんを選ぶといったって虐待母のもとに生まれてくる赤ちゃんはどうなるんだ?と論破する奴が後を絶たないが、それにかんしては赤ちゃんがマゾだったということでよろしく頼む。

    ひいおじいちゃんがみなとみらいで講演。体罰は悪くないしむしろ3歳までにやれ!と・・・

    そのためか赤ちゃんがシバかれる絵が普通にあってギョッとする。虐待に見えなくもないが、まぁ赤ちゃんがマゾだったってことでよろしく頼む。

    いっぽうひいおじいちゃんが後ろから丸めた新聞紙でシバこうとすると、赤ちゃんは避ける。不思議な潜在能力か。

    と、赤ちゃんからのメッセージシリーズはこんな感じである。経皮毒のほうは歯磨きの時にマウスウォッシュや歯磨き粉を使うと口内に毒(界面活性剤等)が吸収されるって話だが、私も別にそんなん使う必要ないと思うので省略した。


    エンデの遺言

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      さて、時間がどこへ消えてしまったか、をもうきみは知っているよね。そして時間泥棒の正体を。この章を終えるにあたってきみともう一度、確認しておきたいと思う。人生には、はぶけないし、はぶいてはいけない時間があるんだ、ということ。その時間を守るためには、人にのろまといわれたり、スローとバカにされたりするのを恐れないことにしよう。愛はゆっくり。ゆっくりでいいんだよ。
      (辻信一著「『ゆっくり』でいいんだよ」77〜78ページ)



      http://www.amazon.co.jp/dp/4001106876

      現代の経済システム問う問題作ミヒャエルエンデ著「モモ」は、ロハスのあいだで大人気。とくにこのモモを取り上げたNHKBSのドキュメンタリー「エンデの遺言」(1999)が与えた影響ははかりしれない。


      http://www.amazon.co.jp/dp/4062814196

      内容紹介
      暴走する「お金」の正体 『モモ』の作者が遺した、お金の常識を破る思想。リーマンショックを予言した奇跡の書
      『モモ』『はてしない物語』などで知られるファンタジー作家ミヒャエル・エンデが日本人への遺言として残した一本のテープ。これをもとに制作されたドキュメンタリー番組(1999年放送/NHK)から生まれたベストセラー書籍がついに文庫化。忘れられた思想家シルビオ・ゲゼルによる「老化するお金」「時とともに減価するお金」など、現代のお金の常識を破る考え方や、欧米に広がる地域通貨の試みの数々をレポートする。
      ●人間がつくったお金は、変えることができるはず
      ●どうすれば「お金の支配」から自由になれるのか
      「老化するお金」「時とともに減価するお金」とは
      「地域通貨」を生み出す「共生の思想」
      ●ベストセラー『モモ』には、お金への問題意識が込められていた


      いちおう私この番組見たことあるのだけど、難しくてほとんど意味が分からない。どう意味分からないかは後で書くとして、要は利子が増えることで人々が利潤や効率を追求して時間に追われるようになり、またそれら経済活動によって地球環境が破壊されるために、利子が時間に反比例して減っていけば(老化するお金、時とともに減価する金)、時間泥棒「灰色の男」から時間(丁寧な暮らし、スローライフ)を取り戻せるという理屈なのだと解釈している。
      そしてこの解決策として「地域通貨」が提案されており、2000年ごろにおそらくこの番組の影響と思われる地域通貨ブームが各地で起こったのだという。だがブームといっても、私は使ったこともなければ見たこともない。
      で何が意味分からないかという話からすると、まづこの地域通貨はボランティア活動などで手に入るようだが、使えるところが限られている。地域というだけあって地元に根づいた店とか、地球環境に配慮したような店であろう。
      そして地域通貨は時とともに減価するってなだけあって、持ってるだけでは価値がなくなってしまう。だから手持ちの奴を早く使うために、消費者は地産地消のオーガニック野菜や冷えとり靴下を買う。←たとえ話
      するとエコで丁寧なお店では地域通貨がめっちゃ循環し、結果どうなるだろうか。ボランティアでつながりが生まれ、地域の経済が元気になり、足裏から毒が出て、地球環境も良い感じになる。
      しかしである。普通の金がどこでも使えて基本的には減価しないのに対し、エコな店でしか使えないわ時間がたつごとに価値のなくなるわの地域通貨を使う強みっていったい何なのだろうかと、これを知った瞬間から疑問でしょうがない。
      また実際には通貨といっても、ちょっとしたクーポンとかポイントのような使われ方しかしていないようだ。スローライフの本を書いているようなロハス野郎だって、印税を地域通貨では受け取りたくはないはずである。
      ロハスがよくつのっている寄付にしたって、地域通貨では無理だろう。それでいて高樹沙耶のボランティアが奴隷と揶揄されたように、ロハス側が対価を払うぶんには無償や地域通貨でもよかったりするのが少々理不尽に感ずる。
      また地域通貨は欲しいものがなくても減価するくらいならと無理にでも使おうとするはずで、無駄づかいを誘発するという点で地球環境に良くない気がした。そもそもオーガニックや冷えとりに興味ない雑な人々には流通しなそうだ。
      それでも減価しなくCSR的にでも導入する店が多ければ地域が活性化する要素もあったのかもしれないが、加盟店が少ないせいか全くといっていいほど流通していないのが現状である。下の記事によれば、エンデの遺言で成功例として紹介されているアメリカの「イサカアワー」も、今では誰も使っていないのだという。

      お金がないと、生きていけないって本当? 世界一有名な地域通貨「イサカアワー」が教えてくれた意外なこと(greenz 2015年5月23日)
      http://greenz.jp/2015/05/23/wataden_ithaca/


      エンデの遺言が放送された1999年はすでにプリウスが存在していたものの、エコのゴリ押しは始まっていなかったと思う。この番組がロハスにバカ受けした背景としては、バブルの後遺症が色濃く残っている時期であったために、銀行なんていらねぇんだよ。っていう機運が高まっていたのかもしれない。
      あとロハスの金融ってことでいえば地域通貨の他に、坂本龍一やミスチルのapバンク(2003)をはじめとするNPOバンクっていうのもあった。普通の銀行だとあずけた金をクラスター爆弾に融資されるけど、NPOバンクは皆から集めたお金を風力発電とか環境に優しいことに使うよっていう趣旨の反戦・環境運動で、たぶんこっちはモモと関係ない。
      利子を敵視する背景にはただの地域活性化というだけではなく、第三世界がごく一部の多国籍企業に搾取されカカオやコーヒーやダイヤを買いたたかれている現状もあると思われる。約10年前にはミスチルとかをCMに出演させて貧困国の借金をチャラにしろというホワイトバンド運動を展開していたのもこの界隈の人であるし、ロハスブーム期にはフェアートレード(公正取引)やエシカル(倫理的)消費の必要性もさかんにうたわれていた。


      http://www.amazon.co.jp/dp/4794810059

      さて早稲田で流通するという「アトム通貨」は成功しているらしく、公式サイトを見てもちゃんと稼働している感じで教科書にも掲載されたと書かれてある。上の本には、その成功のカギが書かれているそうだ。
      アトム通貨って打ち水大作戦をやってて、参加したらアトム通貨もらえるしくみにもなってると思うのだけど、これとはまた別に池田正昭という打ち水大作戦の仕掛け人もアースデイマネーという地域通貨を運営していた。池田氏は「エンデの遺言」にも出演していたけど、アースデイマネーはもう停滞しているのではなかろうか。


      http://www.amazon.co.jp/dp/4140806672

      また池田氏とともに「more trees」というプロジェクトを手掛けている坂本龍一が、過去「エンデの遺言」に出演して地域通貨を讃えていたり、エンデの遺言のスタッフだった鎌仲ひとみがその後原発のドキュメンタリーで有名になったりと、同番組は2000年代ロハスブームの原点だったと考えられる。ロハスは「愛・地球博」(2005)前後にもっとも活性化したが、そのメインテーマである「自然の叡智」を考えたのが宗教学の中沢新一で、エンデの遺言の河邑厚徳とともにこれまたNHKで「チベット死者の書」(1992)っていう、ニューエイジぽいドキュメンタリーにも関わっていた。


      http://www.amazon.co.jp/dp/B001IB7076

      この番組、輪廻とか解脱とかポアとか言いすぎで、これくしゅくしゅソックス時代だったから放送できたけど、サリン事件以降だったら絶対無理だろと思った。くしゅくしゅソックス時代(91〜94年ごろ)はまだオカルトに寛容で、麻原もバラエティに出演していたし、お笑いが気功で吹っ飛ばされたり、山口美江が催眠術にかけられたり、浅ヤンでヨーガのネタをやっていたり(それでブレイクしたのが江頭)、私も心霊写真の本などを好き好んで読んでいたのだが、サリン以降は高畑住宅ポルターガイスト事件(2000)あたりまでヨーガやオカルトみたいな神秘はしばらくタブー視されていたし、中沢新一もそのかん失脚していたらしい。
      誰も覚えていないと思うが、オウムといえば何年か前に指名手配犯の高橋克也が発見されたさい、部屋からカスタネダの本とかといっしょにこの番組の関連本と思われる中沢新一著「三万年の死の教え―チベット『死者の書』の世界」が出てきてちょっと話題になったこともあった。


      http://www.amazon.co.jp/dp/4041981018

      「チベット死者の書」の舞台になっているのがインドのラダックとかいうチベット仏教の地なのだが、このラダックがまた「懐かしい未来」とかいって、ロハスに持てはやされていたのだ。よくネトウヨが、左翼は中国共産党と癒着しているがためにチベットの虐殺に目をつぶっていると批判するが、少なくともロハスに限ってはチベット大好き野郎だ。
      エンデの遺言や鎌仲ひとみのドキュメンタリーを制作したグループ現代という会社は、1979年にすでにラダックの作品を撮っていたらしい。2000年代にラダックを懐かしい未来とか言い出したのは、たぶんヘレナ・ノーバーグ=ホッジというスウェーデンの環境活動家だ。


      http://www.amazon.co.jp/dp/4635308014/

      「幸せの経済学」とかいう映画も撮っており、幸せというだけあって「スローライフ」「キャンドルナイト」「ハチドリのひとしずく」などで有名なナマケモノ倶楽部と親交が深いようである。チベット仏教のブータン幸せ説や、2007年ごろに左翼によくコピペされ今では教科書にも載っている「セヴァンの伝説スピーチ」を広めたのもナマケモノ倶楽部だ。


      http://www.amazon.co.jp/dp/4272320351/

      そしてこれもまたNHKがかんでおり、大貫妙子のラジオ番組のタイトルが「懐かしい未来」だったり、坂本龍一プロデュースのチベット系中国人歌手alanの歌が大貫妙子作詞の「懐かしい未来」(2008)だったり、その「懐かしい未来」をテーマソングにしたNHKのエコ番組でalanやナマケモノ倶楽部の辻信一が出演していたりと、本当に2000年代半ばのエコにかこつけたチベット仏教やら反原発やらのステマは凄まじかった。なお近年「エンデの遺言」「チベット死者の書」の河邑厚徳は、辰巳芳子のじっくりことこと煮込んだスープにかんする映画を撮っていたようだが、こちらは未見である。


      http://www.amazon.co.jp/dp/B00ECUDW0Y  

      とあるサイトに掲載されていた中沢新一と鎌仲ひとみの対談にて、これ2012年時点で地域通貨がまるで成功しているかのように話しているのが気になった。そもそもこの2人は日々の生活の中で地域通貨使ってんのかいな?

      中沢新一 × 鎌仲ひとみ 対談 - グリーンアクティブ 公式サイト
      http://green-active.jp/naka-kama-taidan.html

      鎌仲:十年ほど前に『エンデの遺言』という番組を作って出した時に、年をとるお金というのをその中で紹介しました。何もかもが劣化していく自然界のなかにあって、お金だけが不滅であり、しかも利子を生み出す。そこが資本主義の源泉なんです。交換の道具を超えてしまって、ただ置いておくだけで利子と複利を生み出して増殖していくという。
      中沢:エンデはストレートな生の形では表現していませんが、根源的なことがわかっていた気がします。自然の増殖というのは本来、利子増殖です。元本の何倍にも増えていきます。どうしてそんなことが起こるのかというと、太陽エネルギーです。太陽エネルギーが惜しみなく地球上に注がれて、それを植物が絶え間なくエネルギーに変えて、それを動物が消費して、というように根源に増殖が起こっています。この自然界がおこなっている増殖の模倣形態として、貨幣利子が生まれる。貨幣を出発点にすると増殖の問題は資本主義の形になります。何が貨幣とそれ以前にあるものの違いかというと、永遠のものと腐るもの、これもひとつの対比だけれど、もっといろいろあると思うなあ。
      鎌仲:『エンデの遺言』の一本目に、イサカアワーという地域通貨の話が出てきます。そのイサカアワーに、私たちにとって本当の資本とは、山であり虫であり川であり滝であり森である、イサカアワーはその資本を守るためにここにあると書いてあるんです。
      中沢:そうそれです、それがキアスムです。つまり価値の根源が、人間と自然の交差の中に作られていく。価値物というのは、人間から切り離されたものではなくて、自分と結びつきをもっている土地であり植物であり動物であり、それらの結びつきの全体が資本です。しかもこの資本は増殖します。資本のもともとの意味は増えるということですが、自然は増殖原理でできています。では貨幣と何が違うかというと、交差になっている点です。交差状態になったものは、私とあなたの区別、私と自然の区別をつけにくいから、価値交換をするのが難しい。じゃ、その世界に交換はないかというと、ある。それが贈与で、価値にプラスアルファして交換する。貨幣はその増殖を模倣していく形をとったわけです。ということは、贈与社会と我々が目指していく新しい経済、緑の経済は、深いところでつながっていくんだろうということです。  
      エンデが言う、腐るものと永遠のもの、これは昔から神話のなかでいろんなふうに語られます。この違いは、たとえば勃起したペニスと柔かいペニスの対比とか、焼いた料理と腐っていくもの、蜜と灰、タバコと蜜、いろんな形で表現されていて、その一つをエンデはああいう形で取り出していると思う。だから、オルタナティブ貨幣は千差万別考えられると、ゲゼルの本を読みながら僕は思っていました。
      鎌仲:実際に、千差万別あったんです。アメリカの公文書館に行くと、国家通貨が下落した時に、アメリカ中で作られた地域通貨をたくさん見ることができます。それこそが、通貨が下落した時に地域を生き生きと活性化することができたんです。
      中沢:日本人は用意をしておかなければならない時期にきています。デフォルトに用意しておかなくては。金塊を買いに走るのではなく、地域通貨の訓練をしておかないと、二〇一二年からの事態には対応できない。
      鎌仲:『エンデの遺言』の第二弾を作った時に、JAKというスウェーデンとデンマークの国境地帯にいた人たちが、利子のないお金を作って使っていたという、その運動が始まったところを取材しました。その子孫たちは資本とは何かと考え続けていて、インターネットで新たな利子のない貨幣をボランタリーに運営して、つながりあっています。
      中沢:日本人も、貨幣とは何か、資本とは何かをもう一度考え直さないとねえ。緑の経済特区をたくさん作っていく運動を始める必要があります。


      紆余曲折

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        オヤ?・・・この人って

        高樹沙耶参院選に東京選挙区から出馬 銀座で第一声(日刊スポーツ 5月11日)
        http://www.nikkansports.com/general/news/1645321.html

        女優の高樹沙耶(52)は10日、国会内で会見し、今夏の参院選で、新党改革公認で、大激戦区の東京選挙区(定数6)に出馬すると表明した。本名(益戸育江)ではなく、芸名での出馬。「発信の場として一番有効」(党関係者)と、東京選挙区を選んだ。昨春、同党の荒井広幸代表と知り合い、意気投合。政策の1つに、持論の医療用大麻普及を訴える意向を示した。「世界の医療機関で使われているが、日本では麻薬という誤解を受け、研究すら難しい。海外の立証が真実なら、私たちの国で行われていることは、人権侵害にもつながるのではないか」と主張した。  
        午後には東京・銀座で第一声を上げた。最初に「相棒というドラマに出ていたので、ご存じの方もあるかと思います」とあいさつ。約3分の演説をよどみない語り口調でこなした。


        原発事故以来、石垣島に避難していた元祖ふんどし芸人の高樹沙耶あらため益戸育江のような気がするが、わざわざあんなに南行ったのにけっきょく東京から出馬するんかい。しかも緑の党とかならともかく、ニューエイジ(精神世界)と関係なさそうな「新党改革」とやらから出馬するのも謎だ。
        ここにいたるまでどういう経緯があったのかはともかく、記事を見るとやはり大麻の政策を前面に押し出した選挙活動となりそうで、大激戦区のなか大麻候補がどこまで票を獲得できるのか、世間の注目が多少集まっている。しかしいくら過去に山本太郎参議院議員や保坂展人世田谷区長を輩出した東京といえども、こんなヒッピーみたいな人に医療用って言われたところで、お前の目的は絶対医療じゃないだろ。って誰しも思うはずだ。
        今回、選挙用に知名度のある芸名の高樹沙耶に戻しているけども、それまでは本名の益戸育江を名乗っていた。そのきっかけは、高樹氏が2008年ごろ、千葉県に移住したところにまでさかのぼる。


        http://www.amazon.co.jp/dp/4767806488/

        トヨタ自動車プリウスのPRイベントである「愛地球博」(2005)から洞爺湖サミット(2008)までの流れと思うが、いっとき温暖化のゴリ押しが本当にすさまじく、氷の上でおびえるシロクマさんの映像とかがしょっちゅう流れていたし、企業とくに環境を破壊する製造業の広告はほぼロハスの狂気におかされていた。「スローライフ」「地産地消」「キャンドルナイト」「打ち水大作戦」「エコキャップ」「マイ箸運動」「ホワイトバンド」「チームマイナス6%」などの言葉に聞き覚えのある方も多いはずである。
        そのゴリ押し末期の2008年ごろ、急に高樹沙耶のブログや帯番組(ハピふる!)が始まったり、千葉のエコ住宅や現在の思想に至るまでの半生が特集されたり、また高樹氏の影響で若い娘さんのあいだにふんどしが人気大爆発!と、とにかくやたらマスゴミが高樹氏をエコ女優としてグイグイ推してきたのである。そんな矢先、前述のブログが炎上した。

        「私のこころはすごく悲しいです」 ブログ炎上に高樹沙耶が綴る(2008年6月27日)
        http://news.livedoor.com/article/detail/3704631/

        女優の高樹沙耶さん(44)がカフェでのボランティアを募集したところ、ブログに約3000件の批判コメントが来て、コメント欄は閉鎖された。高樹さんは、エコ住宅の勉強を兼ねて作業を手伝いたい、との希望が多かったと説明したが、なかなか「鎮火」しなかった。「私のこころはすごく悲しいです」「言葉を投げることが幸せを生み、すてきな未来を生むとは思えません」などと思いを綴っている。
        「なぜただ働きをさせるのか」と批判続々
        コメント管理の良さで芸能人の利用が多いアメブロ。だが、高樹沙耶さんのブログ「高樹沙耶のLaniだより」には、アメブロ利用にもかかわらず、約3000件ものコメントが殺到した。
        きっかけは、高樹さんが千葉県南房総市にオープンさせるカフェ「風流」のため、2008年6月23日付日記でボランティアを募集したことだった。日記では、近くの鴨川市で収穫された稲わらで作ったストローベイルを使って、カフェを造りたいと明らかにした。そして、わら積みのほか土塗りをする手作業で一般参加者を募るとした。現在は、木造平屋建てにするカフェの基礎工事中という。
        さらに、アメブロ運営のIT企業サイバーエージェントが発信するアメーバニュースが、25日付記事でこの内容を紹介すると、ブログにコメントが相次ぐようになった。カフェの営業を目指しているのになぜただ働きをさせるのか、という批判が多く、かなり過激に高樹さんを罵倒するような書き込みも多かった。
        高樹さんは、日記で、「フェアトレード商品やワークショップ運営、自分たちで育てた無農薬野菜を使った食事を提供しながら、地域に根ざし、新たなつながりを生むことをめざす」とカフェの趣旨をうたった。ただ、「交通費・宿泊などの経費は、大変恐縮ですが自己負担でお願いいたします。昼食のみ、こちらで用意させていただきます。 近辺には宿泊施設があります。また、テントを張れる敷地があります」と書いた。こうした点が十分に理解されずに、ネット上で反感が広がったらしい。
        「言葉を投げることが幸せを生み、すてきな未来を生むとは思えません」
        高樹沙耶さんは、一時女優業を離れてフリーダイビング競技に熱中し、日本新記録を連発したことがある。その後、女優に復帰。07年には、南房総市に移り住んで、無農薬野菜の栽培といったエコ生活を送っている。今回は、こうした活動の中で、環境に配慮したエコ住宅を造るのが目的だった。
        ブログの反響やメールに驚いた高樹さんは、6月27日に日記を更新し、さらにボランティアの意図を説明した。それによると、テレビや雑誌でエコ住宅を紹介したところ、家造りの質問が多く寄せられた。ストローベイルに興味を持つ人からは、その素材を使う工務店が少なく、どうしていいか分からないと言われた。そこで、勉強会を兼ねてみなで作業したらいいと考え、ボランティアを募ることにしたという。ストローベイルに詳しい左官も仕事をすることになっており、学びたい人は今回の体験を非常に喜んでいるとしている。
        ・・・


        高樹氏のブログを見ると始まったのが2007年4月となっているので、おそらくこの頃から高樹沙耶を盛り上げようという何らかの力が働いていたとみられる。一日目の投稿は「私は今、ピースボートという船に乗り、紅海を航行中」。
        ちなみに2010年に吉村医院での出産を前にした吉本多香美のアメーバブログが始まり、やはりこの頃も自然出産とか胎内記憶のステマが凄かったことがある。吉本氏は現在石垣島在住だそうだ。
        でこのブログ炎上を引き起こしたただ働きについてなのだが、もともとエコというジャンルは何かをやるたびボランティアや寄付を募るのがつねであるために、カフェ営業すなわち営利目的とみなされてもそれがヒッピーのノリなんだろうし、ただ働きする奴も好きこのんでやるんだからほっといてやれよというほかない。いくらロハス嫌いの私でも、2ちゃんねらーどもが何を意識高い野郎の世界にそんなに怒り狂っているのかよくわからなかったし、当時ブログを炎上さしていた人々も高樹沙耶にムカついた過去なんてきっと忘れちまっているだろう。
        またこれと同時期に、女性週刊誌で高樹沙耶の南房総のエコライフは嘘っぱちで本当は東京のマンションに住んでいると報道されたこともあった。これらの批判にいろいろ思うところがあったのか、炎上から3ヶ月ほど経ったあるキャンドルナイトの場で、高樹氏は芸名を捨てて本名の益戸育江で活動することを発表したのである。

        高樹沙耶さん、本名「益戸育江」で活動へ (J-CASTニュース 9月12日)
        http://www.j-cast.com/2008/09/12026927.html

        女優の高樹沙耶さん(45)が今後は本名の「益戸育江(ますど・いくえ)」として活動していくと、スポーツ報知が2008年9月12日付記事で伝えた。08年に入ってから考えていたといい、10月から本名で活動するとしている。
        高樹さんは11日、東京・築地本願寺で開かれた「キャンドルナイト☆へいわフォーラム08」で、「芸名は会社のようで利害関係が大きい。本名なら言いたいことも言えるし、仕事の方向性を変える」と同紙に説明したという。


        このキャンドルナイトというイベント、聞いたこともある方も多いかもしれないが、夏至と冬至に部屋を真っ暗にしてろうそくの明かりをともして平和や環境について考えるという、温暖化削減とは何の関係もない反原発運動であり、もともとは明治学院大学の辻信一教授(文化人類学)を中心とするナマケモノ倶楽部というグループが始めたものだ。当時ロハスに侵されていた環境省が別名で乗っかった「ライトダウンキャンペーン」は、火事になったらアレなのでという訳でろうそくを使わないことと、節電イベントと歪曲されているのが本来のキャンドルナイトとはやや異なっている。


        http://www.amazon.co.jp/dp/4272430939

        また高樹氏のブログが炎上するきっかけとなったストローベイルハウス(わらの家)の設計管理を担当していたのが、辻信一の実兄である建築家の大岩剛一である。なんで兄弟で苗字が違うかというと、辻氏はペンネームであって大学では本名の大岩圭之助、海外でもKeibo Oiwa名義で活動しているとのことだ。
        というか前に何かの本でこの2人の対談本を読んだとき、やけに他人行儀で、何か兄弟であることをふせてんのかい?と思ったことがある。←ふせる意味は分からん


        http://www.amazon.co.jp/dp/4757303939/

        このナマケモノ倶楽部はブータン幸せ説を流布したりと「しあわせ」というのをひとつのキーワードとしており、高樹氏の帯番組の名前も「ハピふる!」だった。そのほかセヴァンスズキの伝説のスピーチ、先住民に伝わるハチドリのひとしずくなど現在教育をむしばんでいる(教科書に載っている)ちょっと良い話、またスローライフといった言葉もナマケモノ倶楽部であり(ナマケモノ=ゆっくり、スロー)とにかくキャンドルナイトの例を出すまでもなく、ロハスのステマはすべてナマケモノ倶楽部にたどりつくといっても過言ではなかろう。


        http://www.amazon.co.jp/dp/4334974910/

        前は女優としてけっこう見かけたけどいつのまにかヒッピーみたいになってて現在石垣島在住など、高樹氏と類似点の多い吉本多香美も六ケ所問題でナマケモノ倶楽部の中村隆市とよく共演していた。また自然育児友の会というグループの住所がナマケモノ倶楽部のカフェだったりと、けっきょく「幸せなお産」も「幸せ」ってだけあってナマケモノ倶楽部のステマだった気がする。


        http://www.amazon.co.jp/dp/4990440919/

        だが今や温暖化のゴリ押しをほとんど見かけなくなったし、高樹氏や吉本氏もゴリ押し以降にナマケモノ倶楽部と活動した形跡はみられない。そういえば先日、ウルグアイの世界一貧しいムヒカ元大統領ってのをテレビで見かけた瞬間、うわこれ絶対ナマケモノ倶楽部のステマ再来。と思って検索してみたけど、これも別に関係ないようだ。
        というわけで今回は高樹氏の芸名復活と参院選出馬を記念し、本名を名乗った経緯とゴリ押しを振り返ってみた。しかし次にこのブログで取り上げるとしたら、大麻所持でニュースになったときかと思っていたらまさかの政界進出だったとは。

        時泥棒と時間泥棒の違い

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          評価:
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          パイオニアLDC
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          (2002-05-24)

          当ブログで何度か取り上げた江戸しぐさ。私自身はあまり江戸の文化に詳しくないために、傘かしげとかこぶし浮かせとかが江戸ではありえないと読んでも「そう言われるとそうなのかも」と思う程度なのだが、ただ1つポピュラーなしぐさ群の中で嘘くせぇと自分でも分かるのが「時泥棒」だった。ここでは他人の時間を奪わないように時間厳守であれと説いているのだが・・・

          その31 「時泥棒」(NPO法人 江戸しぐさ)
          http://www.edoshigusa.org/column/vol31/

          昔、江戸では 「時泥棒は10両の罪」といった。
          10両は今のお金で100万円ぐらいに当たる。
          10両を盗むと死刑になった。
          時泥棒はそれほどの重罪と認識されていた。
          なぜ、江戸の人は時間を大切にしたか。
          日頃、できることから地道に積み上げなければ
          相手に迷惑をかけるし、
          やがて自分も信用を失うことを実感していた。
          定刻より5分前を合言葉にしたい。


          私の中で江戸しぐさ、特に「江戸っ子大虐殺」はまちがいなく左翼であるにもかかわらず、この「時泥棒」は左翼が好む江戸像を逸脱している。というのも江戸が好きな左翼というのは基本的にロハスであり、時間(スピード・効率)に支配され人間が人間らしさを失ってしまう現代社会をもっとも批判するところとしているのだ。
          だからこそ世界じゅうで採用される近代的な暦や時間よりも、二十四節気や月の満ち欠け(エコ+暦→えこよみ)を好んだり「スローライフ」を提唱したりといったことにつながっている。よって普通は「江戸を見習ってゆっくりていねいな暮らし」となるくらいが自然なわけで、時間厳守というのは史実にもとずかないばかりでなくロハスとしてもまったくモグリな発想だ。
          「江戸っ子大虐殺」 は越川禮子という左翼のジャーナリストが白人によるインディアン(先住民)虐殺を参考に創作したものであろうが、時泥棒ほか公共広告機構や教科書によって一般的に広まったまことしやかな「しぐさ」そのものを考案したのは、おそらく芝三光といって越川氏とはまた別の人間である。だからもともと左翼とは無関係の江戸ファンによる妄想上のマナーだったのが、越川氏によって江戸っ子大虐殺などの左翼なオカルト要素が加味され、現代社会(明治以降の日本)批判の色を濃くしている、といったところであろう。
          江戸しぐさの話題は以上なのだが、70年代に岩波書店で翻訳されたミヒャエルエンデの童話「モモ」の中で「時間泥棒」という悪者が出てくる。これは江戸しぐさの時泥棒と名前こそ似ているが、別に約束に遅れてきて時間を奪う泥棒ではなく、むしろ人々を忙しくさせる現代社会のシステムに一石を投じた概念であって、どっちかというとロハスにはこっちのほうが人気爆発している。


          http://www.amazon.co.jp/dp/4001106876

          商品説明
          冒険ファンタジー『はてしない物語』の著者であるミヒャエル・エンデが贈る、時間どろぼうと風変わりな女の子の物語である。文章のみならず、モノクロの挿絵までもエンデ自身が手がけた本書は、1974年にドイツ児童文学賞を受賞。小学5、6年生以上から大人まで幅広い年代の人たちが楽しめる、空想力に富んだ小説だ。 円形劇場の廃墟に住みついた、もじゃもじゃ頭で粗末な身なりをした不思議な少女モモ。黙って話を聞くだけで、人の心を溶かし悩みを解消させる能力を持った彼女のまわりには、いつもたくさんの大人や子どもたちが集まっていた。しかし「時間」を人間に倹約させることにより、世界中の余分な「時間」を独占しようとする「灰色の男たち」の出現により、町じゅうの人々はとりとめのないお喋りや、ゆとりのある生活を次第に失っていく。 本書は、時間どろぼうである「灰色の男たち」とモモの対決というスリルあふれる展開を通して、1分1秒と時間に追われる現代社会へ、警鐘を鳴らしている。たとえば、モモの友だちだったニノが「スピード料理」の店を始め、大繁盛しているせいで他人とわずかな世間話をする暇もないというように、時間を盗まれた人たちは、現代の私たちの姿そのものとして描かれている。昨今、モモのように際限のない時間の中で、空想をめぐらせ楽しむ生活はほとんど忘れられている。子どもばかりでなく、忙しい大人たちにも夢見ることの大切さを教えてくれる本だ。(砂塚洋美)
          内容紹介
          時間に追われ,落ち着きを失って,人間本来の生き方を忘れてしまった現代の人々.人間たちから時間を奪っているのは,実は時間どろぼうの一味のしわざなのだ….この一味から時間をとりもどし,人生のよろこびを回復させたのは,どこからか突然あらわれた無口な少女だった.時間の意味を問う異色のファンタジー. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。


          スピードや効率を上げるのはなぜかというと、時間を節約したいからである。だがスピードや効率で節約された時間を何に使っているのか?時間を節約するために、現代人はむしろ大切な時間を失っているのではないか?というのが、モモをはじめとするロハス野郎の問いかけであると解釈している。
          そういえば歌手の小沢健二が書いた「うさぎ!」っていう童話が、さわりだけ読んでも「灰色の男たち」ならぬ「灰色」っていう登場人物が出てきたりとモモにそっくりだったけどもあれはアリなのだろうか。ちなみに小沢氏の父親はドイツの昔話の研究家で9条の会で宇都宮健児を応援していた。
          小沢氏の父以外にもエンデとかシュタイナーの本を出しているドイツ文学者の子安美知子(ミヒャエルエンデはシュタイナー学校出身らしい)、ドイツ翻訳家の池田香代子も9条だ。てことでドイツと絵本と憲法9条とロハスの相性ばっちり具合が気になった。

          徹底比較*レベル別ほっこり

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            私の独断と偏見によってロハス・ほっこりの左翼度数を分類することにした。
            (左翼とは何か?・・・共産主義とか社会主義が好きな奴。自民党とはりあってブイブイ言わしていたけど冷戦が終わってからというもの見るかげもなく没落した。さまざまな宗派が存在するが、概して憲法9条をこよなく愛しオスプレイやアベ政治を許さないことで知られる)


            レベル1・スイーツ(左翼度10%)
            手本は米西海岸。白人のオシャな文化もしくは健康としてオーガニックを生活に取り入れる意識高い系の若人や富裕層。
            左翼度という点ではほぼ無視できる存在だが、雑に暮らす人々からしゃらくさい野郎としてたびたび攻撃に会う。


            レベル2・ほっこり(左翼度40%)
            北欧を崇めると同時に京都や江戸など和のテイストも好み、絵本のようなひらがなまみれの文章および○○舎○○手帖みたいなネーミングを多用する。このへんからサブカルチャー色が強くなり、化粧っ気がなくなる。
            マガジンハウスの雑誌に親しみ、女は「オリーブ」誌によってかってフランスに憧れを抱いた40代と、さんぽやかき氷の好きなゆるいノリのアラサー世代が存在する。前者は基本的に暮らし=料理やインテリアへの関心が高いが、けっこう金がかかるために100均で木の洗濯ばさみとか買ってナチュラル気取るモグリ野郎も少なくない。←ほぼ日手帳もセリアに代替品がある模様


            レベル3・ロハス(左翼度70%)
            手本はネイティブアメリカンや江戸。一般的にはエコ、環境に優しいくらいにしか認識されていないが、このレベルまでくると左翼やインテリがかなりの部分を占め、第三世界や捕鯨、スピリチュアルなどへの関心が高くなる。
            出版や広告代理店出身者が多く、ホワイトバンドCMやapバンクの例を出すまでもなく芸能界、特に音楽業界とのパイプが太い。そのため原子力発電所や大型の開発への反対運動で中心的な存在になっており、サイバー空間においては経済成長や科学的根拠を重んずる人々から放射脳として激しい攻撃に会う。
            好きなレジャーは登山。田舎に移住したり、農業や林業などサステイナブルな第一産業やNPOに関わる人も多い。


            レベル4・ヒッピー(左翼度90%)
            手本はネイティブアメリカン、アフリカ、縄文時代などの先住民系なだけあって、やたら浅黒く野性味のある風貌。男は髪やヒゲが伸ばしっぱなしで頭に何か布を巻いたりニット帽?をかぶることが多い。
            ある程度文明と折り合いをつけるロハスに比べ、ヒッピーは南の島で基地反対のかたわら自らしとめた獣の肉をさばくなどサバイバル生活を送り、謎の太鼓や笛(たぶん先住民系)に合わせて踊り出すこともある。ほとんどが左翼と思われるが、ごくまれに違うノリの人もいる。

            ほっこリスト

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              本屋行ったので春夏のファッショントレンドを把握すべく何か立ち読みしようとこころみたが、私がほぼ毎月読んでいるギャル雑誌のJELLYは置いていなかった。もしかして、またふろくにエモダの化粧品がついて品切れしてるのか?と思って調べてみたところ、やはり今月はチークやグロスがついてきていたらしい。
              JELLYが初めてエモダの化粧品(マニキュア4本)つけだしたとき、かわゆいしお得だなーと思って私も買ったことがあるのだが、塗りにくいわすぐはがれるわで全然使ってなく、かえって損した気分であった。それ以来JELLYが化粧品をつけていても買う気がないために、立ち読みできないぶんふろくうぜぇという不満を抱え続けている。
              しかしそのかわりといってはなんだが、ほっこりとした本をいくらか読んできた。いやでも読んだというか一冊につき1〜2分程度、適当に中を見ただけなので、内容紹介というよりはたんなるほっこり本のリストアップと思ってくれ。


              http://www.amazon.co.jp/dp/B01B4EHG5M/

              まづは次世代のほっこり界をになう女優・菊池亜希子が表紙の「オズプラス」。これは立ち読みじゃなく、カフェに置いていたので席で茶をしばきながらじっくり読んだ。
              本家であるオズマガジンは、よくある女の好きそうな食べ物屋とかを紹介する情報誌だ。しかしただのスイーツではなく、毎号山や写真やアートなどサブカルに造詣の深いKIKIを表紙に据え、丁寧な暮らしを提案している。
              私が見た限り、少なくとも4,5年前にはこの文化系女子路線になっていた。そしてオズプラスはその別冊的なポジションと思うのだが、今しがたアマゾンでバックナンバーを見てみたところ、石原さとみやらが普通にスタジオで撮ったような表紙で女子力とか言ってるし全然ほっこりしていない。
              だからたぶん私が読んだこの3月号から毎月菊池亜希子を表紙にして、ほっこりしようと決めたのであろう。この号ではわたしとノートと題し、メモ書きとしての手帳やノートの活用術を紹介していた。
              この雑誌は以前から手帳術を特集していたようでそのときはどんなテイストだったのか知りようがないのだが、今回読んだのは旅行や飲食店に行ったときの料理とかを色つきのイラストで几帳面に描いていたりかわゆいマスキングテープを貼ったりと「デジタル時代にあえて手書きのぬくもり」を前面に押し出していた。そういや、ほぼ日手帳もこういうクリエイティブな使い方が推奨されてなかったっけか。
              字も絵も下手でセンスない雑な私はその丁寧ぶりに尊敬すると同時に、見てるだけで面倒くせぇと思った。というか基本的に、ほっこりに対しては料理や裁縫の面で尊敬すると同時に、見てるだけで面倒くせぇといつも思っている。
              ところでこの本の中に私が今愛用しているダイソーにそっくりなモレスキンという手帳が載っていたのだけど、どうもダイソーがモレスキンをパクっていたようで、一部ではダイスキンと呼ばれているらしい。100円なのにハードカバーでゴムバンドもついてて、そのゴムも表紙と同じ色でオシャレだわぁと思っていたらパクリだったのか。


              http://www.amazon.co.jp/dp/4091037755/

              その菊池亜希子が編集長の「マッシュ」。こっちは立ち読み。
              蒼井優との写真が載っており、かき氷女優の豪華共演だと思った。旧世代ほっこりは北欧とかシナモンロールとかバタくさいこと言ってたけど、今をときめく文化系女子にはかき氷とかせんべいとか大福みたいにスタンダードなおやつが再評価されているに違いない。


              http://www.amazon.co.jp/dp/4592732839/

              私は子供のころ昔話や紙芝居などは普通に好きだったし、文字を覚えたり読んだりするのも早かったわりに絵本は苦手で大人から無理やり読まされてる感がかなりあった。その後クレヨンハウスの存在を知ったこともあって、絵本というジャンル自体が左翼じゃないのかと思い始め今に至る。
              大人なのに絵本が好き・・・という人はいつの時代にもいるが、漢字の読み書き能力があってそっちの方が絶対速く読めるのに、わざわざ抽象的でひらがなの多い文章を好き好むことに嘘くささを感じてしまう。今はどうか分からないが、かってほっこりといえばやたらひらがなが多い文章が特徴で、もしかして絵本を意識してんのか?と思っていた。


              http://www.amazon.co.jp/dp/B01BU6IY46/

              ほっこりと絵本の殿堂・クレヨンハウスから出ている子育て雑誌「クーヨン」に俳優デビューしたUAの息子が載っててシュタイナー教育を語っていた。シュタイナー教育って字が覚えられないとかいろいろ弊害があるらしいんだけども、この人がシュタイナー学校行き出したのってそんなに小さい頃からではなかったような気がする。


              http://www.amazon.co.jp/dp/4906817114/

              マーマーマガジンに男用が出ていて、男も靴下重ねばきとか言ってたらヤダなと思って手にとったら、ガチなヒッピー本だった。江戸とかふんどしとか言ってるし、この本に載ってるソーヤー海やテンダーといった人々はそんじょそこらのしゃらくさいほっこりとは違うよ。


              http://www.amazon.co.jp/dp/4906817505/

              ソーヤー海についてはこの人の本↑がマーマーマガジンの会社が出ていたのは知っていたのだが、マーマーマガジンも本格的にヒッピー化していたとは。温暖化ゴリ押し時に頻繁に名前を見かけた辻信一や鈴木菜央との対談もあるらしく、いづれ買って読むかもしれない。


              http://www.amazon.co.jp/dp/4906817084/

              いっぽうマーマーマガジンといえば手帳、まだ売ってて初めて実物見たけどうわちっちゃ。ってなった。前私が使ってたマーマーの手帳はペラペラでけっこう大きかったし、やたらカレンダーや何か自分を見つめ直す空白スペースが多くていろいろとムダに感じていたのだが、それに比べるとこっちは持ち運び用にいっさいの無駄をそぎ落とした感じがした。
              だからもしかすると去年見てたらこれ買ったかもしれない。ダイスキン気に入ってるからもういらないけど。
              ただアマゾンのレビュー見たら、以前からの愛用者には不評らしい。これとはまた別に自分を見つけなおす空白スペースの多い手帳が出てるみたいなのだけど、それが4000円とかで・・・たけーなおい。

              縄文にも気をつけろ

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                評価:
                坂本 龍一,中沢 新一
                木楽舎
                ¥ 2,052
                (2010-05-24)

                当ブログではかねてより江戸時代をエコで平和な理想社会とする説は明治以降の日本をおとしめようとする左翼の陰謀として注意喚起しているが、たぶん江戸だけではなく縄文もエコで平和な理想社会として左翼のあいだで人気爆発中だ。左翼と言う奴は、現代社会がかかえる戦争や女性差別、環境破壊といった諸問題に対し、インディアンなど先住民の暮らしにそのヒントを求めようとする傾向がある(江戸っ子大虐殺を提唱する越川禮子という左翼の婆さんも昔はインディアンを取材していたらしい)のだが、その未開社会の1つが縄文なのだ。

                縄文期は平穏? 暴力死亡率1%台 岡山大教授ら人骨調査から算出(山陽新聞 3月30日)
                http://www.sanyonews.jp/article/323392/1/

                縄文人の社会は争いが少なく平穏だった―。岡山大大学院社会文化科学研究科の松本直子教授(認知考古学)、山口大国際総合科学部の中尾央助教(科学哲学)らの研究グループが、全国の縄文遺跡で出土した人骨を調べ、暴力による死亡率を分析。欧米などのデータと比べ5分の1以下の「1%台」と算出し、英国の科学雑誌に30日発表した。  
                発掘調査報告書で、出土人骨の状態が確認できる国内242の遺跡から、成人の人骨1275体のデータを収集。13遺跡の23体に何らかの武器で攻撃を受けた痕跡があり、割合は1・8%だった。子どもも含めると0・9%まで下がる。岡山県内では津雲貝塚(笠岡市、国史跡)など5遺跡の113体のうち、船元貝塚(倉敷市)の1体だけ、胸部に石鏃(せきぞく)が刺さっていた。  
                欧米やアフリカでは、縄文期と同じ狩猟採集時代の遺跡から大量虐殺を示す人骨が発掘されるなど、暴力での死亡率が十数%を占める研究データがある。テロや紛争が頻発する世相と絡めて、人類学や哲学の分野で「戦争は人間の本能」との考えが広がりつつあるという。  
                今回の結果を、松本教授は「縄文期の日本列島は、狩猟採集できる食糧がまんべんなく分布し、人口密度も低いことから集団間の摩擦が少なかった」と分析。さらに「人類が必ずしも暴力的な本能を持ってはいないことも示す。戦争の原因を人の本能に求める風潮に再考を迫る一歩になる」としている。
                当時を考える上で重要な研究  
                山田康弘・国立歴史民俗博物館教授(先史学)の話 今回の成果だけで縄文期が平和だったと解釈するのは性急だが、当時の社会を考える上で重要な研究だ。気候が安定し、人口密度が低い土地では争いが起こりにくかったと想像し得る。地域間の比較など今後の研究の深まりを期待したい。


                ようするに未開から女系社会だったり、女がエッチだったり、戦争がなかったりといった左翼にとって良い感じの特徴を抽出して、家父長制だとか女が夫を建てるとかいったことが人類の歴史としてはいかに後天的に作られた文化かということを科学的に実証しているということなのだと思われる。 佐原真という考古学者も縄文が戦争していないという研究にもとずいて、人類は戦争を止められると今回の研究と同じようなことを説いていた。


                http://www.amazon.co.jp/dp/4000271148

                人類の歴史のなかで、戦争を始めたのはごく最近のこと。人間には「殺しの本能」はなく、戦争は必ずやめられる―。著者のこの主張の出発点には、弥生時代の集落で鏃の顕著な重量化を発見した若き日の研究があった。長く狩猟に使われた鏃が、なぜ武器に転じたのか。社会の変化を読み解き、世界各地での戦争の起源の考察へと発展した論考を収める。


                “ふんどし女子”が急増中? ハマる理由はコレだった!(日経トレンディネット 3月29日)
                http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1008498/032200207/?rt=nocnt


                久しぶりのふんどしステマ発見した。高樹沙耶(現・益戸育江)の影響でふんどし女子が急増中!とテレビに取り上げられていた2008年から8年も急増し続けているとなるとふんどし女子人口も相当なものになっているであろう。
                検索すると一時期ほどのステマはしてないみたいだけども、大島美幸も受賞したベストフンドシストという制度はまだあるらしいし、最近小田急グループが江ノ電にふんどしの中ずり広告を掲示したり、小田急百貨店でふんどしフェアーもしていたようだ。この派手な広報ぶりを見ると、いくらふんどし女子が急増中とはいえ元がとれているのか不思議に思う。
                で、何でいきなり縄文からふんどしの話題なのだろうか。私にもよく分からないのだが、かって高樹沙耶がふんどし大好きって言い出したのが縄文エネルギー研究所の影響(←大麻解放運動関係)ではないかと思ったからである。

                麻ふんどし(越中褌) - 縄文エネルギー研究所【弥栄の通販】
                http://www.yaei-sakura.net/iyasaka/

                麻 (あさ)
                麻(ヘンプ)は日本では昔からヨリシロと言われ、邪気を払い、神様を招く植物とされてきました。そのため「麻」に「大いなる」という意味の尊敬語が付き、「大麻」と呼ばれてきました。 麻は天と地、神と人、ヒトとヒト、モノとヒトをつなげ、結んでいく働きがあるヒーリング素材です。
                褌 (ふんどし)
                褌は日本人だけではなく、マヤ、インカ、エジプトをはじめ世界の先住民が愛用していた、体を締め付けず、優しく包み込んでくれる健康的な着衣です。
                麻褌 (あさ ふんどし)
                麻褌は人の生きる力(生命エネルギー)を引き出すもの。 麻褌が人々を光明に導き弥栄の世を生み出すツールとなるでしょう。 『世界中の先住民をみれば、ほとんどが褌であり、アースキーパーである彼らが、共通して褌を装着しているのは、宇宙船地球号の乗組員としての自覚と銀河意識の観点から、時空のサーファーとして、当然のことといえるのです。 さらに、素材は大麻(ヘンプ)が最適、大麻は天然繊維であり、化学繊維とは違い、地球や人体にとても優しいし、太古の昔から人類と共にあり、罪穢れを祓い、神事に使われ、伝統文化を担う神聖な植物なのですから、太陽と月の恵みをたっぷり浴びて育つ大麻の素直な特性は、生命力に満ちあふれているのです。』 (中山康直「奇蹟の大麻草」より)
                医学の発達とは逆に、現代人の免疫力はなぜこんなにまで落ちてしまったのでしょうか。 その理由を、西欧からもたらされた下着に原因があると指摘されている専門家がおります。ゴムと化学繊維で身体を締め付けるパンツは、無意識のうちに身体にストレスを与え、それが人の免疫力を、なんと20分の1にまで下げてしまうのです。
                麻文化の研究者である縄文エネルギー研究所代表・中山康直氏は、この問題を「ふんどし」が解決すると提唱されています。 さらに「ふんどし」には、「男女和合」「夫婦円満」をはじめとして、人と人のすべてのご縁を循環させる働きがあると力説されています。
                農業を営みながら助け合い、分かち合って生活していた昔の日本人は、みな「ふんどし」でした。 古き良き日本の共生社会を復活させるためにも、ふんどし文化の復興が望まれます。 ヒーリング・マテリアルである麻布の「ふんどし」で、心身ともにパワーアップしましょう。


                あと縄文かどうか分からないけど、ふんどし=ヒッピー・大麻の流れだと褌学会ってのもある。神山のアースデイで踊っていたグループか?

                褌学会 in OPEN HEMP GATHERING
                https://www.youtube.com/watch?v=wE5csp9yHC0



                これもサヨコオトナラとかUAとか書いてるのでヒッピー系のイベントと思われる。とにかく私の中では縄文とかいう奴はふんどしとか大麻とか反原発運動のイメージが強い。

                インフルにかかりたいだと?

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                  愚行にもほどがある!「インフルかかりた〜い♪」はなぜ罪深いか(messy 2月16日)
                  http://mess-y.com/archives/27137

                  今冬も、インフルエンザが猛威をふるった。筆者の子供が通う保育園でも、一月にクラスメイトの半数がインフル感染して欠席、しかもA型とB型どちらも同じくらいいた。昨年のうちに親子で予防注射は打っていたが(子供は二回摂取)、インフルにかかった園児たちも「予防接種はしていた」ものの、それでも感染して症状が出、欠席することとなったと聞いた。  
                  完全に感染を回避できないのに、なぜインフルエンザの予防接種を打つのか。筆者は、重症化をなんとしても避けたいため、抗体を獲得しておくべく打っている。特に幼児や高齢者には、インフルエンザ感染がほんの風邪症状にとどまらず、命に関わる重篤な疾患(脳炎や肺炎など)に進行してしまうことがある。だから感染は防げなくとも、軽症で回復するために打つというのがひとつ。そしてもうひとつ、「流行を防ぐため」でもある。集団の場(学校、職場、交通機関など)で誰も予防せずにいれば、ウィルスはあっという間に流行し、重篤者や死亡者が出てしまう懸念も強まる。個々に予防することで、流行を堰きとめることができるはずである。  
                  しかし「あえて予防してません。インフルにかかりた〜い♪」と、暢気なようで実は全然穏やかでない発言をする人々もいる。今に問題視されはじめたわけではないが、ホメオパシーなど代替医療を篤く信じ実践する方々の一部には、インフルエンザ感染で高熱などの症状が出ることを「浄化」「体のお掃除」「最高のデトックス」等と捉え、一度感染してしまえば(その型のウィルスにかんしては)免疫ができるということで、「早く感染しておきたい」と考える人がいる。また、「カラダとココロの状態が良ければインフルに感染しても症状が出ない」とし、レメディの服用や、心身を“整える”ことで基礎免疫力を高めておけば、予防せずとも感染することなく過ごせる、という主張も。  
                  ホメオパシーの真偽についてここでは取り沙汰しないが、では「予防せず、積極的にインフルエンザにかかりたがっている」彼らは、免疫力の低い人間や、ウィルス感染が命とりになるような人間についてはどう考えているのだろうか。何も考えていないのか。はたまた「日頃から鍛錬していない個人の自己責任」とみなすのだろうか?  
                  たとえば小学校に通い集団教育を受けているひとりの児童が、予防をせずインフルエンザに感染したとする。その児童は幸いにも全快したが、クラスメイトたち、そしてその家族にまで感染は広がってしまったとしよう。そのなかに、基礎疾患などがありワクチンを接種したくともできなかった児童や家族、免疫異常などの持病を持つ児童や家族、つまりインフルエンザ感染が命とりになりかねない人間が含まれていたらどうなるか。  
                  「インフルかかりたい」と能天気に発する当事者は健康体かもしれないが、自分がウィルスの媒介人となり、他人を巻き込む可能性について微塵も思い当たらないとしたら、愚かだとしか言いようがない。山奥で一人きり生活しているのではなく、社会集団のなかにいる以上、公衆衛生の概念に基づいて病気の予防に努める必要が出てくる。何を信じ実践するかは個人次第だが、その観点だけは決して忘れてはならない。


                  この記事を読んで、インフルエンザに積極的にかかりたい奴なんて本当にいるのか?と不思議に思ったが、適当にそれっぽい単語を組み合わせて検索するとインフルエンザ感染パーティに関するサイトがいくつか見つかった。感染パーティとは親が子供にガチの免疫をつけさせるために感染症にかかった子供とわざと接触する行為で、上の記事でもホメオパシーという言葉が出てきているように通常の医療を拒否するスピリチュアル野郎との関連性が指摘されることが多い。
                  しかし感染パーティって自然感染によって一生ものの免疫が得られる、あるいはその感染症が子供のうちにかかっておけば軽い場合にしか利点がないように思う。その点、インフルエンザって一回かかったらその型にはもうかからない。というたぐいの病気なのだろうか。
                  ウイルスの変異も激しいということなのでいちいち新しいバージョンが出るたびに感染してたらキリがないし、そもそも大人が風邪ですむいっぽうで子供のほうが重症化しやすいのであれば「子供のうちにかかっておく」のは危険でしかないように思える。上の引用記事によるとホメ野郎はかかったほうが良いとするいっぽうで「レメディを服用すれば感染しない」とする野郎もいるとされ、結局感染したいのかしたくないのか、すべてにおいて何してぇんだか意味わからない。
                  しかしめんどうくさいということとは別に、確固たる理由があってインフルエンザ予防接種を受けない層がいるのは事実だ。引用記事にも書かれているが、インフルエンザの予防接種は受けてもかかる奴が後を絶たないことと、かかっても大した奴があまり多くないことから有効性がないとしてもっぱら論争になっているのである。
                  その点はしか(麻しん)などは症状が重いうえワクチンの有効性が認められているために、インフルエンザとはまた違う理由で反対されている。はしかのワクチンは効くといってもやはり自然感染の免疫よりはシャバいらしく、ワクチンが効いてるあいだにガチのウイルスに接しないと確実な免疫は得られない。
                  しかし、近年はみんなはしかをワクチンで抑えているのでガチのウイルスに出会う機会がない。つまりある程度はしか野郎がいないと真の意味ではしかを予防できないというわけで、あえて感染源となることでブースター効果(免疫パワーアップ)に寄与しているというわけである。
                  またインフルエンザにしても麻しんにしてもワクチンというものは副反応がつきものであり、病気で注射すんならともかく、健康な人がかえって健康を損ねることになったら本末転倒だという問題提起が基本にある。90年代にはMMR(新三種混合ワクチン)が大きな問題となり、近年では子宮頸がんワクチンがその疑惑を向けられているところだ。
                  インフルエンザワクチンも製造していた化血研って会社のたびかさなる不祥事も、昨年末に一瞬だけ大きく報じられた。にもかかわらず、予防接種受ける派がもっぱらあんまり受けたくない派に対して頭おかしいホメオパシー野郎と同一視し、そのいっぽうでワクチンのネガティブ面をことごとく無視してしまうのには何の印象操作かと違和感しかない。
                  上の記事では予防接種を受けなかった奴が感染源となる例があげられているが、インフルエンザなら予防接種受けたくせに感染源になって「基礎疾患などがありワクチンを接種したくともできなかった児童や家族、免疫異常などの持病を持つ児童や家族、つまりインフルエンザ感染が命とりになりかねない人間」に広げてしまうことだって全然ありうるだろう。天然痘やポリオと違ってインフルエンザは予防接種で撲滅できるようなアレではないと思うので、ゼロリスクではなく手洗いやマスクで予防するなりしてウイルスと共生していくしかないのではないか。

                  怪しい古代史

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                    どうも江戸しぐさ捏造が話題になって以来、一部で古きよき日本をでっち上げるデタラメな右翼のイメージが顕著になってきているが、私は江戸しぐさ批判本を読んでなお、この手の歴史観は左翼の鉄板だという思いを強くするばかりであった。そして第二の江戸しぐさとの呼び声高くなり出したらしい縄文時代に対してもやはり同様の印象を抱いている。

                    第二の「江戸しぐさ」? 〜「自然と共生する、平和な縄文ユートピア」幻想批判(togetter)
                    http://togetter.com/li/936433


                    上のTwitterまとめ記事でも縄文と左翼の親和性について言及されたつぶやきがあるが、私的には完全にそっちのイメージしかなく、タイトルの「自然」「共生」「平和」ってのも反戦9条な地球市民ワードとしか思えない。右翼が縄文理想社会説をとるとすれば、縄文こそがガチのネイティブ日本人で朝鮮からきた弥生みたいなツリ目のなりすまし在日野郎は祖国にお帰りくださいってな感じなんだろうか。
                    ただ右翼にとって縄文とか弥生とかいう発掘調査にもとずく「科学的」な歴史区分は、天皇の万世一系ストーリーに比べたらあまり重きを置かれていないような気もするし、逆に言うと考古学には天皇うざいわぁー。ってなノリがそこはかとなく見受けられるということでもある。まぁ右翼や考古学はあまり詳しくないのでさておくとして、なぜ左翼なのかというとヒッピーで縄文とか言う奴がごくたまにいるのだ。
                    左翼にはいろいろな系統がいるが、反原発などで大活躍しているということではロハスやヒッピーが思い浮かぶ。これらの人々は物質文明に毒されたに現代を憂いており、理想を江戸や先住民やブータン人のような未開の「幸せ」「ハッピー」(物はないけど先進国より精神的に満たされているという意味)に求め脱成長をうたった。

                    たとえば辻信一という人類学者はキャンドルナイトやスローライフの仕掛け人的存在で、2000年代における温暖化ゴリ押しの重要人物である。江戸もまぁまぁ推してるけどどっちかというとネイティブアメリカンがメインであり、日本に紹介した南米の民話「ハチドリのひとしずく」が育鵬社・・・じゃなくて東京書籍の道徳にも採用されたらしい。
                    別に辻氏が縄文を紹介しているところは今のところ見たことないのだけども、西洋の侵略者に対する自然と共生しスピリチュアルに生きるサステイナブルな先住民への尊敬ぶりはニューエイジ系のあいだではごく普通に見られることであり、縄文人もそうしたイメージで語られているのではないかと考えられる。また江戸時代すばらしい論の本質が豊臣しぐさ(文禄・慶長の役)および明治しぐさ(江戸っ子大虐殺、植民地支配)批判であるという点に鑑みると、1つの時代を理想化するということは同時にその前後を最悪と位置づけていることを意味する。
                    すなわち縄文しぐさ大好きとは同時に弥生しぐさ嫌いである可能性が高い。では縄文と弥生の違いとは何なのだろうか?
                    昔習ったのは縄文と弥生は土器の柄が違う。そしてもう1つは稲作をしているかいなかである。

                    弥生時代に大陸から稲作が伝わり、それまで狩りやドングリ食べて気ままに暮らしてたのに、米のせいで持つ者と持たざる者の格差社会となった。弥生博物館資料(上画像)によると、「戦争が始まったのも弥生時代です」とのことである。
                    上に引用したTwitterのまとめ記事によれば、こういう縄文平和だったけど弥生は戦争って歴史観は佐原真という学者の影響であり、江上波夫の騎馬民族説に異論を唱えた人でもあるらしい。しかし慰安婦問題のようなごく最近でも論争になるのに、まだ謎の多い古代にまでさかのぼって特定の時代をたたえるのはちょいと早すぎやしないか。
                    いくら戦争や環境問題と戦っている左翼でも、稲作まで否定するような人はごくまれだろう。むしろ米や天皇など日本固有の文化を再評価するということのほうが多いために、縄文推しはあまり一般的ではないことをつけくわえておきたい。

                    縄っ子大虐殺

                    やよい軒ならぬ弥生犬


                    まっこり系

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                      クウネルとかいう韓流雑誌を立ち読みしてきた。


                      http://www.amazon.co.jp/dp/B019P1VY1S/

                      アマゾンのレビューでは炎上しているが、確かに今日びこの程度のほっこりだったら家の光ででも読めるんじゃなかろうか。何がそうさせるのか全体的にマガジンハウスっぽくない雰囲気であるし、元オリーブ少女(オリーブ熟女)を対象にしたにしては内容が老けている印象を受けた。
                      これでは熱心なファンからそっぽを向かれてもしかたがないかもしれない。しかし私はリニューアル前のもそんなに読んでいなかったため、レビューみたいな怒りはとくにわいてこなかった。

                       
                      http://www.amazon.co.jp/dp/B000E0L3LQ/

                      あと天然生活もチラ見したけどほとんど記憶に残っていないので、かわりにロハス雑誌「ソトコト」の地方移住そそのかしっぷりが年々パワーアップしてる疑惑に注目したい。どうも最近のロハスは温暖化削減よりも、各地方に伝わる特産物や伝統産業など昔ながらのていねいな文化をフィーチャリングしようという機運が高まってきているように思える。
                      ひと昔前なら地方移住は末期「銭形金太郎」のようなヒッピー野郎、もしくはリタイヤ後の「人生の楽園」になりがちだったが、最近のは人里離れた島や山奥に大都会から高感度な若者が入植してくる・・・そんなイメージを地方と広告業界がタックくんで既成事実化してる最中って感じがした。これは過疎対策だけでなく、グローバリゼーションなチェーン店で画一化されてしまった田舎に対するロハスなりの挑戦なのではないだろうか。


                      http://www.amazon.co.jp/dp/B00XVN1KD4/


                      http://www.amazon.co.jp/dp/B00XU0UH0A/


                      http://www.amazon.co.jp/dp/B0006U54PU

                      もともと東京志向が強かったメディアが地方の特色に焦点を当て出したのは「秘密の県民ショー」(2006年)が皮切りだったと思うが、その後AKBの支部ができたり方言の女をもてはやしたりと、2000年代後半は地方の中心街が衰退して独自色を失っていくいっぽうで地域活性化のニーズも高まっていったように見受けられた。そしてホワイトバンドなど何かと意識高い地球市民系プロジェクトにかんでいた中田英寿も「日本の文化をめぐる旅。日本文化再発見プロジェクト」と称して日本各地のていねいな手しごと(工芸家、酒造、旨いもの、宿、神社仏閣)などをたずね歩き出した。

                      Revalue Nippon
                      http://nakata.net/rnp/



                       
                      REVUALUE NIPPON PROJECTのしくみ(TAKE ACTION FOUNDATION)
                      https://www.takeactionfoundation.net/rn/

                      2009年にスタートしたTAKE ACTION FOUNDATIONの「REVUALUE NIPPON PROJECT」は、日本の伝統工芸・文化・技術などの魅力をより多くの人にしってもらう「きっかけ」をつくることで、伝統の文化の継承・発展を促すことを目的としたプロジェクトです。


                      この中田自分探しをプロデュースしているとおぼしきテイクアクションファウンデーションという財団は2009年に設立され、サイトの更新ぶりから見るに少なくとも2014年ごろまでは活動していたらしい。一時期中田がエステ会社のCSR(社会貢献運動アピール)としてテイクアクションのCMに出演していたこともある。
                      組織概要には、キャンドルナイトやホワイトバンドといった数々のロハスブームを仕掛けたマエキタミヤコも名をつらねていた。ホワイトバンドもそうだったがこういうので出てくる芸能人は人々の耳目を引くための客寄せ役であり、中田氏の場合は代表理事とはなっていても日本文化好きが高じてぶらりと旅に出た・・・というのはあくまでポーズで、じっさいは左翼や雑誌やテレビ局やスポンサーあってこそのビジネス自分探しなのであろう。


                      http://www.amazon.co.jp/dp/B002MQJDB2

                      ■特別記事:中田英寿の「Nippon Journy」
                      元日本サッカー代表の中田英寿氏、彼は世界の放浪を終え、日本に興味をもっています。
                      現在、日本を再発見すべく南から北上中。
                      そこで彼はさまざまな人やもの、風景に出会いながら、日本のよさを再認識しているところです。
                      そんな彼といっしょにDiscover Japanは協働することになりました。
                      彼の見て感じたことを誌面に紹介します。 


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